結婚相談所はお金の無駄？無駄になる人の特徴と上手に利用する人の大きな違い

「結婚相談所はお金の無駄だ」という人がいます。実際はカウンセラーと短期間で成婚を目指せる、結婚を前提に異性と出会えるなどのメリットを考えると、必ずしもお金の無駄にはならないのですが、ネットや周囲の知人から、結婚相談所なんてもったいないという意見を聞くこともあると思います。

では、なぜ「結婚相談所はお金の無駄」という意見が出てしまうのでしょうか？今回は、結婚相談所をお金の無駄だと思う人の特徴と、その理由を解説していきます。

結婚相談所のメリットとデメリット

まず、結婚相談所がどんな場所なのかご紹介します。

結婚相談所は、結婚したい男女に向け、結婚に向けたマッチングや、出会い・交際のフォローなどを行う場所です。また、入会するには審査があり、独身証明書や収入証明書の提出が義務付けられているため、安全に活動できるのもポイントです。

結婚願望のある人と効率よく出会える、仲人に出会いを任せられるため忙しい人でも使えるというメリットがある一方で、マッチングアプリや婚活アプリに比べて、価格は数倍高くなるデメリットがあります。

そのため、結婚相談所は敷居が高い、お金がかかるから最後の手段にしよう、などと考えられがちですが、実際は結婚相談所を最後の手段にする人のほうがお金を無駄にするリスクが高くなります。詳しくはこの後にご紹介します。

結婚相談所をお金の無駄という人の理由5つ

どういう人が「結婚相談所はお金の無駄」だと思うのでしょうか。ここでは、そう思う人の特徴をご紹介します。

交際相手に不自由したことがない

まず、結婚相談所などのサービスを利用しなくても、出会いの機会が多く、交際相手が選べる立場にある人があげられます。

例えば女性の場合、モデルやアナウンサー、キャビンアテンダントなど、ハイクラスの男性に出会う機会が多い職業や、男性の多い環境である程度の交友関係のある場合は、出会いに困ることがありません。

結果、結婚相談所を含む婚活サービスにお金を払う必要がなくなります。そのため「結婚相談所なんてお金の無駄」だと思ってしまうのです。

年収が低く婚活にお金をかけられない

学生やフリーランスなど、収入が少ない環境にいる場合、結婚したいと思っても婚活にお金をかけられません。

婚活サービスを使わなくても、衣服や身だしなみ、デートの交通費やプレゼント代が必要になるケースがほとんど。出会いや結婚のためには、より給料のよい職業を探す、親から援助してもらうなど、資金調達が必要になります。

以前結婚相談所でうまくいかなかった経験がある

結婚相談所で高額な費用を払って活動したのに思ったような結果が出なかった、という人は、結婚相談所はお金の無駄だと実感しているでしょう。

結婚相談所でうまくいかないのは、
・提供されているサービスが自分に合わない
・悪質な運営をしている結婚相談所だった
・理想が高すぎるなど自分になんらかの原因がある
・会員の質や数が優れていない
のどれかに当てはまっている場合が多いようです。

登録会員数NO.1の結婚相談所サンマリエでも、24%の会員は成婚に1年以上かかっています。男性とやりとりをしたり、自分を磨いたりする経験は今後の糧になるかもしれませんが、結婚が100%できることを保証する結婚相談所は存在しません。

結婚相談所で失敗したことがある人には、お金がもったいない場所だったと感じるでしょう。

高額なお金を支払ってまで結婚したいとは思わない

結婚意欲は人それぞれなので、中には「結婚をしたいとは思っているけど自然にまかせたい」という人もいます。例えば両親がお見合い結婚でうまくいかなかったという経験をお持ちの場合、成り行きで結婚したいと感じるでしょう。

このような人は、結婚するためにお金を払って活動することに抵抗を感じている可能性があります。

婚活の他にお金を使いたい

旅行やクルマ、インテリアやゲームといった趣味や、資格勉強や起業などの経験にお金を使いたい場合、婚活に使うお金を好きなことに回したいと考えます。

多くの場合、自分の楽しみや自分磨きに使うお金にはリターンが確約されています。婚活のように、お金をかけただけの結果が必ず出るわけではないようなことにはお金を使いたくないという考え方にも、一理あります。

結婚相談所での婚活は実はコスパが高い

結婚相談所を「最後の手段」にする人のほうが、お金を無駄にしやすいと冒頭でお伝えしました。

結婚相談所は、ほかの婚活方法に比べるとお金がかかります。しかし結婚後何年、何十年も一緒に生活する家族を見つけるための投資と考えれば、実はコスパが良いんです。

徹底解剖！結婚相談所 vs その他の婚活

では、なぜコスパが良いと言い切れるのでしょうか？費用面を考えてみます。

結婚相談所サンマリエの場合、料金は初回約10万～20万円＋月額1万6000円＋成婚料22万円の料金設定となっており、仮に1年間活動する場合、およそ50万～60万円かかります。（複数プランおよび割引制度あり。参加される方の状況により変動します）

一方で3年間、婚活パーティーやマッチングアプリ、合コンの飲み会などに毎月2万円出費していた場合は72万円。その間も服飾費・美容費がより多く発生し、時間も取られます。同じ時期に結婚相談所に行っていた人は入籍を終え、出産や自宅購入などができる段階であることを考えると、時間をお金で買う人こそ、婚活上手といえるのではないでしょうか。

お金を無駄にする人と上手に利用する人の大きな違い

結婚相談所はお金の無駄！と、ギリギリまで結婚相談所の利用を検討しない人もいます。しかし、これによる失敗談は数知れず。婚活が上手な人と失敗する人にはどういった違いがあるでしょうか。

無駄な出会いにお金を使ってしまう

結婚相談所を利用する人は、入会金や活動費を支払って婚活しています。遊び目的で支払うには高い費用であるため、真剣にパートナーを探したいと考えている人だけが参加しているといえるでしょう。

また、入会にあたって独身証明書や収入証明書などの書類提出が必要で、交際後に既婚者であることや職業を偽っていたことが発覚するといった無駄なトラブルを回避できます。

一方でマッチングアプリや合コンには、既婚者を排除する仕組みが存在しません。偽りの出会い、無駄な出会いに時間や交通費・飲食費を掛けるリスクが高まります。また、婚活パーティーの場合は参加に数千円かかり、参加回数次第では結婚相談所と費用感はあまり変わらなくなります。

そのため、相手を上手に選び、これは！という人に絞ってメッセージをやりとりしたりするスキルが必要です。

お金を節約した結果、婚活期間が長引く可能性がある

婚活上手な人は、婚活期間が短いです。結婚相談所を利用して成婚した人の活動期間は、6カ月から1年未満が多数。活動期間が短い理由は、結婚相談所で受けられる多くのサポートと無駄のない出会いです。

サポートがあるため、恋愛のステップをより確実に進めることができ、どのタイミングで結婚に向けた話題を打ち出すかなどを、過去の多くの会員の動きをもとにアドバイスできます。

一方でマッチングアプリや相席居酒屋などで相手を探そうとした場合、そもそも相手が既婚者などで結婚できない可能性もあり、また結婚できる状況でも、相手が結婚に真剣でない可能性があります。

ハイスペックな異性から選ばれない

結婚相談所サンマリエの場合、20代の女性会員は全体の約13%です。30代女性がメイン層である以上、20代というだけで強みになります。競争が少ない分、男性からお見合いの申し込みをより多く受け付けることができ、より良い条件の男性を早いうちに見つけることが出来ます。

30代～40代になると、競争が激化します。最後の最後で結婚相談所に駆け込んでも、若い異性とのマッチング率が下がり、結果として結婚相談所の費用が無駄になってしまったという失敗も。

まとめ│結婚相談所は生涯のパートナーへの投資

お金をかけない婚活方法は多数あります。一方で、それなりの金額を支払って結婚相談所に入会している人は、信頼できて経済的にも余裕があり、手軽な方法を選ぶ異性よりも誠実に映ります。

とはいえ、人の価値観はさまざま。お金の無駄かどうかは、最終的に個人の価値観です。特に、出会いが少なくなる20代後半からは、自分でアクションを起こすことが婚活成功のカギ。自分に合った婚活方法を探してみてくださいね。