結婚相談所の入会審査で落ちる?入会資格や必要な書類を解説!
【記事公開日】2024/11/15
【最終更新日】2024/11/15
目次
結婚相談所には入会する際に「審査」があります。まだ一度も利用した経験がない方の中には、審査に落ちるのではないかと不安に思っている方もいるでしょう。
そこで今回は、結婚相談所の入会審査で落ちることはあるのか、入会資格や必要な書類には何があるのか詳しくご紹介します。
将来に希望が持てるような、理想の結婚相手と出会いたい方は、結婚相談所の審査に合格するためにも、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
入会資格について
結婚相談所には入会資格というものが存在します。まずはこの入会資格について詳しく説明していきましょう。
年齢制限
一般的な結婚相談所では、男女ともに20歳以上であることが条件です。中には上限を設けている相談所もあり、男性40代まで、女性30代までなど、年齢層を絞っているケースもあります。入りたい結婚相談所が見つかったら、まずは年齢制限の内容がどうなっているのか調べてみましょう。
独身者かどうか
どの結婚相談所も、法律上独身であることが必須条件です。事実婚や内縁関係、婚約中の場合も入会できません。隠して入会することはできませんので、現在のお相手との関係を必ず完全に解消してからご入会ください。
収入基準はどのくらい?
結婚相談所によっては、男性に入会資格として収入基準を設けている場合があります。相談所によって基準の年収は異なるため、収入基準がどうなっているのか、しっかりと調べておきましょう。
学歴や職業に制限はある?
結婚相談所によっては特定の学歴や職業を必須条件としている場合があります。医師や弁護士、公務員など、いわゆる「ハイスペック」と呼ばれる職業の会員を集めた結婚相談所も存在するので注意が必要です。職業はすぐに変えられないので、入会する結婚相談所を調べる前に、職業や学歴の条件についても調べておきましょう。
必要な書類について
では次に、結婚相談所に入会する際に必要な書類について詳しく説明します。入会時に慌てることのないよう、ある程度は事前に集めておくのがおすすめです。
身分証明書
運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど、写真付本人確認書類は必須です。期限が切れていると使えませんので、この機会に全ての書類を確認しておいてくださいね。
独身証明書
市区町村役場にて発行される独身証明書を提出することで、法律上独身であることを証明する必要があります。取得に時間がかかる場合もありますので、あらかじめ証明書を取得する方法を調べておきましょう。
収入証明書
源泉徴収票や確定申告書の控えなど、収入を証明する書類も結婚相談所に入会する際には必要となってきます。男性の場合はどの結婚相談所でも必須ですから、事前に準備しておいてくださいね。
学歴証明書
最終学歴を証明する書類として、卒業証明書や学位記を提出を求められる場合があります。必要かどうか事前に調べることは可能なので、できれば入会手続きの前に要不要をチェックしておきましょう。
資格証明書
医師免許や弁護士資格など、保有資格を証明する書類のことを資格証明書と呼びます。結婚相談所によっては、特定の資格保有者のみが入会できるプランが用意されている場合があり、その場合は証明書が必要です。
結婚相談所に入会する際に必要な書類については、以下の記事にも詳しく記載されています。入会を決めたら、こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。
結婚相談所の入会に必要な独身証明書とは?それ以外の必要書類も詳しく解説
入会審査で落ちる理由
結婚相談所の入会審査は誰でも合格するわけではなく、もちろん落ちる場合もあります。その理由は主に以下のとおりです。
書類不備や虚偽の申告
提出書類に不備があったり、虚偽の内容を記載していたりすると、審査に通らない可能性があります。提出前には必ず内容をチェックし、不備がないように提出しましょう。虚偽の内容を書いても簡単にバレないと思っている方もいるかもしれませんが、相談所は正しいかどうか内容をきちんと調べますのでバレます。
トラブルやクレームの過去
過去に結婚相談所やほかの会員との間でトラブルやクレームを起こした経験があると、入会を断られる場合があります。これはほかの会員を守るための措置ですから、「今回は大丈夫です」と言っても審査に通らない可能性があるので注意しましょう。結婚相談所に入会をしたら、ほかの会員や今後の婚活に悪影響を与えないよう、トラブルを起こさないよう注意してくださいね。
ローンが通らない
費用をローンで支払う場合はローン会社の審査があります。過去に延滞や自己破産などブラックリストに入っている場合は、ローンの審査に通らない可能性があるので注意が必要です。入会審査に通ってもローンの審査に落ちた場合、費用は一括で支払いとなりますので、不安な方はローン以外の支払い方法も用意しておきましょう。
年収が少ない、定職がない
年収が低い、または定職に就いていない方は、結婚相談所への入会を断られる可能性があります。不安な方は、まずどれくらいの収入があれば良いのか、結婚相談所に聞いてみましょう。定職に就いていない方は、できれば入会前に職を見つけておくことをおすすめします。
結婚相手を紹介するのが難しい
結婚相談所は、会員に結婚相手を紹介することを目的としています。そのため、結婚相手を紹介するのが難しいと判断された場合、入会を断られる可能性があるのです。この場合、審査に落ちた理由は具体的に知らされないかもしれません。もし連続で審査に落ちてしまったら、結婚に適していない理由がどこかにないか、一度考えてみましょう。
入会条件に達していない場合
もし入会したいと思った結婚相談所の入会条件を満たしていない場合は、以下の3つの点を参考に改善してみてください。
入会資格が少ない結婚相談所を選ぶ
結婚相談所によって入会資格は異なるため、比較的入会しやすい結婚相談所を探してみましょう。資格が多いほど審査落ちする可能性は誰でも高くなると覚えておいてくださいね。
借金の清算をしておく
ローンを利用する場合、借金の有無が審査に影響することがあります。事前に借金を清算しておくことで、ローン審査に通る可能性が高まるため、借金がある方は返済を検討してみてください。
ローン払いではなく現金払いにする
ローン審査に不安がある場合は、入会前に一括または分割で現金払いを選択できるよう、資金を準備しておきましょう。安全な支払い方法を選択したほうが、スムーズに入会できるのでおすすめです。
まとめ
結婚相談所は結婚に対して真剣に考えている方が入会しているため、その分入会するための条件や審査は、ほかの婚活方法よりも厳しめです。
厳しい分、スムーズに結婚まで進めるのが魅力ですから、審査に通るようにできる限りの準備をしておきましょう。
望月 昭男
サンマリエ結婚カウンセラー(仲人)
カウンセラー歴25年