貯金がない男性は婚活で不利?女性が結婚相手に求める貯金額とは
【記事公開日】2023/1/27
【最終更新日】2023/9/5
目次
婚活している男性の中には、
「自分の貯金額が女性から見てどう思われているのか気になる…」
「貯金が少ないので、婚活で不利になってしまうかもしれない…」
このように、自身の貯金額が婚活でどう見られるのか気になる人も多いでしょう。
そこで本記事では「貯金がない男性は婚活で不利になる?」をテーマに、
・女性が結婚相手の貯金額を重視する理由
・女性が結婚相手に求める貯金額
・婚活男性が貯金をするために今すぐはじめたいこと
これらについて解説します。
独身男性の平均的な貯金額は?
まずは、独身男性の平均的な貯金額を見ていきましょう。20〜30代の独身男性の平均貯金額は、次の通りです。
・20代男性…約100万円
・30代男性…約300万円
20代の男性の中にはまだ働いていない学生も含まれており、将来への意識がそれほど高くない人も多いため、貯金額が少ないと考えられます。
一方で30代となると、仕事で重要なポジションを任されたり収入が増えたりすることから、貯蓄額も増える傾向があります。
もちろん貯金額は年収や事情によって個人差がありますが、平均貯金額よりもはるかに少ないという人は、お金の使い方を見直す必要があるかもしれません。
女性が結婚相手の貯金額を重視する理由
婚活をしている男性の中には「貯金が少ないから婚活で不利になってしまうかもしれない…」と不安を抱えている人もいるでしょう。
実際に、女性の多くは結婚相手の貯金額を重視しているため、貯金が少ない男性は結婚相手に選ばれにくい傾向があります。
では、なぜ女性は結婚相手の貯金額を重視するのでしょうか。ここではその大きな理由を3つ解説していきます。
結婚するのにお金がかかる
結婚するには、まとまったお金が必要です。
例えば、結婚式にかかる費用総額の平均は「292万3,000円」というデータが出ていることから、結婚式を挙げるだけでも非常にお金がかかることが分かります。
※参考:ゼクシィ結婚トレンド調査 2021
さらに結婚式だけでなく、
・結婚指輪や婚約指輪の購入
・新婚旅行
・新居への引っ越し
・新居の備品購入
など、あらゆる場面でお金が必要です。
そのため、貯金が少ないと「結婚式が挙げられない」「新婚生活をスタートする頃には貯金がなくなってしまった…」ということになりかねないのです。
結婚後は2人で家計をやりくりしていくため
結婚してからは、夫婦で家計をやりくりしていくことになります。
そのため、男性の貯金額があまりにも少ないと
「収入があっても全て使われてしまうのではないか」
「女性側の収入や貯金をあてにしているのではないか」
このように、結婚を考えている女性にとって大きな不安材料となってしまうのです。
子供のことを考えてお金を貯めておきたい
「子どものためにできるだけお金を貯めておきたい」と考えている女性は多いもの。
一般的に、子どもが20歳までにかかる費用は、2,000〜4,000万円程度と言われています。
参考:子育て費用の総額とは?就学までの子供一人にかかるお金と準備方法|貸金業務取扱主任者監修|消費者金融のベルーナノーティス【公式】キャッシング・カードローン
これだけ多くのお金を貯めるには、結婚前からの貯金額も重要になってきます。
また、働いている女性の場合、出産前後は休職せざるを得なくなるため、世帯収入が少なくなることが予想できます。
もし女性が休職したときに「貯金がまったくない」という状態だと、生活に余裕がなくなってしまうことも。
そのため、子供ができてからの生活を考えたときに、男性の貯蓄額を重視する女性は非常に多いのです。
女性が結婚相手に求める貯金額は?
女性が結婚相手の貯金額を重視する理由についてお話ししましたが、具体的にどのくらいの貯金額が求められるのでしょうか。
民間企業が実施したアンケートによると、20〜30代の独身女性が結婚相手に求める貯金額は「300〜500万円」が最も多く、次いで「100〜300万円」という結果が出ています。
〜結婚相手に求める貯金額は?〜
・50万円未満 … 1.5%
・50万円〜100万円未満 … 7.8%
・100万円〜300万円未満 … 30.4%
・300万円〜500万円未満 … 37.2%
・500万円〜1000万円未満 … 18.3%
・1000万円以上 … 4.8%
※参考:結婚相手に求める「貯金額」、独身女性の6割が「300万円以上」と回答|マッチアラーム株式会社のプレスリリース
結婚相手となる男性に求める貯金額は、女性の年齢や考え方によってばらつきはあるものの、「100万円以上の貯金額は必要」と考える女性は多いようです。
そのため「貯金が少ないけれど結婚したい」という男性は、まずは100万円を目標に貯金をはじめることをおすすめします。
貯金がない男性が不利になる点
婚活している女性の多くが男性の貯金額を重視しているため、貯金がない男性はどうしても不利になってしまいます。
ここでは、貯金がない男性が婚活で不利になってしまう点を、具体的に4つ解説していきます。
借金を疑われてしまう
貯金がない男性は、「借金をしているのではないか」と疑われてしまうことがあります。
たとえ貯金がない理由が借金ではなかったとしても、懸念材料になってしまうことは確かです。
特にある程度の年齢で「貯金がまったくない」という男性は、借金を疑われやすくなってしまうため、どうしても婚活で不利になってしまいます。
お金遣いが荒いと思われる
貯金がない男性は、お金遣いが荒いと思われてしまいがち。
結婚してからは夫婦で家計をやりくりしていくことになるので、お金遣いが荒い男性はやはり敬遠されてしまいます。
もちろん「貯金がない=お金遣いが荒い」と一概には言えませんが、収入のほとんどを何かに使っているということには変わりないので、女性を不安にさせてしまうことは確かです。
計画性がないと思われる
貯金額というのは将来への蓄えでもあるため、「貯金がない=計画性のなさ」と判断されてしまいます。
特に30代以上で貯金がない男性は、「将来のことを真剣に考えていないのでは…」と思われてしまうため、婚活で不利になってしまうのは仕方のないことと言えるでしょう。
結婚資金への不安
結婚式や新婚旅行、新生活の準備など、結婚には何かとお金がかかるものです。そのため貯金額の少なさは、そのまま結婚資金への不安につながってしまいます。
特に、結婚式の平均総額費用は約300万円と言われているため、貯金額が少ないと満足のいく結婚式が挙げられないことも。
また、引っ越しや新居で必要な備品の購入など、新生活の準備にも意外とお金がかかります。
そのため、これらの結婚資金をまかなえるほどの貯金がないと、どうしても婚活で不利になってしまうのです。
婚活男性が貯金をするために今すぐはじめたいこと
婚活を有利に進めるためには、やはりある程度の貯金が必要です。そのため「貯金がない」という男性は、ぜひ婚活を機に貯金をはじめましょう。
ここでは、婚活男性が貯金をするために今すぐはじめたいことを3つ紹介します。
収入と支出を家計簿で管理する
貯金をはじめるために、まずは収入と支出を家計簿で管理する習慣を身に付けましょう。
家計簿を付けることで不要な支出も見えてくるので、その分を貯金に回すことができます。不要なサブスクに加入したままになっていないかなど、しっかりチェックすることが大切です。
また、月々のスマホ代や保険など、高額な固定費から見直すことで支出を大幅にカットできることも。
不要な支出を抑えるだけでも、貯金できる金額はかなり多くなるでしょう。
財形貯蓄を検討する
勤務先の会社に「財形貯蓄制度」があれば、利用を検討してみると良いでしょう。
財形貯蓄制度とは、毎月の給料から一定の額が自動的に天引きされて、貯金として積み立てられる制度のことを言います。
会社が強制的に貯金をしてくれるので、「手元にお金があるとどうしても使ってしまう」という人におすすめです。
マネードクターに相談してみる
お金の使い方や家計管理で悩んだら、マネードクターに相談してみるのも一つの方法です。
マネードクターとは、契約している保険や家計相談などのお金に関するあらゆる悩みを、ファイナンシャルプランナーに無料で相談できるサービスのことを言います。
これから貯金を増やしていくために必要なアドバイスを受けられるので、「貯金をしたいけれど、何からはじめれば良いか分からない」という人は、ぜひ相談してみると良いでしょう。
まとめ
婚活において、貯金がない男性はどうしても不利になってしまうのは確かです。
しかし「貯金がないから」といって卑屈になると、ますます婚活で成功しにくくなってしまいます。
そのため、婚活を機にお金の使い方を見直して貯金をはじめることをおすすめします。
たとえ今は貯金が少なかったとしても、前向きに貯金をしていることをアピールすれば、良い出会いにつながることもあるでしょう。
今回紹介した内容を参考に、貯金をしながら婚活成功を目指してくださいね。