引きこもりがちで出会いがない!どんな婚活方法がおすすめ?
【記事公開日】2024/3/18
【最終更新日】2024/3/18
目次
普段、家からあまり出ない、引きこもり生活でも婚活がしやすい時代になっています。
「外に出るのは仕事か買い物、恋愛経験も少ないし、そもそも休みの日に積極的に外に出ていくことがない」…というプライベートを送っている人でも、オンライン環境が発達し、オフラインでのイベントが増えてきたことから、異性と出会い、成婚することが可能です。
今回はこうした引きこもりがちな人に向けた婚活方法について解説します。
引きこもりがちで出会いがない人の特徴
引きこもりがちな要因は、趣味がインドア派であったり、そもそも外に出るのが苦手だったりとさまざまあります。ただ、「引きこもりがち」=「出会いが少ない」という構図は今も変わりません。出会いのためには、徐々に完全な引きこもり生活から脱却して、外出する機会を増やす工夫が必要です。
出不精である
「外出がまったくない」のは婚活において非常に不利です。国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」では、出会うきっかけのうち「職場」「学校」「知り合い経由」が出会いの過半数を占めているとしています。
逆に、外出が極端に少ない場合、他人と出会うチャンスはやって来ません。昨今では自宅から出ずに映画やドラマを楽しめますし、日用品を届けてもらうサービスが増え、リモート勤務の仕事も増えていることから、多くの人にとって出会うきっかけは減っています。
会う約束をする友人が少ない
上記の項目と同じ理由で、友人が少ないことが出会いの少なさにつながっています。単純に友達がいない人だけでなく、気のおける友人が固定化され、毎回同じメンバーとばかり集まっている場合も、新しい出会いにつながりにくくなります。
自宅で楽しむ趣味がある
スマホのせいで、部屋から出ずに快適な生活を送れるようになりました。動画やゲームが趣味で、気がつけば2~3時間、ずっと同じゲームやアプリでゴロゴロ過ごし、いつの間にか夜!なんてこともあるでしょう。
ゲームや動画に興味がなくとも、手芸や音楽、イラスト制作など、自宅で楽しむ趣味を極めていくと、他人とのつながりは希薄になっていきます。
人と交流すると疲れる
ある程度、他人とコミュニケーションができ、一見コミュ力が高そうな人のなかにも、誰かと会話することでものすごくエネルギーを消耗している場合があります。
不特定多数が集まるパーティや懇親会などは早々に撤退して、二次会なんてもってのほか…という場合、出会いがあってもその場限りとなり、意外と出会いが少ない、なんてこともあるのです。
お金を使いたくない
給料がそもそも少ないという人だけでなく、お金に余裕があっても無駄遣いはしたくないという考え方の人もいます。
こうした節約家タイプの場合、余ったお金の多くは貯金や株、勉強といった投資に回すことが多く、浪費や負債になるような買い物はストレスにつながります。
ただし、浪費を一切認めないスタンスだと、髪型や服装、雑貨が最低限になり、なおかつ遊びらしい遊びもしないため、出会いのチャンスはなくなっていきます。
引きこもりがちでも婚活はできる?
こうした「引きこもり」の場合、全く外出せずに婚活するのは不可能です!オンラインの制度が整った結婚相談所でも、どこかで必ず会う必要があります。
逆に、引きこもりがちでも外出自体が苦でなければ、オンライン・オフラインを組み合わせた婚活が非常に有効になる場合があります。デートがリアルでも、結婚相談所の申込みや打合せ、マッチングアプリのメッセージなどは、自宅ですべて済ませることができるためです。
外出する頻度が少ない婚活方法は?
外出はしたくない、それでも結婚はしたい!
もちろん、そういった方に向いた婚活方法はあります。どこかで外出を挟む必要はありますが、比較的外出を少なくする婚活方法は多数存在します。
人と交流すると疲れてしまう人には結婚相談所
他人とやり取りするのが疲れるから引きこもりがちになってしまうという人の場合、結婚相談所がおすすめです。
マッチングアプリはやりとりしても会えるとは限らず、また、相手が確実に結婚に意欲的だという保証もないため、何回か会っても交際に進めるという確証がありません。
一方、結婚相談所には比較的結婚を意欲的に考えている人が多く登録しています。公的書類などをもとにした厳格な本人確認で、独身であるという証明もすでに取れています。結婚相談所によってはスタッフが相性の良い相手や出会いの場を仲介してくれるため、なんども外出を繰り返して余計な出会いの時間を取ったり、相手とやり取りしたりせずに済むのが、結婚相談所を活用するメリットです。
インターネットを使った婚活
マッチングアプリなどは、とにかく多くの人と実際に会う事が成功の鍵になります。平日はアプリでのやり取りを重ね、なんとか相手のLINEや連絡先を聞き出し、休日はしっかりした服やメイクを用意して、すべて出会いのために時間を使うという人も多くなります。仕事や趣味の予定が嵩んでいる場合、これが大きな負担になる可能性があります。
できる限り外出頻度を減らしたい場合は、インターネットの趣味サークルを利用するのも選択肢です。インターネット上でやり取りを重ね、お互いの好意を確認した上で会う事ができます。
また、趣味のイベントのために外出することは苦にならないという人の場合、一緒にイベントに出かけることで親密になりやすい傾向です。好きなバンドやアニメ、あるいはスポーツ、歴史、アートなどの分野で趣味が被ったら、イベントに一緒に行ってみるのも大きなチャンスです。
知人や親戚に結婚相手を紹介してもらう
実はインドアの人ほど、周りの人に予め声を掛けておくのは大切です。広い人間関係を持つ友人が周りにいたら、「自分と同じようにインドア派で休日はなるべく自宅で過ごしたいという相手がいたら紹介してほしい」と声をかけておきましょう。
2020年代に入り、オンライン環境は様変わりしました。動画配信サービスや宅配サービスが広がったことで、休日は自宅でゆっくり過ごしたい、という人も増えていることが考えられます。そうした人と接点がありそうな友人を見つけ、声を掛けてみましょう。
引きこもりがちな人の婚活のポイントは?
最後に、引きこもりがちな人が婚活を成功させるために大切なポイントをまとめます。
インドア派と出会う
婚活を通じて大切なのは、インドア派と出会う工夫をすることです。
相手も自宅にいるのが好きなタイプと出会うように心がければ、将来的に楽しい家庭生活が満喫しやすくなります。映画やアニメを思い切り楽しめる部屋や、ゲームを充分楽しめる書斎など、趣味に投資する理解も得やすいでしょう。
結婚相談所ではそのようにスタッフへ伝えておけば、インドア趣味の人に絞って相手を探してくれます。マッチングアプリでも趣味の欄があり、アプリによっては趣味ごとに異性をソートする機能があります。あわせて活用してみましょう。
なるべく外出に慣れる
そもそも自宅にこもりがちな人は、出かけたあと疲れ切ってしまいがちです。出かけるだけでも疲れるのに、知らない人と会うのはかなりハードルが高い時間と感じてしまい、どこかで婚活に限界が来ます。
まずは1人でも良いので、外に出て休日を過ごすようにしてみましょう。自然と身だしなみを気にする習慣がつくようになります。
興味の幅を広げる
興味の幅を広げることで、映画館、博物館、美術館、コンサート、スポーツ観戦など、でかけたいと自然に思うことが増えます。逆にこうしたイベントに足を運ぶことで、これまでなかった趣味が新しく増えることも。
まずは自宅でできる、雑誌やバラエティ番組での情報収集から始めてみるのが手軽です。
外見磨きをしてみる
引きこもりがちな人の中には、自分の容姿に自信がなく、なるべく一人でいたいから家に籠もっている、という人も含まれます。であれば、その容姿をよくするところから始めてみるのも効果的。髪型やファッション、メイクなどを変えてみましょう。運動習慣をつけるのもオススメです。
外見磨きのためには外に出る必要がありますし、新しい服や髪型をきっかけに、外に出やすくなるかも知れません。
婚活セミナーに参加してみる
婚活だけが目的なら、婚活セミナーもオススメ。こちらはオンラインで受講できるものもあり、他の手段よりも外に出る機会は少なく済みます。
今の自分をステップアップすることで自信がつき、積極的に行動できるようになります。
まとめ
引きこもりがちな人でも婚活ができます。インドア派でも結婚している人は少なくありませんし、かつてに比べて引きこもりやすい時代となったことで、インドア=後ろめたいという構図はほぼなくなったと言って良いでしょう。
ただ、家から一歩も出ずに結婚するのは現実的ではありません。地域のイベントや趣味の集まりなど、新たな場所に顔を出すことが大切です。家を出るところから、自分の服装や髪型、体型を見直すきっかけになり、婚活をスムーズに広げるきっかけとなります。