婚活女性必見!結婚相談所の男性不足は本当?
【記事公開日】2024/11/22
【最終更新日】2024/11/22
目次
「結婚相談所で婚活を始めたいけど、男性が少ないって本当?」そんな疑問をお持ちのあなたへ。この記事では、結婚相談所の中の人が、巷で噂される「男性不足」について、詳しく解説していきます。
結婚相談所の男性不足の真相
結婚相談所は男性が少ないという噂がありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
統計データによる男女比の実態
多くの結婚相談所が公開している統計データによると、男女比は4:6〜6:4が多いようです。例えば、会員数9.1万人の結婚相談所「サンマリエ」の男女比は、男性48%:女性51%と、ほぼ同じくらいです。
「ツヴァイ」は会員10.2万人のうち、男性50.6%:女性49.4%と、こちらも同じ。「オーネット」会員は男性60%:女性40%としています。
これらのデータから、結婚相談所によって、男女比は異なりますが、全体でみると、男性が極端に少ないというわけではなさそうです。むしろバランスは取れている方なのではないでしょうか。
ただし、例えば、20代~30代の女性に人気の結婚相談所では、女性会員が多いため、相対的に男性会員が少なくなる傾向があります。また、地域によっても男女比は異なります。
都市部では女性会員が多く、地方では男性会員が多い傾向があります。これは女性のほうが東京に引っ越してくるため。総務省統計局の「住民基本台帳人口移動報告 2023年(令和5年)結果」を見ると、2023年の東京における「転入超過数」は男性3.1万人に対し、女性3.7万人と、女性のほうが地方から東京に出る動きが強いことがわかっています。
婚活市場における男性の動向
最近の婚活市場においては、男性も様々な方法でパートナーを探しています。結婚相談所だけでなく、マッチングアプリや趣味を通じた出会い、知人からの紹介など、より気軽な選択肢を選ぶ人もいます。
さらに、「結婚に興味がない」「子どもを育てなくてもよい」「パートナーと暮らしてはいるが、入籍はしておらず事実婚状態で構わない」という考えを持っている人も、珍しくなくなりました。こうした価値観の多様化も、男性の婚活方法に影響を与えています。
これにより、婚活市場に思ったよりも男性がいない、と感じてしまうのかもしれません。
男性は入会審査が厳しい場合がある
また、結婚相談所によっては、男性の入会審査が厳しく設定されていることもあります。結婚相談所が、結婚を真剣に考えている男性を集めるために、一定の基準を設けているためです。
例えば、正社員として雇用されていること、もしくは事業主であるなど、定職に就いていることを条件としている結婚相談所は珍しくありません。結婚相談所によっては、収入証明、独身証明書や卒業証明書などの提出を求められる場合もあります。年齢制限をかけているケースもあります。このため、結婚相談所の男性不足が起こるのでは、と思われているのです。
男性と出会うための結婚相談所選びのポイント
男性と出会うためには、結婚相談所選びが重要です。会員数や男女比だけでなく、その結婚相談所がどれほど真剣に成婚をサポートしているか、というのも重要な視点です。
会員数が多い結婚相談所を選ぶ
出会いのチャンスを広げるためには、まず会員数が多い結婚相談所を選ぶことがポイントです。会員数が多いほど、自分に合った男性が見つかる可能性が高まりますし、男女比のバランスも良くなります。
大手の結婚相談所は、全国に合計10万人前後の会員を抱えているため、出会いの幅が広がります。都心部はもちろん、地方でもオンラインとオフラインを組み合わせて、男性不足を感じさせない、魅力的な会員と出会える確率が高まります。
この際、チェックすべきは「結婚相談所の連盟に加盟しているか」。結婚相談所は1社ですべてのデータを持っているところもありますが、よりメジャーなのは「大小様々な結婚相談所が共通の会員基盤をいかして幅広くマッチングを行っている」というパターン。これにより個人でやっている結婚相談所でも10万人ほどの会員から紹介を受けられる場合があります。
仲人型の結婚相談所を選ぶ
会員数を把握したら、次は結婚相談所のスタッフさんが親身なところを選びましょう。
結婚相談所のなかには、データだけを見てお見合いを申し込む、マッチングアプリのような仕組みのところがあります。気楽かつ安価というメリットもありますが、より成婚を目指すなら仲人型の結婚相談所がおすすめ。
プロの仲人が会員の性格や希望を考慮して、適切なパートナーを紹介してくれます。これにより、男女比が多少崩れ、男性が不足していても、あなたに合った男性を紹介してくれるでしょう。
結婚相談所入会前に男女比を確認する
結婚相談所の男女比を確認しておくことも大切です。公式サイトなどで明確な根拠を持って男女比を公表できている結婚相談所が理想です。もしサイト上になくても、結婚相談所に足を運んで話を聞くことで具体的なデータを教えてくれる場合があります。
ぼんやりした数字しか出なかったり、男性会員が少ないとわかったりした場合は、他の相談所を検討するなど、自分にとって最適な場所を見つけましょう。
年代の割合も確認しておく
また、男女比だけでなく、自分の年代の会員がどれくらいの人数かを確かめましょう。結婚相談所でマッチングする多くは、年齢プラマイ5歳。同年代の男性が多い相談所を選べば、出会いの可能性が高まります。年代層はほとんどの結婚相談所のホームページ等で公表されています。
付け加えると、結婚相談所によっては、年代別の会員数を公開している場合がありますので、参考にしましょう。逆に「40歳未満」「シニア」など、年齢制限をかけている場合もあるので、情報収集をしっかりするのが大切です。
女性会員が取るべき戦略
ここからは、結婚相談所で男性と出会うために、女性会員が取るべき戦略を紹介します。
積極的に会ってみる
もし、加入した結婚相談所の男性会員が少ないと感じたら、待つだけでなく、積極的に会うことを心掛けましょう。結婚相談所では、パーティーやイベントが開催される場合もあります。積極的に参加して、出会いのチャンスを広げましょう。
男性が少ない=男性売り手市場の場合、男性は女性に比べてお見合いのオファーが来やすく、女性側が待ちの姿勢だと、積極性のある女性に好条件の男性を持っていかれてしまいます。
また、データを見て会うか悩むなら、お見合いを申し込んでおくのが吉。プロフィールだけでなく、実際に会ってみることで、相手の魅力を発見できる可能性があります。ただしお見合いの申し込み回数などで課金をする結婚相談所もありますので、条件はあらかじめ確認しておいてくださいね。
自分磨きで魅力を高める
自分自身を磨くことも、男女比関係なく大切です。男性が少ない結婚相談所ほど、男性に好印象を残せる所作が大切。趣味やスキルアップを通じて、自分の魅力を高めることで、男性会員の関心を引くことができます。ファッション、化粧といった外見のアップデートはもちろん、立つ、座るといった際の所作や、話し方、教養など、内面も磨くことでより魅力的な女性になることができます。
プロフィール作成に力を入れる
プロフィールは、自分をアピールする大切なツールです。このプロフィールがいい出来でないと、どれほど魅力的な女性でもお見合いの申し込みが来ませんし、オファーをしても無視されてしまいます。
まず、自分の個性や魅力をしっかりと表現しましょう。男性会員の目に留まる可能性が高まります。また男性側も初対面の女性と会うのは緊張するもの。「プロフィールに書いてあったあのことを話題にしてみたい」と思える表現ができると強いですね。例えば、趣味が旅行ならこれまで行ったことのある場所を載せてみる、など。「湯布院がお気に入りです」「中国で見た万里の長城がいまも忘れられません」「ドイツ旅行時、2泊3日でビールを5ℓは飲んだと思います」…そんな内容があると、初対面でいい会話のきっかけになるはずです。
そして写真も大切です。会う前の第一印象は、写真でほぼ決まってしまいます。スマホの自撮りよりも、プロのカメラマンに撮影してもらいましょう。不必要にアプリで盛ったり加工したりするのではなく、自然体で綺麗な写りの写真を使うのもおすすめです。
以下の記事もぜひ参考にしてください。
【例文付き】結婚相談所のプロフィールの書き方を男女別に紹介
まとめ
結婚相談所の男性不足は、全体的には深刻な問題ではありません。しかし、結婚相談所によっては、男性会員が少ない場合もあるため、結婚相談所選びは慎重に行いましょう。
申し込む結婚相談所が決まったら、あとは短期決戦。積極的に行動し、自分磨きを続けることで、理想の男性と出会える可能性は高まります。ぜひ、結婚相談所での婚活を成功させてくださいね!
望月 昭男
サンマリエ結婚カウンセラー(仲人)
カウンセラー歴25年