話しやすい人は婚活でモテる!親しみをもってもらえる5つの秘訣
【記事公開日】2025/4/18
【最終更新日】2025/4/18
目次
婚活において、「話しやすい人」という印象は、想像以上に強力な武器になります。人は「一緒にいて心地よい」と感じる相手に惹かれるからです。
この記事では、なぜ「話しやすい人」が婚活で有利なのか、そして、今日から実践できる「話しやすい人」になるための5つの具体的な秘訣を、分かりやすく解説していきます。
話しやすい人の特徴
まず、「話しやすい人」とはどんな人でしょう?周囲にいる「なんだかこの人とは話しやすいな」と感じる人を思い浮かべてみてください。
おそらく、明るく前向きで、礼儀正しい、爽やかな人だと思います。聞き上手で相手の会話を遮ったりせず、ハキハキ話すことができる、そんなタイプの人が男女問わず「話しやすい人」と言われるはずです。
話しやすい人が婚活でモテる理由
では、なぜ「話しやすい人」は婚活市場でこれほどまでに魅力的に映るのでしょうか? その理由は、結婚生活を具体的にイメージするとわかります。
結婚後も楽しく過ごせそう
結婚は、日々の生活の積み重ねです。ならば、日常的なコミュニケーションが円滑に進む相手のほうが楽しく過ごせそうですよね。例えば、ちょっとした出来事や感じたことを気軽に共有でき、沈黙が苦にならない関係は、心地よいもの。お互いの価値観や考え方も、よりよく理解できるでしょう。
また、誤解やすれ違いを防げるのも強みです。話しやすい相手であれば、溜め込まずにすぐに話し合うことができます。
相談しやすそう
人生には、嬉しいことだけでなく、困難なことや悩むこともたくさんありますよね。そんな時、一番近くにいるパートナーに気軽に相談できるかどうかは、非常に重要なポイントです。
話しやすい人は、「相談しやすそう」という印象を与え、結婚相手として大きな安心感をもたらします。「この人になら、弱い部分も見せられる」「打ち明けても受け止めてくれそう」という信頼感につながりますし、「大変だったね」「よく頑張ったね」と共感してもらえれば、一層安心感につながります。
周囲からの評判がよさそう
「話しやすい人」は、特定の相手だけでなく、その周りの人々とも良好な関係を築いていることが多いです。また、「いい配偶者がいる=その人もいい人に見える」なんてことも。
ご両親への挨拶もスムーズですし、家族や友人、職場の人などに紹介する際も、「この人ならきっと大丈夫」と自信を持って紹介できます。「話しやすい人」であることは、婚活において、将来の安定した幸せな結婚生活を相手にイメージさせる上で、非常に大きなアドバンテージとなるのです。
秘訣 1. 前向きで明るいイメージを意識する
「話しやすい人」になるための第一歩は、相手に「この人と話すと楽しいな」「なんだか元気が出るな」と感じてもらうことです。そのために、前向きで明るいイメージを意識的に作り出すことが重要になります。
ポジティブな発言を心がける
言葉には、その人の思考や感情が表れます。ポジティブな言葉を選びましょう。あなた自身の印象を明るくするだけでなく、会話全体の雰囲気をも良くする効果があります。
肯定的な反応や、「ありがとう」「嬉しい」といった感謝の言葉は、会話を弾ませ、相手に好印象を与えます。逆に「でも」「だって」「どうせ」といった否定的な接続詞や、愚痴、不平不満は、聞いている方を疲れさせてしまいます。意識的に使わないように心がけましょう。
ハキハキと明確に話す
どんなに素敵な内容を話していても、相手に聞き取れなければ意味がありません。自信がないように聞こえたり、何を言っているのか分かりにくかったりすると、相手はコミュニケーションにストレスを感じてしまいます。
相手が聞き取りやすい、落ち着いたトーンと適度なスピードを意識しましょう。少しだけお腹から声を出すイメージを持つと、声に張りが出ます。また、口をしっかりと動かすことで、滑舌が良くなり、聞き間違いを防ぐことができます。
逆に、やりがちな失敗としては「〜だと思いますけど…」「〜な感じで…」のように語尾を曖昧にすること。これをやってしまうと、自信がない印象や頼りない印象を与えがちです。
秘訣2. 品のある言動を心がける
親しみやすさと同時に、「品性」を感じさせることも、「話しやすい」かつ「結婚相手として魅力的」と思われるために重要です。馴れ馴れしさやだらしなさは、相手に不快感を与えかねません。日々の立ち居振る舞いや言葉遣いに少し気を配るだけで、あなたの印象は格段にアップします。
背筋を伸ばし礼儀正しい態度で
姿勢や態度は、言葉以上に多くの情報を相手に伝えています。猫背やうつむき加減は、自信なさげで暗い印象を与えます。
肩の力を抜いて胸を軽く張り、背筋を伸ばしましょう。堂々として見え、ポジティブなオーラが生まれます。
その上で、挨拶をしっかりする、時間を守る、適度に相手の目を見て、丁寧に対応するなど、基本的な礼儀作法を守れば、信用してもらいやすくなります。
清潔感のある身だしなみで好印象を
婚活において、第一印象は非常に重要です。そして、その第一印象を大きく左右するのが「清潔感」です。高価な服やブランド品である必要はありません。大切なのは、相手に不快感を与えない、手入れの行き届いた身だしなみです。
シワや汚れのない、TPOに合った服装を選びましょう。サイズが合っていない服や、奇抜すぎるデザインは避けるのが無難です。また、香水のつけすぎには気を配りましょう。
服だけに凝っても意味がありません。フケや過度な整髪料の匂いがキツイ髪の毛、伸びすぎた爪や汚れた爪、口臭や歯の汚れ、体臭。これはもってのほかです。
言葉遣いと笑顔が重要
丁寧な言葉遣いと自然な笑顔は、品のある印象を与え、コミュニケーションを円滑にするための強力なツールです。笑顔を見せることで、「あなたとのコミュニケーションを楽しんでいます」というポジティブなメッセージを伝えます。
敬語も重要ですよね。相手や場面に合わせた適切な敬語を使うことは、社会人としての基本であり、相手への敬意を示す上で不可欠です。
秘訣3. 自然体で裏表のない人になる
どれだけ明るく振る舞い、丁寧な言葉遣いを心がけても、どこか作られたような印象を与えてしまっては、相手は心を開いてくれません。「この人は本心で話してくれているのだろうか?」と疑念を抱かせてしまうからです。
誠実さをアピールする
誠実さとは、正直であること、約束を守ること、相手に対して真摯であることです。この誠実さが伝わることで、相手はあなたに深い信頼感を寄せ、安心して関係性を深めようと感じます。
時間の約束はもちろん、小さな約束事でもきちんと守る姿勢は、信頼の基本です。もし守れなくなった場合は、早めに誠意をもって連絡しましょう。もし間違ったり、知らなかったりすることがあれば、素直に認める勇気も大切です。等身大の自分を見せることが、結果的に信頼につながります。
愚痴や悪口は言わない
誰かの愚痴や悪口は、聞いている方を不快な気持ちにさせるだけでなく、「この人は裏では自分の悪口も言っているのではないか」という疑念を抱かせます。
他人の悪口を言う人は、「口が軽い人」「信用できない人」というレッテルを貼られがちです。大切な話やプライベートな相談をしようとは思われなくなります。
秘訣4. 相手の意見を肯定的に受け止める
人は誰でも、自分の意見や価値観を認めてほしい、理解してほしいと思っています。「話しやすい人」は、相手の意見を頭ごなしに否定せず、まずは肯定的に受け止めようとする姿勢を持っています。この受容的な態度が、相手に安心感を与え、本音で話せる関係性を築く土台となります。
柔軟な思考をもつ
自分の考えや価値観を持つことは大切ですが、それに固執しすぎると、他者の意見を受け入れる余裕がなくなってしまいます。自分と違う意見を聞いたとき、すぐに「それは違う」と否定するのではなく、「なるほど、そういう視点もあるのか」「あなたはそう考えるんですね」と、まずは相手の意見を一つの考え方として受け止めましょう。
知ったかぶりをする必要はありません。「それって、どういうことですか?」「もう少し詳しく教えていただけますか?」と素直に質問することで、相手は「興味を持ってくれている」と感じ、さらに話してくれるでしょう。
共感して安心感を与える
話すのが苦手な人でも今日から使える、最強のコミュケーションが「共感」です。
相手が感じていそうな感情を言葉にして返すことで、相手は「自分の気持ちを理解してもらえた」と感じ、安心感を覚えます。相手の話に合わせて表情を変えること(笑顔、心配そうな顔など)も、共感を示す重要な要素です。
「私も似たような経験があります」と自分の経験を話すことで、共感が深まることもあります。ただし、「隙あらば自分語り」というスタンスは嫌われますから注意が必要ですよ。
共感を示すことで、より深いレベルでのコミュニケーションが可能になります。
秘訣5. 積極的にコミュニケーションをとる
これまでの秘訣を実践し、相手に安心感や好印象を与えられるようになったら、次はいよいよ、あなたから積極的にコミュニケーションを図っていく段階です。
上手な褒め方を覚える
上級テクニックとして「褒め上手」を目指すという手があります。
誰でも褒められれば嬉しいものですが、効果的な褒め方を知っていると、相手の心をぐっと掴むことができます。例えば「素敵ですね」だけよりも、「そのネクタイの色、シャツと合っていてとても素敵ですね」「〇〇さんのそういう考え方、すごく尊敬します」のように、具体的にどこが良いと思ったのかを伝えることで、お世辞ではなく、本心からそう思っていることが伝わります。
積極的と馴れ馴れしいは別物
積極的にアプローチすることは大切ですが、その積極性が相手にとって「馴れ馴れしい」「距離感が近すぎる」と感じられてしまうと、逆効果になってしまいます。この2つの違いをしっかり把握しておきましょう。積極性と馴れ馴れしさの境界線は、相手への「尊重」と「配慮」があるかどうかです。
「積極的」とは
- 自分から挨拶をする、笑顔で接する
- 相手に興味を持ち、質問をする(プライベートには、踏み込みすぎない)
- 共通の話題を見つけ、会話を広げようと努力する
- 連絡先交換や次の約束を、相手の反応を見ながら提案する
- 相手への感謝や好意を、適切な言葉で伝える
「馴れ馴れしい」とは
- 初対面や関係性が浅い段階で、タメ口を使ったり、あだ名で呼んだりする
- 相手の許可なく、体に触れる
- プライベートな質問をしつこく聞く
- 自分の話ばかり一方的にする
- すぐに下の名前で呼び捨てにするあ
まとめ
今回は、「話しやすい人」が婚活でなぜ有利なのか、そして、誰もが「話しやすい人」になるための5つの具体的な秘訣について解説してきました。秘訣とはいいつつも、別に特別な才能や難しいテクニックではありません。日々のちょっとした意識と心がけで、誰でも実践できることばかりです。
もし「コミュニケーションが苦手で…」と感じているとしても、諦める必要はありません。今日から一つでも、できることから始めてみてください。小さな変化の積み重ねが、やがて大きな自信となり、あなたの魅力を輝かせるはずです。

再木 奈生
シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中