「結婚相談所で結婚したら負け組」というのは時代遅れ!令和の結婚相談所の魅力
【記事公開日】2024/5/15
【最終更新日】2024/5/15
目次
- 「結婚相談所で結婚したら負け組」というのは時代遅れ
- 時代遅れな結婚相談所のイメージ
- 結婚相談所に登録している「負け組」の人ってこんなイメージ
- 時代遅れの「負け組イメージ」を覆す結婚相談所の進化
- ニーズに合わせた特化型結婚相談所が増えている
- 使いやすく改良されたシステム
- 連盟加入による他社相談所会員との出会い
- パーソナライズされたマッチングサービス
- 入会して後悔しない結婚相談所の選び方
- サービスの質と種類を比較する
- スタッフの質を重視する
- 提供されるサービスと料金のバランス
- 大手結婚相談所か、小規模の結婚相談所か
- マッチングアプリとの違いはある?
- 1.独身者しか登録していない
- 2.プロフィールに記載されている内容は自己申告ではない
- 3.婚活をサポートするスタッフがいる
- まとめ
「結婚相談所」に抱くイメージってどんなものでしょうか?「負け組」「妥協」「仕方ない」「最後の砦」…残念ながら、そういったイメージが根強く残っています。
しかし、マッチングアプリに負けず劣らず、結婚相談所もオンライン化が進み、数年前のイメージとは全く異なるサービスへ変貌、「まず結婚相談所」「積極的に結婚相談所を選ぶ」という婚活スタイルが当たり前になりつつあります。
「結婚相談所で結婚したら負け組」というのは時代遅れ
そもそもなぜ、「結婚相談所は最後の手段」と思っている人や、「入会するのは負け組」と思われるようになったのでしょうか。
時代遅れな結婚相談所のイメージ
一番の要因は、結婚相談所のイメージがこの数十年、変わらないままだったことでしょう。昔ながらの結婚相談所といえば、「自力で結婚相手を探せなかった人が、最後の砦として登録するところ」「世話好きな年配女性が、定期的にお見合い相手を紹介してくる」「店舗か郵送で、印刷されたプロフィールを見て、お見合いするかどうかを決める」「お見合いが決まったら、日時設定をし、担当者立会いの元でお見合いが行われる」…そんなイメージを抱く方が依然として多いのが実情です。
結婚相談所に登録している「負け組」の人ってこんなイメージ
イメージのなかの、結婚相談所に登録する情けない人とはどんなイメージでしょうか。「自力で結婚相手を探せない」「異性から見てまったく魅力がない」「まともに目を見て話せない」「連れて歩くのを躊躇するような外見」「話してもまともな会話にならない」「行き遅れ」…
ただ、この結婚相談所に「負け組」がいるイメージは、数年で見違えるほど変わりました。その一端をお伝えしようと思います。
時代遅れの「負け組イメージ」を覆す結婚相談所の進化
最近、ユニークな結婚相談所の広告を多く見かけるようになりました。ターゲットを絞った結婚相談所や、AIを活用した結婚相談所などなど。こうした進化は留まるところを知りません。
こうした改善により、結婚相談所に入会する20代の男女が、特に東京以外の地域で顕著に増えています。詳しく見ていきましょう。
(参考 成婚白書)
ニーズに合わせた特化型結婚相談所が増えている
ユニークな結婚相談所が増えています。漫画やアニメ、ゲームなどのオタクを対象とした婚活サービスや、ハイクラス・セレブ層向けの結婚相談所、婚活セミナーなどが充実した、スキルアップにつながる結婚相談所など。それぞれの結婚相談所の特色が知りたかったら、インターネットですぐに探すこともできます。
使いやすく改良されたシステム
一昔前、結婚相談所での紹介は、紙媒体が主でした。紹介状はすべて印刷したものが郵送され、「郵便物を家族に見られてしまった」「知らない人宛ての紹介状が誤配されてきた」などのトラブルもありました。
当然、検索機能もありませんので、自分の好みや希望をスタッフに伝えるのに苦労した人が多かったことでしょうね。ドラマなどで、アルバムに収められた会員の顔写真を見比べるシーンをご覧になった方も多いかも知れません。
しかし現代ではスマホが普及し、効率的かつプライバシーを守りながらの婚活が可能になりました。入会時の書類送付から紹介、相手探し、担当者とのチャットなど、アプリで簡単にすることができ、利便さはぐっと上がっています。趣味や好みを入力し、AIなどのアルゴリズムでより好みに近い人を紹介することもできます。
連盟加入による他社相談所会員との出会い
また、結婚相談所の「連盟」という仕組みも刷新されています。連盟は、他の結婚相談所との会員を紹介し合うことで、より利用者に合った結婚相手の候補を紹介するもの。主な連盟には「IBJ」「BIU」「JBA」などが存在します。
以前からこの連盟はあったのですが、今ほど使いやすいシステムではありませんでした。電話や郵便、FAXでの連絡が主体だったため、相手側の相談所にセッティングしてもらう場合は日数も多くかかっていたと言われています。
今ではオンライン化したこともあり、タイミングが良ければ当日中にマッチングが行われたり、相手のプロフィールをすぐに確認したりできるようになっています。
パーソナライズされたマッチングサービス
現代の結婚相談所のマッチングシステムは、条件やフリーワードで検索するだけではなく、AIマッチングや相性診断によるおすすめ機能など、あらゆる方面へのアプローチが可能になりました。より細かく柔軟に相手の条件設定ができ、理想の相手と出会える確率が高まります。
入会して後悔しない結婚相談所の選び方
いかがでしょうか。もはや結婚相談所は負け組のためのツールではなく、効率的に理想の人と結婚するための、新幹線や高速道路のような存在と言えるでしょう。
では、どうすればこのように時代に合わせた結婚相談所を選べるでしょうか。後悔しない結婚相談所の選び方を簡単に解説します。
サービスの質と種類を比較する
自分が欲しいサービスが提供されているか、どんな種類があるのかは予め調べておき、何店舗か、実際に結婚相談所に説明を聞きにいってみましょう。会員さんと、結婚相談所のスタッフやシステムとの間には、相性があります。実際に説明を受けると、本当に自分に合っている結婚相談所かどうかが比較しやすくなりますよ。
スタッフの質を重視する
対応してくれるスタッフの質も重視しましょう。社内に研修システムがあり、常に研鑽している結婚相談所は活気があり、スタッフもイキイキとしています。
逆に、他社を必要以上に悪く言ったり、不安をあおるような言い方、しつこい勧誘をしてくるスタッフがいる結婚相談所は要注意。結婚相談所はIT化が進んでも、人とのやり取りが欠かせないサービスですから、スタッフの質も要チェックです。
提供されるサービスと料金のバランス
結婚相談所で受けられるサービスの内容と、料金とのバランスがとれているか、自分が納得して支払えるかどうかが大切です。ただ安い、高いというだけでなく、どういった部分までサポートがあるか、お見合いや成婚時にどういった費用がかかるか、などもチェックです!
詳細はこちらの記事でも解説しています。
結婚相談所の料金はいくら? 内訳や価格相場を紹介【2024年最新】
大手結婚相談所か、小規模の結婚相談所か
規模の大小でも、結婚相談所の色がでます。
ただ、よく勘違いされるのは、大手も個人も「紹介される会員数」には差がありません。どこも何らかの連盟に加盟し、会員システムも進歩しているためです。
大手と小規模の違いは下記のとおりです。
・大手の結婚相談所
★セミナーなど自分磨きができるサービスが多い
★婚活パーティーやイベントの開催が多い
★提携している結婚式場やジュエリーショップなどがあり、成婚した時に割引が受けられる
・小規模の結婚相談所
★会員が少ないぶん、アットホームなサポートを受けられる
★相談回数に限度がなく何度でもできるなど、いい意味でマニュアルにはない臨機応変な対応が期待できる
★地域に根ざしており、身近な人からの評価を聞きやすい
マッチングアプリとの違いはある?
最近は、結婚相談所もマッチングアプリに近い機能を持つことがほとんどです。相手をさまざまな条件で検索し、お見合いをオンラインで申し込んだりできるようになっています。
最近はマッチングアプリも進化しておりますが、結婚相談所がマッチングアプリと決定的に違う点が3つあります。最後にマッチングアプリとの違いについて紹介します。
1.独身者しか登録していない
マッチングアプリの長所でもあり短所でもあるのですが、アプリをインストールすればすぐに始められます。既婚者でも簡単に会員登録ができてしまい、場合によっては浮気相手にされてしまうなどのトラブルに巻き込まれるリスクも。
一方で結婚相談所の場合は、独身証明書が入会時に必要です。これは本籍地のある自治体が戸籍情報を基に発行する、公的な証明書。入籍届を出していれば発行ができません。そのため、アプリよりも安心と好評です。
2.プロフィールに記載されている内容は自己申告ではない
マッチングアプリの年収欄は、真面目に入力する人と、しない人がいます。極端に言えば、無職でも年収1000万円を名乗る事ができます。そうでなくても、100万円くらいサバを読むことは簡単です。
結婚相談所の場合、入会時には本人確認書類、独身証明書以外に、収入などの各種証明書の提出が必要なため、プロフィールがより信頼できます。そのため、偽プロフィールの相手に騙されたり、サクラの被害に遭うことはありません。入会金が必要なため、結婚に本気な人だけが登録します。怪しい宗教やビジネスに誘うような人はほぼいないといえるでしょう。
3.婚活をサポートするスタッフがいる
最後に最大の違いとして、「サポートしてくれる人がいる」ということは特筆すべき点です。
マッチングアプリの場合、マッチングしても相手のプロフィール以上のことはわかりません。メッセージ慣れしていればやり取りや出会いにも繋がりますが、どういったメッセージが喜ばれるかなどのノウハウがまったくないなかで放置されることから、LINE交換にたどり着くだけでも一苦労。出会ってもそのあとすっかり連絡が途絶えてしまった、なんてこともあるでしょう。
結婚相談所の場合、相手にも自分にもカウンセラー(仲人)がいます。カウンセラーを通じて情報交換ができるため、どうしたらもっと相手にとって魅力的な自分になれるか、客観的なアドバイスを受けられます。無駄なメッセージや、急な連絡断絶などのストレスも殆どありません。
まとめ
「結婚相談所で結婚するのは負け組」これは、かつての「自然な出会い至上主義」のような考え方があったためと思われます。結婚相談所などのサービスに頼らず、自分の実力や友人のツテなどで理想の相手と出会うことが重要視され、いつしか結婚相談所は「負け組の集まり」のように思われてしまう結果となりました。
しかし、現代ではマッチングアプリの利用が当たり前となり、逆に自然な出会いを求める人の中にも、驚くほどイケメン・美女にも関わらず「負け組化」する人がいます。
結婚相談所の利用も右肩上がりで増加しています。なにかのサービスを頼った婚活は、もはや「負け組」のすることではありません。結婚相談所を使って、より賢い人生を歩んでみてはいかがでしょうか。