20代の若い女性に結婚相談所は早い?利用するメリットと注意点
【記事公開日】2023/11/15
【最終更新日】2024/4/17
目次
- 20代の若い女性に結婚相談所は早い?
- 結婚相談所に登録している20代女性の割合は?
- 「女性の結婚のピーク」と「平均初婚年齢」のずれ
- こんな人は結婚相談所の利用がおすすめ
- 現在結婚を考える相手がいない
- 男性との交際経験がない
- 子供をはやめに欲しいと思っている
- 若いうちに良い条件で結婚したい
- 20代女性が結婚相談所に登録するメリットは
- 20代女性は驚くほど人気が高い
- 「選ぶ」立場になれる
- 焦らず自分のペースで婚活ができる
- 入会費が安い
- 20代女性が結婚相談所で活動する際に注意する点は
- 「なかなか決められない…」という悩みをひとりで抱えない
- スペックよりもフィーリング、傲慢は絶対NG
- 入会費だけで決めない
- まとめ・20代の婚活は結婚相談所がベスト!
先日若い女性から、「20代で結婚相談所に行くのはまだ早いでしょうか?」という質問を頂きました。まだ周りで結婚相談所を利用している人がいなく、結婚相談所はどうしても結婚できないときの最終手段、という印象を持っていたようです。
しかし、「結婚」を真剣に考えるなら、20代から結婚相談所に登録することには大きなメリットがあります。若い女性というだけで婚活が有利になるだけではなく、将来の人生設計がしやすくなるメリットもあります。
詳しく見ていきましょう。
20代の若い女性に結婚相談所は早い?
結婚相談所に興味がある方の中には、「20代で利用するのはまだ早いのでは」と思っている方もいるのではないでしょうか。ではまず、20代の若い女性に結婚相談所は早いのか考えてみましょう。
結婚相談所に登録している20代女性の割合は?
サンマリエに登録している方の年齢を見てみると、全体の約12%程度とわかります。30〜39歳の方の割合と比較すると半分程度ではありますが、決して低い数字ではありません。また、女性は子供を産むことを考えると、できる限り早く婚活をしたほうが良いので、20代から結婚相談所を利用するのは早くはないのです。
「女性の結婚のピーク」と「平均初婚年齢」のずれ
以下の厚生労働省のデータを見ると、平均初婚年齢は夫で31.1歳、妻で29.4歳となっています。
人口動態総覧→https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai15/dl/kekka.pdf
しかし、「初婚年齢の最頻値」は女性の場合で26歳なのが現実です。そのため、男性と出会って数年後に結婚と考えると、20代で結婚相談所に登録するのは決して早くないと言えます。
初婚年齢の最頻値が女性は26歳というのがあまりピンと来ない方は、ぜひ以下の記事も読んでみてくださいね。
女性の結婚適齢期は何歳?結婚のピークは「26歳」
こんな人は結婚相談所の利用がおすすめ
結婚相談所に登録する若い女性は多く、結婚相談所サンマリエのデータによると、少なくとも5000人以上の20代女性が結婚相談所サンマリエに登録しています。およそ4万4000人の女性会員のうち、13%が29歳以下の若い女性です。(2022年度実績)
なぜ、若いうちに結婚相談所に登録する人がいるのでしょうか。「20代前半の若い女性なら、結婚相談所なんて行かなくてもいいでしょう?」と思う方もいらっしゃるかも。
そこで、実際に結婚相談所サンマリエで活動している20代女性に理由を聞いてみました。多くの回答があった理由から、順にご紹介いたします。
現在結婚を考える相手がいない
若い女性の中には、学生のうちから結婚に憧れている人が一定数いらっしゃいます。
しかし、職場の先輩や大学のOBのなかから、本気で結婚したい相手を探すのは難しいようです。同年代の男性側は結婚をまったく考えていない、あるいは恋愛や遊び相手として女性を見るケースが多々あります。
そのため、現時点では「結婚を考えられる相手が周りにいない」と感じている方も多いようです。
結婚相談所であれば登録している男性は結婚に対して真剣に考えています。実際に若いうちから結婚相談所を利用している方の来る決め手となった理由で最も多いのが「結婚相談所が一番安心して出会える」とだそうです。
もちろん婚活アプリや合コンなどの他の手段もありますが、結婚相談所は本人確認が厳格で、独身の証明が必要になるという点で他の婚活方法と大きく違います。
そういった20代の若い女性が、少しでも安全に出会いたい、あるいは結婚を考えている人とだけ効率よく出会いたいという想いで、結婚相談所に登録しています。
男性との交際経験がない
結婚相談所は、今まで男性と交際した経験がない方にもおすすめです。結婚相談所なら、婚活カウンセラーに出会いから成婚までアドバイスをもらいながら活動できます。
相手とのやり取りの仕方はもちろんのこと、デートのときの服装やメイク、どんな話題を出したら良いのかなどにも相談に乗ってくれるのです。交際経験がない方でも、結婚相談所であれば安心して婚活を進められます。
子供をはやめに欲しいと思っている
子供早めに欲しいと思っている方も結婚相談所に登録しています。
「出産適齢期が過ぎる前に理想の相手に出会いたい」「高齢出産した自分の親から辛かった思い出を聞き、自分はそうなりたくないと感じた」「自分がひとりっ子で、子どもには寂しい思いをさせたくない」などさまざまな背景から、収入が安定した男性と早めの出会いを求める20代の若い女性が来店されます。
たしかに、結婚相手に出会うまでに1~2年、そこから実際に結婚するまではさらに1~2年、さらに出産までに1~2年かかると仮定すると、20代前半のうちに結婚しておくほうが有利ですよね。
結婚相談所の場合は、男性会員は源泉徴収票や所得証明書などの収入証明書の提出が求められます。相手の職業や年収を把握した状態で出会える結婚相談所は、子育て願望のある若い女性にとって魅力的なようです。
若いうちに良い条件で結婚したい
「若いうちのほうが有利だ」「歳をとってから結婚できる自信がない」という考えの20代女性も、よく来店されます。
年齢が若いだけで結婚できるとは限りません。しかし、若い女性ほど、お見合いの申し込みが圧倒的に多い傾向なのは確かです。例えば、子育て願望のある男性や、20代の男性会員にとっては「若い」というだけで魅力が高まります。
若いほうが、よりハイスペックな男性からのお見合い申し込みの確率も高まります。「10年後にあのスペックの人に巡り合うことはまずないだろう」と感じる人からのお見合いの申し込みを狙うこともできます。
そのため、良い条件で結婚したいという女性にとって、20代の若いうちから結婚相談所に足を運ぶ価値はあります。
20代女性が結婚相談所に登録するメリットは
若い女性と赤い糸
20代女性が結婚相談所を利用する理由がわかったところで、20代だからこそ結婚相談所の利用で得られるメリットを見ていきましょう。
20代女性は驚くほど人気が高い
先述のとおり、女性は若いというだけでチャンスです。20代の女性は、20~50代とあらゆる層の男性から支持されます。
また、さまざまな層の人からアプローチがあるので、普段出会うようなことのないような方と出会えるかもしれません。良縁にめぐり逢いやすいのが、20代の若い女性が結婚相談所を使うメリットです。
「選ぶ」立場になれる
20代の若い女性が人気であることはすでに触れましたが、人気があるうちは、たくさん来る申し込みの中から会う相手を選べます。
さらに、女性会員のうち20代は13%。30代~40代に比べ、ライバルとなる同世代が少ないという面でも有利です。
自分でも好みの男性を探しアプローチももちろんできます。選ばれるのを待つだけでなく、自分で積極的に相手を選んでいきたいと考える女性にとっても、若さとライバルの少なさはメリットになります。
そのためでしょうか、結婚相談所を利用している若い女性は、スピーディーに成婚までたどり着くことが多いのです。
焦らず自分のペースで婚活ができる
もし結婚願望があるのなら、気持ちに余裕がある20代のうちから婚活をはじめたほうがよいでしょう。
周りが結婚しはじめてから焦って婚活をはじめたり、親に急かされてから考えるよりも、気持ちに余裕があるうちから婚活をはじめることで、妥協したり後悔したりしない、いい結婚相手選びができるのです。
また、「30代を超えて体力が衰える前に、出産や子育ての負担を一段落させたい」という声も多いようです。
もしうまくいかないご縁があっても、時間と気持ちに余裕があれば、「いい経験になったから、次はきっとうまく行く!」とポジティブに考えることができるでしょう。
気持ちに余裕を持って楽しみながら婚活できるのが、20代のうちから結婚相談所を使う大きなメリットです。
入会費が安い
多くの結婚相談所では、社会人になってまだ間もない20代限定の割引プランをを用意しています。
例えば結婚相談所サンマリエの場合、20代の方は初期費用が「3万円」割り引かれます。
プロのカウンセラーとしても、婚活に有利なうちに、家族として生涯一緒に過ごすパートナーを見つけて欲しいという想いがあります。良い将来に向けた投資として、結婚相談所をうまく活用してくださいね。
20代女性が結婚相談所で活動する際に注意する点は
さて、20代の若い女性が結婚相談所を利用するメリットを見てきましたが、入会さえすれば絶対に結婚できるというわけではありません。
ここからは、活動する際にどういった点に注意するのかを説明していきます。
「なかなか決められない…」という悩みをひとりで抱えない
せっかく運命の出会いがあっても、申込みが多くあると「ほかにもっといい人がいるかも」と、なかなか成婚しない人がたまに見受けられます。
次から次にお相手からのアプローチがあるなかで、相手をひとりずつしっかり見ること、そして決断力も必要となってきます。
相手を決められない時、ひとりで抱えこんで悩むのが、一番解決から遠い行動です。なんでも話せる友人や、結婚相談所のスタッフをつかまえて、どんどん相談してくださいね。
スペックよりもフィーリング、傲慢は絶対NG
思っているよりもずっとたくさんの男性からアプローチをされるかもしれません。すると、自分が特別なのかと勘違いをしたり、だんだん相手への理想が高くなったりしがちです。
さらに男性の見る目がないと、見た目や収入などのスペックだけで判断してしまうこともあります。
ただ、こうしたふるまいは「結婚できない女性」あるあるです。この先ずっと一緒にいるのですから、いつ変わるかわからないスペックで選ぶのではなく、人生観や性格など、簡単には変わらない価値観で自分に合う相手が見つけられるといいですね。
また、人気だからと傲慢な態度に出るのはNG。ひとつひとつの出会いを大切にせず、ダメ出しばかりしているようではいいご縁は生まれません。謙虚な気持ちでいることも忘れないでいてくださいね。
入会費だけで決めない
入会費の安さは先述の通りですが、安さだけで選ぶのではなく、サービスがしっかりしているか活動方法が自分に合っているかをしっかり確認をしましょう。
毎月の紹介人数や、検索人数の上限など、サービスの内容にも違いがあります。金額だけで選ばず、スタッフとの相性や、実際の婚活の流れなど、複数の結婚相談所を比較するのもいいですね。
まとめ・20代の婚活は結婚相談所がベスト!
20代というだけで有利というお話をしましたが、皆さんの以上に20代の期間は短いものです。
20代が過ぎ去ると、「早くに婚活を始めておけばよかった」と痛感するかもしれません。30代の多くの方は「気付いたらあっという間に30代になっていた」と言います。今しかない「若さ」を武器にしないなんてもったいないですよね。
時間にも気持ちにも余裕がある20代から結婚相談所で活動することによって、自分の理想に近いパートナーに巡り会える可能性が高まるかもしれません。気になる結婚相談所があれば、まずは気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
望月 昭男
サンマリエ結婚カウンセラー(仲人)
カウンセラー歴25年
結婚相談所に興味があるのに、まだ若いから早いのでは?と躊躇している20代の女性は意外に多くいらっしゃいます。結婚自体にまだ現実味がない、必要だとは思えない、というわけではなく「結婚したいのに相手がいない」という状態でしたら、20代前半で結婚相談所に登録するのは決して早くありません。どんなところか興味があるのなら、気になっている結婚相談所に詳しい説明を聞きに行ってみてはいかがでしょうか。