【婚活女性必見】結婚で妥協は必要?幸せを掴むポイントとは
【記事公開日】2025/2/13
【最終更新日】2025/2/13
目次
30代半ばに差し掛かり、結婚への焦りを感じていませんか?
婚活で理想の相手に出会えず、「妥協すべき?」と悩むあなたへ。親からのプレッシャー、同僚の結婚…焦る気持ち、よくわかります。ただ、理想を追い求めることは大切ですが、幸せな結婚には現実とのバランスも必要です。
この記事では、結婚相手を探す際に妥協すべきポイントと、譲れないポイントを解説。理想と現実を見極め、あなたにぴったりのパートナーを見つけるためのヒントをお届けします。
結婚に妥協は必要?
結婚を考える女性にとって、「妥協」は複雑な言葉です。「理想の相手と出会いたい!」という願いと、「現実的に、妥協しないと結婚できないかも…」という不安。実際、ある調査では、約68%の女性が「結婚には妥協が必要」と考えています(参考: https://www.fnn.jp/articles/-/722529)。
しかし、妥協は必ずしもネガティブなものではありません。それは、自分にとって本当に大切なものを見極め、幸せな結婚生活を実現するための、前向きな選択なのです。
結婚したいなら妥協も視野にいれた方が良いポイント5つ
理想の結婚生活を実現するためには、すべてを完璧に満たす相手を探すよりも、現実的な視点を持つことが重要です。ここでは、妥協を視野に入れても良いと考えられるポイントを3つ紹介します。
1. 年収・学歴
経済的な安定は大切ですが、高年収・高学歴だけが幸せの条件ではありません。重要なのは、将来の可能性と誠実さです。今は理想の年収に届かなくても、将来性のある仕事に就いている、努力家で向上心があるなど、成長が期待できる人なら、妥協する価値は十分にあります。
見極めるポイントは、
- 年収に見合った生活をしているか
- ギャンブルなど無駄な出費をしていないか
- 仕事に対して向上心を持っているか
などです。誠実に仕事に取り組んでいる人であれば、将来的に安定した生活を築ける可能性は高いと言えるでしょう。
2. 容姿
外見も結婚相手選びの要素の一つですが、最も重要なのは、清潔感と内面の魅力です。派手なイケメンでなくても、清潔感があり、優しさや思いやりが感じられる人であれば、一緒にいて心地よく、長期的に良い関係を築けるでしょう。
もちろん、生理的にどうしても受け付けない場合は無理をする必要はありません。しかし、外見だけにとらわれず、内面の魅力にも目を向けてみましょう。
3. 趣味
完全に趣味が一致する人を見つけるのは難しいものです。大切なのは、相手の趣味を尊重することと、共通の楽しみを見つける努力をすることです。相手の趣味に興味を持って話を聞く、一緒に体験するなど、歩み寄る姿勢が大切です。
ただし、趣味に過剰な時間やお金を費やしている場合は注意が必要です。特に、借金をしてまで趣味に没頭しているような場合は、将来的な生活に影響を及ぼす可能性があるため、慎重に判断しましょう。
4.結婚歴
自分が初婚の場合、相手の婚歴が気になってしまうのも頷けます。
ただ、離婚した理由はさまざまであり、人生経験として一回り成長する人も少なくありません。誠実さがあり、金銭面の不安がないのなら、婚歴がある人も選択肢の中に入れてみてはいかがでしょうか。
5. 出身地、居住地
婚活中の人の中には、頑なに出身地にこだわった相手選びをする人がいます。居住地も同様で、土地で相手を判断してしまう人は、今一度出身地にこだわることにどういう意味があるのかを再考してみる必要があります。
多くの場合、
・都会に住んでいる人がいい
・実家から独立している人がいい
・自分の住まいから近い距離の人がいい
といった理由で相手の出身地や居住地にこだわりを持っているようです。
このようなこだわりは、少しでも早く捨ててしまった方が、より出会いが広がることを覚えておきましょう。
妥協したら後悔するポイント5つ
結婚生活において、ある程度の妥協は必要ですが、妥協してはいけない、後悔する可能性が高いポイントも存在します。ここでは、妥協すべきではない重要なポイントを3つ紹介します。
1.価値観
価値観とは、人生において何を大切にするか、という根本的な考え方です。価値観が大きく異なると、生活のあらゆる場面で意見が衝突し、ストレスを感じることが多くなります。お金の使い方、子育ての方針など、人生における重要な選択において、価値観の違いは大きな障害となります。
話し合いで解決できる場合もありますが、根本的な価値観の違いは容易には変えられません。どうしても理解できない価値観を持っている相手との結婚は、慎重に判断する必要があります。
2.性格
「性格の不一致」が離婚原因のトップであることからも、性格の相性は軽視できません。もちろん、性格が正反対でも、お互いの違いを理解し、尊重し合うことができれば、問題なく結婚生活を送ることもできます。しかし、あまりにも性格が合わないと感じる場合は、結婚前に慎重に検討する必要があるでしょう。
3.ライフスタイル
ライフスタイルとは、日々の生活習慣や時間の使い方など、生活全般に関わることです。ライフスタイルが大きく異なると、一緒に過ごす時間が少なくなり、すれ違いが生じやすくなります。 例えば、一方が夜型の生活を送っているのに対し、もう一方が朝型の生活を送っている場合、一緒に食事をする時間や会話をする時間が限られてしまい、コミュニケーション不足に陥る可能性があります。結婚前に、お互いのライフスタイルについてよく話し合い、理解し合うことが重要です。
4.家族との関係、付き合い方
かたや、家族といつも一緒で、ビデオ通話したり物を送り合ったりする。もう片方は会いにいくことすらしない…こういったアンバランスさは、どこかでトラブルを呼ぶことがあります。「結婚前は付き合いがよかったのに、結婚してから法事にも来なくなった。結婚させたのは失敗だ」という話になると、夫婦どころか親までも不幸にしてしまうかもしれません。
5.家計の管理方法
お金の使い方は夫婦間でもっともトラブルになりやすい項目の1つ。お小遣い制にするのか、夫婦の会計をキッパリ分けるか、話し合いましょう。その上で無駄遣いをする、逆に過度な節約をしてしまうといった、家計管理でトラブルになりそうな様子がみられるなら、早めに話し合っておくのが吉。
幸せな結婚生活へのアドバイス
理想と現実のバランスを取りながら、幸せな結婚生活を送るためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?ここでは、具体的なアドバイスを2つ紹介します。
結婚後のリアルな生活をイメージした相手探しを
結婚はゴールではなく、新たな生活のスタートです。そのため、結婚相手を探す際には、結婚後の具体的な生活をイメージすることが重要です。どこに住むのか、どのような生活を送りたいのか、子供は欲しいのかなど、具体的な生活プランを共有できる相手を選びましょう。
価値観やフィーリングの一致を重視
幸せな結婚生活を送るためには、価値観やフィーリングが合う相手を選ぶことが非常に重要です。価値観が合わない人との結婚生活は、常に意見の衝突やストレスが絶えず、長続きさせるのが難しいでしょう。無理に合わせようとするのではなく、自然体でいられる相手を選ぶことが、幸せな結婚への近道です。
妥協するのは自分の成長と捉える
結婚相手に妥協する、というと人聞きはよくないのですが、人間的には大きな進歩です。「ただ結婚に憧れている人」から、「現実的に考えることもできる大人」に進歩するからこそ、結婚ができるようになるのです。
周囲からの評価も判断材料のひとつ
相手を選ぶ際は、自分の気持ちだけではなく、信頼できる周囲の意見もとりいれるようにしましょう。恋愛感情や利害関係を抜きにしてカップルを見てくれるため。当事者よりも冷静に相手を判断している場合が多いです。客観的なアドバイスは、どういったものであれ、ありがたく受け入れるべし。
まとめ
結婚は人生における大きな決断です。理想と現実のバランスを取り、妥協すべきポイントと妥協すべきではないポイントを見極める必要があります。「もっといい相手がこれから出てくるかもしれない」という考え方もきっとあるのでしょうが、「妥協して相手と自分に合格点をつける」ことはもっと大切ですよ。

再木 奈生
シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中