結婚できない女性に共通する特徴7選と結婚しやすくなる方法を紹介
【記事公開日】2023/10/18
【最終更新日】2023/11/2
目次
「結婚したいけど、自分にはできない」と感じる女性が増えています。周りが認めるようないい人や、美人であっても、結婚を難しいと感じる人もいます。なぜでしょうか?
この記事では、結婚できない女性の特徴に加え、女性が「結婚できないかも?」と不安に感じる瞬間や、男性が結婚相手の女性に求める特徴、結婚できない女性が結婚するためのポイントを解説していきます。
未婚女性は増加している
女性の未婚率は40年前から年々増加しています。厚生労働省の調査では、30~34歳の女性の未婚率が1980年に10%未満だったのに対し、2015年には34.6%まで増加していることがわかっています。
年齢階級別未婚率の推移
未婚女性とひとくちに言っても、「結婚したくない人」と「結婚したいけどできない人」にわかれます。そのなかで、「結婚したいけどできない人」については、いくつか共通する特徴が存在します。
結婚できない女性に見られる特徴と共通点7選
結婚願望があるにも関わらず結婚できない女性に見られる特徴は、主導権が相手任せであることです。具体的な例を見ていきましょう。
1.婚活の意欲がない女性
女性の中には、「婚活するのは嫌!私は自然に出会って結婚したい!」と考えている方も一定数います。
自然な出会いに憧れるのは、誰もが一度は経験するもの。しかし、「そのうちきっと魅力的な男性と出会えるはず」と考え、行動範囲を全く広げようとしない場合は、結婚が難しくなります。
周囲から一目置かれるような綺麗な方であっても、なぜか結婚相手が見つからない…ということも。そういった方の多くは、自分から婚活に有効なアクションをしていない可能性があります。
男性会員のなかにも、「いまの生活環境に出会いがないから結婚相談所に登録した」という方が多くいます。現時点で結婚できていないのは、自分の行動範囲内に相性のいい異性がいないせいかもしれません。
奇跡が起きるのを待ち続けるのではなく、行動範囲を広げることで出会いのチャンスを広げましょう。
2.「相手は普通の人でいい」と考えている
結婚できない女性から、「相手は普通の人でいいのに」ということをよく聞きます。しかし、意外と「普通の人」の存在は貴重です。結婚相談所サンマリエの場合、男性会員の平均年収は600万円を超えており、過半数の方が大卒以上の学歴であるにも関わらず、です。
なぜでしょうか?
実は、普通の男性を求めて多くの条件をつけていくと、相手がなかなかの希少な優良物件だった、というケースが多くあります。例えば身長や、勤めている企業のレベル、年代などでソートした結果、競争率が高い相手ばかりが表示されるという現象が起きます。
競争率が高い相手の場合、多くのお見合いが持ち込まれます。その中で「普通の人”で”いい」という考えを持っている女性と、「この人が特別に良い!」と感じる女性が出てきた際に、男性会員はやはり自分への興味・関心をより強く持つ女性を選んでしまうのです。
少し厳しい表現ですが、「上から目線」を卒業しない限り、相手にとっても自分自身が「普通の人」に映ります。
「普通の男性でいいのに結婚できない」と考えている女性は自分が男性を選ぶ前に、自分が男性に結婚したいと思ってもらえるのかを一度見直してみましょう。
3.「結婚相手を自慢できるかどうか」で選んでいる
また、周囲に自慢できるかどうかで男性を選んでしまっているのも、結婚できない女性の特徴の一つです。
・友人の夫よりも年収が高い人じゃないとダメ
・自分や、親兄弟よりもいい大学を出ていないとダメ
・誰もが振り向くようなイケメンじゃないとダメ
・身長は175cm以上ないとダメ
・有名企業に勤めていないとダメ
などと男性をパートナーとしてではなく、自分を彩るアクセサリーとしてしか見ていないうちはその態度が相手にも伝わってしまい、男性から選ばれることはありません。
結婚は二人が幸せに暮らしていくためにするものであって、決して自分の承認欲求を満たすためにするものではないはず。自分の価値観で相手を探してみてください。
5.そもそも出会いが少ない
職場は結婚に繋がる出会いがとても多い場所です。国立社会保障・人工問題研究所が夫婦を対象に行った「配偶者と知り合ったきっかけ」の調査によると、結婚相手との出会いのきっかけのうち、職場や仕事で出会った人の割合は21.4%。既婚者の5人に1人は仕事場で相手と出会ったということになります。
参考までに、TOP5は下記のとおりです。
1位 友人・兄弟姉妹を通じて 25.9%
2位 職場や仕事で 21.4%
3位 学校で 14.1%
4位 ネットで 13.6%
5位 見合い結婚 9.0%
参考:第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)より「配偶者と知り合ったきっかけ」のうち、結婚が2018年7月~2021年6月のもの。
しかし、職業によっては男性がほとんどいない、という環境もありえます。職場に適齢期の独身男性がいないのであれば、行動範囲を広げる必要があります。友人や知人に紹介してもらう、結婚相談所の相談会に足を運ぶなど、新たな環境を作るような工夫が必要です。
6.自分の時間・趣味に没頭している
夢中になっている趣味があると、結婚は二の次になってしまう場合があります。特に、人とのつながりや交流のない趣味に深くハマってしまうと、出会いの機会は減っていくでしょう。
特に近年は、趣味の対象が急速に広がっています。例えば、従来のアイドルに加えて、YouTuberや2.5次元俳優、韓流、声優、配信者など、推しの対象になる存在が増えました。アニメも見放題が当たり前になり、ゲームの遊び放題も増えています。競馬やバイク、野球観戦など、かつては男性が多くを占めていた趣味も、男女共通のものになってきました。
このような女性は、結婚への憧れはあるものの、好きになれる男性になかなか出会えないという悩みを持っている人が多いのが特徴です。深い趣味を持っているなら、それを逆手に、オフ会などに参加してみては。あるいはオタク用の結婚相談やマッチングサービスを提供する会社を利用するのも手です。
7.運命的な出会いを期待している
ある日とつぜん白馬に乗った王子様が…そんなシチュエーションを待ち望んだことのある女性は多いのではないでしょうか。しかし多くの人にとって、これはあくまで空想上のお話。実際は、先述した「配偶者と知り合ったきっかけ」にあるとおり、知人のつてや、職場・学校など、日常的な接点が出会いの中心で、そうではない場合も、マッチングアプリや結婚相談所などでの出会いが多い傾向です。
運命の相手は、待っているだけでは訪れないと思っておきましょう。
結婚できない女性が結婚するための3つのステップ
ここからは、結婚相手を見つけるためにするべき目標設定の考え方をお伝えします。
1.いつまでに結婚したいか目標を明確にする
いい人がいたら結婚する、という考え方には要注意。結婚したいと思っているのなら、まずは『いつまでに結婚するのか』の目標を決めましょう。
ゴール地点を決めれば、おのずといつ婚活をスタートさせたらいいのか、いつまでに何人出会いたいのか、いつ結婚を前提の交際をするのか・・・などスケジュールがはっきりします。
また、目標を決めることでやるべき事がわかり、もやもやした気持ちがスッキリするのも大きなメリットです。
2.自分を分析し、理想の結婚相手を考える
理想の結婚相手とはどんな人でしょうか?高年収で、周囲に羨ましがられる顔と性格で、家事や育児に積極的で、親との同居や転勤がなくて…理想をあげたらキリがありませんね。
まずは自分を分析し、どういう男性が自分のことを結婚相手として見てくれるのかを考えてみましょう。例えば自分の周囲では、どういった異性と結婚する友人が多いでしょうか?身近な人ほど、自分に市場価値が近くなりやすいため、「現実的な異性のラインがわからない!」と思ったら、周りを参考に、自分の市場価値を分析するのがオススメ。
自分の市場価値と、自分にふさわしい相手がわかり、いわゆる「高望み」をしなくて済みます。
3.自分に合った婚活方法で積極的に行動する
婚活サービスは多種多様です。人それぞれに、合う・合わないがあるのが自然。どんなに頑張ってもうまくいかない、と挫折しないためにも、まずはぴったりの婚活方法は何か知る必要があります。
婚活方法については以下の記事を参考にしてみてください。
はじめての婚活のやり方とは?婚活初心者はどうすればいいかおすすめの方法を紹介!
まとめ
今回は、結婚できない女性に共通して見られる特徴についてご紹介してきました。
今回挙げた特徴に当てはまる女性は、現状のままだと結婚できない状態がさらに長引いてしまう可能性が高いです。
まずは、いつまでに結婚したいか、明確にすること。そして、日常生活においてどこを改善すべきかを見直してみてください。とにかく行動あるのみです!
再木 奈生
シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中
結婚したいのにできないと悩んでいる女性の多くは、行動できていないのが原因です。普段は職場と家の往復で、休日は同性の友人と女子会…このような生活パターンを続けていては、出会いがなくて当然といえます。現在交際相手がいないが結婚したいと考えたら、多くの男性と出会えるように積極的に行動してみてくださいね。