身長コンプレックス?背の低い男性が婚活を成功させるためのコツ
【記事公開日】2023/8/16
【最終更新日】2023/8/16
目次
「身長」をコンプレックスと感じていませんか?世間には背を伸ばすための食べ物やトレーニング方法など、商売目的の情報が溢れています。そのため、周りからの影響を受けやすい人にとって、背が低いことをことさらネガティブに感じてしまうかもしれません。
婚活においても、「身長がネックになるのでは?」と、不安を感じる方は多くいます。しかし結論、身長の低さをコンプレックスと感じる必要はほとんどありません。今回は身長にコンプレックスを抱える方に向けて、婚活を成功させるためのコツを解説します。
男性は何cm以下が低身長と言われるのか
そもそも、「背が低い」と誰が決めているのでしょうか。今回は、国別の平均身長をもとに考えてみます。
参考資料:平均身長の国際比較
・男性が低身長とされるのは何cm以下?
日本人の平均身長は、2005年のデータで171.6cmです。
日本の平均身長は欧米と比べて低い一方、東アジア・東南アジアのなかでは最も高いという結果でした。たとえばインドネシアの男性平均身長は161.8cm。日本で背が低いと感じる人も、インドネシアでは平均的か、ちょっと高いクラスに入るかもしれません。
また、個人レベルでも身長の価値観は変わります。たとえば家族みんなの身長が180cmだと、170cmでも低いと言われるでしょう。あるいは、沖縄県の平均身長は本土(内地)と比べ低く、170cmでも高身長扱いされる可能性があります。
日本国内で低身長を明確に定義した情報はありませんが、成人男性で低身長と言われる基準はおよそ160cm以下が当てはまってくるものと考えられます。
背が低い…身長コンプレックスの男性は婚活で不利?
婚活において、かつては背が高いほうが有利といわれてきました。たとえば1980年代から1990年代のバブル時代のステータスは「三高」(高身長・高収入・高学歴)。みなさんも両親から少しでも背が高くなったほうが良いのだと、牛乳などをムリヤリ飲まされてきた経験があるかもしれません。
しかし、現代において、背の高さ=婚活で有利という構図は当てはまりません。次の章で詳しく解説します。
婚活で女性が重要視している条件は?
内閣府・男女共同参画局の「令和3年度 人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書」によると、20~39歳の独身女性1453人が結婚前に相手に求めることは下記の結果となりました。
1位:一緒にいて落ち着ける、気を遣わない 64.4%
2位:価値観が近い 62.7%
3位:一緒にいて楽しい 49.7%
4位:満足いく経済力・年収 32.6%
5位:金銭感覚が近い 29.5%
過半数の女性は、なによりも心理的な面が重要であるとしています。一方で「容姿・ルックスに好感がもてる」という項目は8位で、22.1%。身長などの見た目を求める女性は、わずか5人に1人程度です。必ずしも身長にこだわる女性が多いわけではないことがわかりますね。
実際に婚活の現場での男性の身長に対する女性の声
一般的な女性は、男性に対して自分よりも高いことを望む傾向があります。実際に結婚相談所に入会する女性から言われるのが「自分の身長よりは高い男性が良い」ということです。身長にこだわる女性はたしかにいます。
しかし、マストだという女性はごく少数。結婚相談所では本人との打ち合わせを進めていく中で、身長を重視しないという意見に至る人も多いですし、先程の調査からも5名に1名の割合でしか、身長を含めた容姿の良さを相手に求めていません。
結婚を目的とする婚活では、それ以外の要素の方が重要視されています。婚活する女性にとって重要なのは、パートナーとの相性やコミュニケーション能力など。身長だけが婚活を不利にするというのは、大きな誤解です。
身長にコンプレックスのある男性が結婚相談所で相手を見つける方法
とはいえ、婚活で自身よりも背が高い男性と比べられることもあるでしょう。身長にコンプレックスがある方が結婚相談所で相手を見つける際、下記について意識することで、婚活の成功率が高まります。
・身長は正直に申告する
プロフィールなどに身長を盛って記載すると、会った時に違和感を覚える場合があります。特に普段、職場などで周囲に男性がいる女性の場合、実際に向かい合うと相手の身長はなんとなく把握できるものです。
かかとの高い靴を履くのも手ですが、交際後に日本料理店やお家デートなど、靴を脱がなければならないシーンは必ず来ます。気を楽にして、ありのままの自分でいるためにも、正直に身長を申告する素直さは大切ですよ。
・身長を自虐ネタに使わない
身長を正直に言うことは大切ですが、それによって自身を卑下するのは絶対NG。卑下している男性は女性に好まれない傾向にあるだけでなく、身長をネタに自虐されても、どう反応したら良いかわからないことが多いです。空気を重くするだけの可能性があり、リスクです。
・ルックスをアピールする
調査結果とは裏腹に、身長以外の見た目を磨いておくと、婚活を有利に進めることができます。身長で比較される相手のルックスが、必ずしも優れているとは限リません。本人の見た目が良ければ、ルックスをアピールすることで身長のコンプレックスを補えます。
お金をかけて、美容整形…というのは最終手段。まずは髪型や服装、持ち物に気をつける、清潔な身だしなみにするという基本的なことが大切ですよ。特に身長が低い場合、身長が高い人に比べ髪型や顔が目立ちます。寝癖や汚れのないようにしたいものです。
ほかにも、洗顔や歯磨き、筋トレ、画面が割れたスマホの修理、ちょっといい靴を履いてみる…意外と手軽にできることは多そうですね。
・誠実さをアピールする
男女共同参画局の調査にある通り、女性は男性との結婚生活において、居心地の良さや一緒にいて楽しいことを重視しています。
身長を後から伸ばすことは難しい一方で、話題の質量、コミュニケーションの方法、品格などは、ニュースメディアなどの書籍やネットなどから学ぶことでいくらでも改善できます。
・年収を上げる
身長がコンプレックスな場合は年収を上げることも婚活の成功に繋がります。ルックスを重視する女性よりも、経済性や金銭感覚を重視する女性の割合が高いためです。
参考までに、結婚相談所サンマリエの男性会員は、平均年収が604~664万円ほど。出世や転職などで額面収入を増やすことが大切です。
一方で、額面年収をすぐ増やすのは難しいですよね。そのため、副業や投資、家計の見直しにといった、資産を増やす工夫をしてみてください。一見お金持ちでも、余裕のない生活をしている人はいます。貯金や家計に余裕があるだけで、婚活の際の魅力になります。
・特技や趣味の分野が同じ相手にアタックする
特定の趣味や特技があれば、同分野の相手にアタックするのがおすすめです。趣味も価値観の1つ。一緒にいて、楽しいと思わせることができます。
それに、趣味を共有できる相手に身長は関係ありません。キャンプやスポーツ、ゲームなどのライフワークで響きあえる相手を見つけられれば、コンプレックス関係なく、いい相手に巡り会える確率が高まります。
まとめ:身長は婚活できない理由にならない
婚活において、背を気にする男女はたしかにいますが、気にしない人、身長の高さが婚活のマストではない人もたくさん存在します。いい相手に巡り会えない理由が身長にあるというのは大きな勘違いです。
一番もったいないのは、身長がコンプレックスなあまり、自身の魅力が伝わらなくなってしまうこと。身長が低くても器量が良い男性はモテる傾向にあります。例えば「嵐」のメンバーは国民的人気を誇りますが、平均身長は170cmです。
容姿などの外的要因にこだわりすぎず、中身を磨くことが、身長をコンプレックスに感じる人が婚活を成功させるための第一歩です。ありのままの魅力的な立ち振る舞いで、婚活に臨んでくださいね。