包容力がある人って?結婚相手として最適な包容力がある人を解説
【記事公開日】2024/1/9
【最終更新日】2024/1/9
目次
「理想の結婚相手」と聞き、「包容力のある人!」と答える人は多いもの。しかしひとくちに「包容力」といっても、具体的にどういったものか、ピンと来ないかもしれません。
今回は、包容力のある人とはどのような人か、また包容力のある人になるためにはどのような心がけが必要になるかを解説します。包容力のある人と付き合うためのテクニックもあわせてご紹介しますので、ぜひ最後までお目通しください。
包容力とは?
デジタル大辞泉によると、「過ちや欠点なども含め、相手のさまざまな点を受け入れることができる心の広さ」が包容力であるとされています。
性格面では、相手の趣味や価値観なども含めて受け入れてくれる優しさ、おおらかさが包容力の根源となります。
包容力がある人の特徴とは
包容力のある人とは、どのような特徴があるでしょうか?包容力のある人ほど、その性格が行動に出ます。その傾向をいくつかご紹介します。
すべてにおいて寛容
包容力のある人は、他人の違いや意見の相違を受け入れることができます。他人の立場や感情に理解を示し、決して相手の人格を否定することなく、個人の違いを尊重します。
あくまで例え話ですが、包容力のない人が納豆嫌いだった場合、「納豆を食べるなんて人間じゃない!」と思ってしまうもの。包容力があれば、「自分は食べられないけど、好きな人も多いよね」という考えを持ち、隣で納豆を食べても不満を口に出さない人…と、言えるのでは無いでしょうか。
共感力がある
包容力のある人は、他人の感情や状況に共感することができます。否定から入ることなく、しっかり相手の感情や気持ちに寄り添って、話を親身に聞いてくれます。
話をなんでも聞いてくれるため、つい話しすぎてしまったり、用事がなくても連絡してしまったりする友達が周りにいるとしたら、その人には共感力があるのかもしれません。
否定や非難をしない
包容力のある人は、他人を非難したり攻撃したりすることを避けます。
他人の間違いや欠点を理解することが上手で、イライラした態度を見せたり、不満を言ったりしません。指摘するときもオブラートに包んだり、冗談を交えたりと、相手を傷つけない話し方やオーラを持っていることがあります。
先入観を持たずに接することができる
また包容力のある人は、先入観を持たずに他人と接することができます。どんな人も、ステレオタイプに縛られることなく受け入れます。
好きな食べ物やファッション、果てには人生観や宗教まで、差別することなく他人とコミュニケーションを図れることから、交友関係が広い傾向にあります。
自分の感情をコントロールできる
包容力のある人は、自分の怒りや不満を上手にコントロールすることができます。
怒りに任せて暴言を吐き、相手に喧嘩をふっかけるようなことはしません。自分の感情に対して客観的で、どこまで相手のことを許せるかがクッキリしているため、上下関係があっても気さくに話しかけることができます。
相手の価値観を理解し受け入れられる
包容力がある人は、決して価値観の押し付けをしません。自分の物差しで物事を見るだけでなく、相手の立場や価値観を理解し、受け入れようと努力する姿勢が見られます。
男らしさ、女らしさ…といった紋切り型の価値観を押し出しすぎず、自慢話もあまりなく、主張も控えめ。恋愛においては奥手である場合があります。
包容力の身につけ方とは
包容力のある人は男女関係なく信頼されやすく、好かれやすい性格と言えます。自分にも包容力があれば、もっとモテるのに…と感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは包容力を身につけるいくつかの方法をお伝えします。
自分の感情をコントロールする方法
自分の感情をコントロールするには、感情が湧き上がってきた際に、自分がどう感じているのかを自問自答することが大切です。
コントロールが必要なタイミングの多くは「怒り」の感情がつきまとうもの。自分が何に怒りを感じており、それを発信したところで、なにかタメになることはあるのか?と、問いかけてみましょう。
感情が高ぶったり不安定になったりしたときには、ゆっくりと深呼吸をしたり、適度な運動やリラクゼーション法、十分な睡眠などを取り入れることが効果的と言われています。
相手の立場や気持ちを理解する方法
「相手がなにを考えているかわからない」という悩みも、恋愛や仕事などの人間関係で目立つものです。そもそも「共感」がなんなのか、ピンとこない人もいるでしょう。
そんなときは、相手の話に耳を傾けることが重要です。また聞くだけではなく、相槌や、適切な質問を投げかけることも効果的。決して批判的な姿勢ではなく、「自分だったらどうするか?」「相手はどう思うか?」など、相手の心の中を知ることで、より相手を知ることができます。
相手の価値観を受け入れる方法
相手の価値観を受け入れるためには、相手を非難したり批判したりすることを避けることが重要です。あわせて、自分自身の価値観や偏見についても反省しましょう。相手の価値観を受け入れるために、自分自身の偏見が障害となる場合があるためです。
ただし、相手の価値観があまりにも人道的、あるいは法律的にまずい場合は、受け入れないことも大切。相手に考え方を改めるように伝える勇気も必要です。
包容力がある人との結婚が幸せな理由
包容力のある人と一緒にいると、安心感があり、相談もしやすいため、とにかくストレスが少なく済みます。理想の結婚相手として、最適な人だと言えるでしょう。
ここからは包容力のある人との結婚が幸せな理由について紹介します。
話し合うことで自分を理解してもらえる
自分を理解してもらうためには、心を開いて話し合う必要があります。結婚してずっと一緒に暮らしていくと、どこかで必ず意見の食い違いが出てくるもの。食べ物や仕事観、住む場所、買う家、乗る車…そういった際にも包容力がある人は、相手の意見を聞いて、理解しようと努力してくれます。
夢や目標を応援してくれる
また、自分の支えにもなってくれます。転職や独立、開業などの夢を応援してくれますし、客観的に見て夢や目標が無謀な場合は、しっかりブレーキ役になってくれます。
辛いときの支えになってくれる
仕事で大きなミスをしたり、大切な人と別れたりなど、人生では悲しいことも起きます。そんなとき、包容力がある人は共感性も高さを活かし、本当に辛いときに親身に寄り添ってくれます。
アドバイスが欲しいわけじゃないけど、今の気持ちを知ってほしい…そんなワガママも、包容力の高い人はきっと許してくれるはずです。
喧嘩になりにくい
包容力がある人は感情をコントロールするのが上手です。自分勝手な理由で雰囲気を悪くし、気まずい空気をつくることは滅多にありません。包んでくれるような安心感で、いつのまにか喧嘩の原因がどうでも良くなってしまった、なんてことも。
包容力がある人との付き合いのコツ
包容力のある人は、ハッキリ言ってモテます。相手の包容力に甘えてワガママばかりだと、ライバルに魅力で負け、結婚には結びつきにくいでしょう。自分も包容力を身につける必要があります。
甘えすぎない
まず、なんでも許してくれる、受け入れてくれると思って甘えすぎないことが大切です。一方通行の愛情は相手にとって重たいもの。いくら包容力がある人でも、許容範囲を超えての甘えが度重なると、離れていってしまいます。
また、包容力のある人は普段から小さいことを我慢している場合もあります。たまには相手に甘えてもらえる努力が必要かもしれません。
自分も相手に歩み寄る
包容力がある人は、あなたの価値観を受け入れてくれます。とはいえ、もともとは価値観の違う人間同士。相手が受け入れてくれるからとなんでも自分が正しいというスタンスはNGです。ときには相手の意見も受け入れてみましょう。
とはいえ、例えば「今度のランチは和・洋・中どれがいい?」と聞いても、「合わせるよ」「なんでもいいよ」と言ってしまうのが包容力のある人あるある。控えめで意見の少ない人には、2択に絞って質問するのもアリです。「スープカレーとトンカツだったら、どっち?」と聞くのも、歩み寄りのコツです。
相手の話を聞く姿勢をもつ
包容力がある人は、あなたを理解しようと話をよく聞いてくれているはず。ときには自分以上に自分のことを理解してしまう、コミュニケーション能力がずば抜けて高い人もいます。
そんな相手だからこそ、話をしっかり聞くことも大切です。優しいからとついつい聞き流してしまったり、LINEの返信を遅らせてしまったりすることがあるかもしれませんが、良い付き合いを続けていきたいなら、相手へのリスペクトも忘れないようにしましょう。
まとめ
包容力とは心の広さです。なんでも話せて、安心できる人がいるだけで、日常生活も豊かになるはず。婚活においても重要な能力の1つです。
そのためには、相手を想う心を養うことが大切です。相手がされたら嬉しくなりそうなアクションはなにかを考えてみることが、包容力のある人との距離を近づける1つのヒントと言えるでしょう。