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女性の結婚適齢期は何歳?結婚のピークは「26歳」

女性の結婚適齢期は何歳?結婚のピークは「26歳」

【記事公開日】2023/12/21
【最終更新日】2023/12/25

みなさんは「結婚適齢期」について考えたことはありますか?
20代の折り返し地点に差し掛かると、急に周りの知り合いが結婚しはじめるようになります。毎週のように誰かの結婚式をSNSで見かけ、自分はいつまで独身なのか、不安に感じる…という人もいるのではないでしょうか。

実際、多くの女性が26歳で結婚を迎えるというデータもあります。一方で30代を超えて結婚する人も少なくありません。この違いはなんでしょうか?
今回は女性の結婚適齢期についてデータをもとに分析します。また、結婚適齢期が近づいたら知っておきたい、成功しやすい婚活方法について解説します。

結婚適齢期とは?

結婚適齢期という言葉は、結婚に一番適している年齢のことを指します。しかし、結婚適齢期そのものは時代の変化により徐々に変わってきています。

みなさんは「結婚適齢期」と聞いて、だいたい何歳くらいをイメージしますか?

1940年代くらいまでは、女性は16歳前後、男性は20歳前後で結婚するのが一般的でした。例えば「夕焼け小焼けの赤とんぼ~」でおなじみの童謡「赤とんぼ」は1921年に発表されたものですが、そのなかで「15で姐やは嫁に行き」という歌詞がありますね。

これが戦後の1950年代になると、女性は20歳前後、男性は27歳前後が結婚適齢期といわれるようになります。徐々に晩婚化が進みますが、1980~1890年代のバブル時代でも、25歳の女性を「売れ残ったクリスマスケーキ」に例える風潮があるなど、20代前半の結婚が多い時期だったようです。

女性の結婚適齢期は何歳?

では、令和になった現在の結婚適齢期はいつごろなのでしょうか?ここからは厚生労働省のデータをもとに、女性の結婚適齢期を分析します。

女性の結婚適齢期をデータから読み取る

婚期のデータは、「平均初婚年齢」と「初婚年齢の最頻値」の2つが存在します。

女性の平均結婚年齢は29.6歳ですが、実際にもっとも結婚する年齢である「初婚年齢の最頻値」は女性の場合で26歳であり、このデータから実際の女性の結婚適齢期は「26歳前後」であると考えられます。

参考:25歳の婚活は早い? 結婚相談所の利用がおすすめな理由

「結婚のピーク」と「平均初婚年齢」が異なる理由

「平均と最頻値でなぜここまで年齢が違うんだろう?」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。結婚のピーク年齢と平均初婚年齢に約3歳の差があるのは、高齢で結婚する人が平均を押し上げているためです。実際は27歳を過ぎると、年齢が上がるごとに結婚件数が大きく減少します。結婚を経験する女性のうち、30歳までに結婚する女性は約70%に達します。

参考:平均値と最頻値考察~「平均初婚年齢」と「初婚年齢の最頻値」の間には3歳から4歳の差~

早く結婚する女性が多い理由

多くの女性は26歳前後で結婚していきます。その理由はいくつか考えられますが、最も考えられるのは妊娠出産を視野に入れているためです。また、学生時代からの交際相手が社会人になり、経済的に自立したタイミングで入籍するケースも多いのではないでしょうか。

女性の結婚が早い地域は?

ただし、ここまでのデータは全国平均のもので、地域によって平均初婚年齢は異なります。ここからは女性の結婚が早い地域について紹介していきます。

統計データによる結婚年齢の地域差

2021年版「人口動態調査」の婚姻データをみると、女性の初婚年齢が比較的若いのは山口県、和歌山県(いずれも28.7歳)、続いて岡山県、鳥取県(いずれも28.8歳)でした。一方で東京都と神奈川県では女性の初婚年齢が30歳を超えています。

これは、地方での結婚が比較的早いことや、地域の慣習が影響していると考えられます。地方では住宅が広く安いため、結婚後にかかるコストは都会よりも低く済みます。

地域差が生まれる理由

そのなかでも西日本地域で結婚が早い理由はなんでしょうか。

あくまで仮説ですが、その土地で昔から早い時期に結婚する習慣があるなど、結婚の動機が都市部よりも強くなる傾向があると考えられます。

また、地方では教育や就業の機会が限られ、1人で稼ぐよりも若年で結婚し家庭に入るほうが、家計や世間体という面で有利になる可能性があります。

一方の都市部で初婚年齢が高い傾向を示すのは、女性の社会進出や経済的な状況などが影響していると言えます。
そもそも働く女性が多く、家賃も高いことから、「自分と釣り合う相手がいない」「そもそも恋愛に時間をかけられない」などの事情から、結婚相手に求められるハードルが地方よりも高くなります。

また、女性の高学歴地方から東京に出る人が多く、出会いの時期が遅くなりやすいことも一因と考えられます。

結婚適齢期を過ぎてからの婚活

30代に差し掛かってからの結婚が遅いということはありません。そもそも結婚願望がない女性や、プライベートよりも仕事を優先する女性が、30歳を超えてから急に結婚することもあるでしょう。また、婚活サービスは昔に比べて大きく進歩しています。結婚適齢期を過ぎたからといって全く出会いがなくなると思い込むのは間違いです。

結婚適齢期を過ぎた女性は相手選びに苦戦する?

結婚適齢期を過ぎた場合でも、昔に比べると出会いの機会は増えており、相手選びに苦戦しにくくなっています。

スマホの普及で、マッチングアプリが誕生しただけではなく、昔ながらの結婚相談所などの婚活サービスもこの10年で一般化しています。例えば、婚活サービス大手の「IBJ」では、婚活する会員が2018年から2022年までの4年で17000人近く増え、多くのカップルや夫婦が生まれています。

何歳でも結婚は可能

30代~40代女性も、年間数千人から数万人が結婚していることが国勢調査でわかっています。そのため、「結婚適齢期を過ぎたから結婚できない」という考えは大きな間違いです。

ただし、仕事や家事、出産においても若さは体力的に有利に働きます。年齢を重ねるごとに、どうしても出会える人数は少なくなってくるため、出会うチャンスは逃さないように積極的に行動することをオススメします。

結婚したいなら婚活をはじめよう

結婚したいと思うようになったら、婚活をはじめてみるのがオススメです。婚活パーティーやマッチングアプリなど、この10年で出会いの手段はとても多様化してきました。

結婚したいけど、なかなか本気になれず悩む女性も数多く存在します。そういった方には結婚相談所がおすすめです。仲人からアドバイスやフィードバックをもらいつつ、手間やストレスの少ない、効果的な婚活が可能です。

詳しくはこちらの記事がおすすめです。
はじめての婚活のやり方とは?婚活初心者はどうすればいいかおすすめの方法を紹介!

まとめ

女性の結婚適齢期は26歳で、多くの女性は20代で初婚を迎えます。一方で都市部では結婚年齢が遅くなりがちで、特に働く女性が増えていることから、これからも晩婚化は進んでいくでしょう。

だからこそ、「結婚適齢期を過ぎてしまった」「30代になってしまった」という理由で理想の結婚を諦めるのは早すぎます。結婚をただの憧れで終わらせず、結婚相談所などのサービスを駆使して、理想の未来を目指してみてください。

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記事監修者

再木 奈生

シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ

企業・教育現場において述べ100,000人以上の個別カウンセリングやスーパービジョンを実践中。
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中
監修者のコメント

女性が晩婚化していると言われている昨今ですが、女性の結婚年齢で一番多いのが26歳ということを、ご存じなかった方も多いでしょう。もしいずれは結婚、出産と考えているのなら、やはり20代のうちから結婚に向けて準備しておくことが大切です。

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