婚活の費用はどのくらいかかる?タイパの良い婚活方法も解説!
【記事公開日】2025/1/14
【最終更新日】2025/1/14
目次
婚活を始めようと思ったとき、気になるのはやはり費用面ではないでしょうか。「婚活って一体いくらかかるの?」と疑問をお持ちの方も、「できるだけ効率的に婚活を進めたい」と考える方も、きっと多いはず。
この記事では、婚活にかかる費用の内訳を詳しく解説するとともに、近年注目されている「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視した婚活方法についてもご紹介します。
婚活にかかる費用の概要
婚活には、アプリや結婚相談所の利用料から、パーティー参加費、美容やファッションにかけるお金、そしてデート費用まで、さまざまな費用が発生しますよね。あらかじめ予算を決めておきたいという方もいらっしゃると思います。
計画的に予算を立てることが、スムーズな婚活を進める上で重要です。ここからは婚活の手段別に、婚活にかかる費用の概要をお伝えしてきます。
【男女別】婚活アプリの利用料
手軽に始められる婚活方法として人気のマッチングアプリですが、男女で料金体系が異なる場合が多いです。
男性の婚活アプリの利用料
男性の場合、多くのアプリで有料会員登録が必要となります。料金は月額制で、3,000円〜10,000円程度が相場です。
アプリによって機能や料金プランが異なり、メッセージの送信数や相手の検索機能などに制限がある場合もあります。長期プランを選択することで、月額料金が割安になるケースが目立ちます。そのため、数ヶ月分のプランに申し込む方が結果としておトクになりがちです。
女性の婚活アプリの利用料
女性の場合、男性と比べて無料で利用できるアプリが多くなります。
しかし、一部のアプリでは、男性と同様に有料会員登録が必要な場合や、特定の機能を利用するために課金が必要な場合もあります。
例えば、メッセージの既読機能や、相手のいいね!数を確認する機能などが有料オプションとなっていることがあります。
さらに、女性も基本費用が発生するアプリも。例として、ハイクラスの男性とマッチングできるアプリや、高収入同士の男女がマッチングできるアプリがあります。
結婚相談所の費用
結婚相談所は、アプリに比べて費用が高くなる傾向がありますが、その分、手厚いサポートを受けることができます。費用は相談所によって幅がありますが、主な費用項目と相場は以下の通りです。
- 入会金:0~15万円
- 月額料金:4,000~20,000円
- お見合い料金(1回につき):0~10,000円
- 成婚料:0~20万円
データマッチング型の相談所は比較的費用が安く、一方で仲人型の相談所は高くなる傾向があります。仲人型は、専任のカウンセラーによる手厚いサポートや、お相手の紹介など丁寧なサービスが受けられるため、費用が高くなるのは当然と言えるでしょう。
だからこそ、結婚相談所を選ぶ際はサービスの質が大変重要になります。結婚相談所で婚活を考える場合は複数の企業へ相談に行き、自身の最も納得できる店舗を選ぶのがおすすめです。
婚活パーティーの費用
婚活パーティーにかかる費用は、パーティー1回につき0~4,000円程度です。ただし、大規模なパーティーや特別なイベントでは、1万円を超える場合もあります。
婚活パーティーの多く(7~8割程度)で、女性は無料または500円など格安で参加できる場合が多いです。男性は女性よりも料金が高く設定されていることが一般的です。
また旅行を兼ねた婚活ツアーもあります。主に日帰りのバスツアーで行われ、訪問先で複数の異性と出会うことができます。こちらは交通費などが発生するため、婚活パーティーよりも0が1つ多くなるくらいの料金がかかる場合がほとんどです。
美容代や洋服代の費用
婚活では、外見を整えることも重要な要素の一つですよね。美容院やエステ、メイクアップ商品にかかる費用、またファッションに気を使って洋服やアクセサリーの購入もしたくなるはず。やはりお金がかかります。
これらの費用も婚活費用の一部。ここは投資と考え、計画的に予算を立てることが大切です。個人差はありますが、月数万円程度を目安に考えると良いでしょう。
デート費用
マッチング後のデートには、食事代やアクティビティの費用がかかります。すべての男性が「奢って当たり前」と考えるわけではないため、女性でも、あらかじめデートの場所や内容によって費用がかかるものと思っておきましょう。相手とのコミュニケーションを取りながら予算を考慮することが大切です。
初回のデートでは、カフェランチなど比較的リーズナブルな食事を選ぶことが多いようです。お気に入りのお店をリストアップしておくと、モテ度を高めながらデートの予算を予測しやすくなり、おすすめです。
高い婚活費用の節約術
ここまで、婚活にいろいろなお金がかかるということをお伝えしてきました。物価や税金もこの数年で高くなり、かつてより負担感は強まっています。やはりいくつかの節約術は必要です。
婚活費用を抑えるためには、いくつかの工夫が考えられます。
例えば、デートにかかる費用自体の節約です。多くの出会いの中からパートナーを探すためとはいえ、今後発展するかわからない相手と会うたびにかかるデート代は、無視できない金額になることがあります。
できる対策としては、デートは自宅から近い場所にする、食事は夜ではなくランチにする、カフェでの会話を中心にするなど、真剣に交際するまではなるべく安価な場所を設定すると良いでしょう。
ただし、ケチりすぎると相手に悪い印象を与えてしまうこともあるため、場所選びは慎重に行いましょう。騒がしすぎるお店や、チェーン居酒屋などは避けたいところですね。
婚活サービスの利用料金も、やり方次第で削減できます。
各サービスが提供している割引サービスがあれば積極的に利用しましょう。例えば20代に向けた割引や、シングルマザーへの割引を用意する結婚相談所があります。また、アプリなら無料期間を活用する、婚活パーティーなら交通費のかからない近場を選ぶなど、工夫次第で費用を抑えることができますよ。
また転職・副業・フリマアプリなど、お金を増やす工夫も大切。婚活で自分磨きした分、キャリアアップを狙うという人生戦略も、アリなのではないでしょうか。
コスパからタイパ婚が主流に?
お金の節約のみならず、時間の節約もトレンドです。近年、時間効率を重視する「タイパ」という考え方が浸透しており、婚活においてもタイパを意識する人が増えています。婚活で「タイパ婚」を目指す場合、どうすればいいでしょうか?
タイパ婚なら結婚相談所が最適
結婚相談所には、本人確認を済ませて入会金を支払った「結婚を真剣に考えている人」だけが集まっているため、交際期間が比較的短く、効率的に結婚まで進む可能性が高いと言えます。
また、カウンセラーのサポートを受けながら婚活を進めることができるため、婚活中の無駄な時間を省き、効率的に理想の相手を見つけることができます。
婚活目的のマッチングアプリもおすすめ
結婚相談所ほど費用をかけずにタイパを重視したい場合は、婚活目的のマッチングアプリもおすすめです。
結婚を前提とした出会いを求めている人が多く登録しているアプリを選べば、効率的にパートナーを探せる可能性が高まります。
ただし、アプリの場合は、相手の真剣度を見極める必要があり、メッセージのやり取りが多くの異性との間で発生します。最初のメッセージから雑談、電話、デートの日程調整など、ある程度の時間と労力が必要となることも考慮しておきましょう。
まとめ
婚活にかかる費用は、利用するサービスや活動内容によって大きく異なります。重要なのは、自分の予算と目的に合った婚活方法を選ぶことです。
アプリであれば数千円から、結婚相談所であれば数十万円単位の費用がかかることもあります。
タイパを重視するならば、結婚相談所や婚活目的のマッチングアプリがおすすめです。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分に最適な方法を選び、計画的に婚活を進めていきましょう。婚活費用の総額は、個人の活動状況によって大きく変動するため一概には言えませんが、結婚相談所を検討している場合は数十万円を見ておくのが安心です。貯金を頑張りつつ、自己投資もして、理想の相手を探す。結構大変かもしれませんが、それで得られるものの価値はきっと大きいはずです。
この記事で紹介した情報を参考に、自分なりに計画を立ててみてください。
再木 奈生
シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中