婚活で出会った相手への上手な断り方は?婚活方法別に解説
【記事公開日】2022/12/27
【最終更新日】2024/2/28
目次
- 婚活で出会った相手への上手な断り方
- 【例文あり】メッセージでの断り方のポイント
- 直接会っての断り方のポイント
- 電話での断り方のポイント
- 断る理由リスト
- 婚活方法別の上手な断り方
- 友人の紹介で出会った相手への断り方
- 婚活マッチングアプリで出会った相手への断り方
- 婚活パーティーで出会った相手への断り方
- 結婚相談所の紹介で出会った相手への断り方
- 婚活では交際を断るなら早めが良い理由
- 婚活で出会った相手に交際を断りにくいのはなぜ?
- 婚活で出会った相手に断る時の注意点
- 相手の気持ちを考えた対応をする
- 誠意を持った言動を
- 理由は明確に伝えること
- 自然消滅を狙わない
- いきなりブロックしない
- 相手の悪い部分を指摘しない
- 遠回しな言い方は相手に伝わらないことも
- 婚活で出会った相手が断っても連絡をしてくる時はどうする?
- まとめ
婚活ではいろんな人と出会うからこそ、「この人は私と合わないかも」といったケースも起こりがちです。
相手を傷つけずにはっきりと断る意思を伝えるのは、なかなか難しいですよね。
今回は、婚活で出会った相手への断り方を婚活方法別に詳しく解説します。
婚活で断るときの注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
婚活で出会った相手への上手な断り方
婚活で出会った人と必ず相性が良いわけではないため、お断りするときのために、角が立たない断り方を知っておくことは大切です。
ではどのようにお断りすれば、必要以上に相手は悪い気分にならないのでしょうか?それではさっそく、婚活で出会った相手への上手な断り方を説明していきます。
【例文あり】メッセージでの断り方のポイント
文字のみで伝えるお断りのメッセージは、どうしても相手から「冷たい」「誠実さが感じられない」と思われてしまいがちです。
そこで、断る理由や謝罪の気持ち、相手への応援などを盛り込んだメッセージを送ると、冷たさが軽減され、誠実さも伝えられます。
どのように送れば良いかわからない場合は、以下の例文をぜひ参考にしてください。こちらはあくまでも例文なので、状況に合わせて内容を変えて使いましょう。
【例文】
先日は会ってくださってありがとうございました。
◯◯さんからは誠実さを感じられ、とても良い方だと思っております。しかし、価値観と理想の結婚像に違いが感じられたので、ここまでで交際終了とさせてください。
一緒に過ごした時間、楽しませてくださってありがとうございました。
◯◯さんに良い出会いがありますよう、心より願っております。
直接会っての断り方のポイント
婚活で出会った相手の場合、実際に会って断ることはあまりおすすめしませんが、どうしても会わなければならない理由がある場合は、できる限り周囲に人が多いところを選ぶのがベストです。
断る際は、断る理由があくまでも自分にあり、相手側の失態はなかったことを伝え、会ってくれたことに感謝を述べましょう。
ただし、やはり婚活で出会った相手を断る場合は、メッセージのやり取りが無難です。会ってしまうとトラブルに発展したり、上手く言いくるめられたりしてしまうかもしれません。「どうしても会いたい」と言われない限りは、メールでのやり取りで話を進めましょう。
電話での断り方のポイント
お断りしたい相手と普段から電話でやり取りをすることが多い場合は、電話で断るのもありです。
ただし、楽しい話題で盛り上がったあとに断るのはさすがに難しいので、あらかじめ「大切な話がある」と伝えておきましょう。
そのうえで、自分から電話するなど自分が主導権を持った状態で電話をし、話し始めてできるだけ早い段階で断る理由を伝えるようにしましょう。
直接会って断るときと同じように、自分に原因があり相手には何の問題もないことを伝えたうえで、交際終了したい理由を話すとスムーズに関係を解消できます。
断る理由リスト
婚活で出会った相手へ断るときは、やはり何かしら理由が必要になります。しかし、必ずしも本当の理由を伝える必要はありません。
たとえば、顔が好みでなかったことが理由だったとして、そのまま相手へ伝えてしまうと、相手は深く傷ついてしまう可能性があります。
そうならないよう、断るときの理由は誠実さが伝わり、相手を必要以上に傷つけることのないものを選ぶことがポイントです。
以下に、断るときに使いやすいリストを記載しますので、迷ったときはぜひ参考にしてみてください。
断るときに使いやすい理由のリスト
・価値観、結婚観の違い
・自分が理想とする相手と違う部分がある
・他に気になる相手ができた
・以前交際していた相手と復縁した
・家族からの妨害
・異動、昇進、転勤など仕事の都合
婚活方法別の上手な断り方
婚活で出会った相手へ断る場合、婚活方法に応じて伝え方が異なります。
こちらでは、以下4つの婚活方法別に交際の断り方を解説します。
● 友人の紹介
● 婚活マッチングアプリ
● 婚活パーティー
● 結婚相談所
「具体的な断り方を知りたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
友人の紹介で出会った相手への断り方
友人から紹介してもらった人に断る場合は、相手へ伝えると同時に、紹介してくれた人へも断ることを伝えておきましょう。
そのときに、紹介してくれたことに感謝をしっかり伝えることで、友人と気まずい雰囲気になることを避けられます。
もし、紹介相手が自分の好みではなかったとしても友人を責めないようにしてくださいね。
婚活マッチングアプリで出会った相手への断り方
婚活マッチングアプリの場合は、以下3つのシーンに応じて断り方を変えていきましょう。
● アプリ内でメッセージのやり取りをしている
● LINEでやり取りをしている
● 何度かデートをしている
アプリ内でメッセージのやり取りをしている段階なら、断る意思を伝えた後にブロックしても良いでしょう。
一方、LINEでやり取りをしているケースは、いきなりブロックをせずに断る理由を伝えて終わりにしてみてください。
断り後にも何度もメッセージが来る場合はブロックしても問題ありません。
何度かデートを重ねており、相手の真剣度が高いと思われる場合は、断るときも慎重に。
なるべく相手の悪い部分には触れず、あくまでも自分の価値観、結婚感との相違を伝えて断ることが大切です。
婚活パーティーで出会った相手への断り方
婚活パーティーの場合は、カップリング成立時にLINEやメールの交換をしていることが多いですよね。
このため、断る場合はマッチングアプリの時と同様に、自分の価値観、結婚感との相違を伝えてみましょう。
結婚相談所の紹介で出会った相手への断り方
結婚相談所で出会った相手に断る場合は、自分で断らずに相談所経由で相手に伝えてもらいましょう。
自分で断ることを禁止しているところもありますが、当人同士におまかせの相談所の場合も、なるべく自分からは伝えない方が良いです。
断った後にも相手から連絡が入る場合は、速やかに担当スタッフへ連絡をすれば対処してくれます。
婚活では交際を断るなら早めが良い理由
婚活で交際を断ろうと感じたら、なるべく早めに行動しましょう。
断りづらいからと先延ばしにしがちですが、相手も「早めに結婚相手を探したい」と思っていることが多いので、すぐに伝えたほうがお互いにメリットがあります。
結婚を真剣に考えているなら、お互いに交際を続ける意思がない相手に時間をかけたくないですよね。
断るのが申し訳ないからとずるずるメッセージのやり取りを続けたり、会ったりせずに、勇気を出して気持ちを伝えてみてください。
婚活で出会った相手に交際を断りにくいのはなぜ?
婚活で出会った相手に交際を断りにくい理由としては、以下の3つが考えられます。
● 断るのに罪悪感がある
● 何度か会った相手に断りにくい
● 他に気になる相手ができたことを伝えづらい
婚活を始めたばかりの人に多いのが、自分にコンタクトしてくる人に対して断ることに罪悪感を持ってしまうことです。
何度かデートをした相手が自分に好意をもってくれている場合も、断るのが申し訳なく思う人もよく見かけます。
特に、奢ってもらったりプレゼントをもらったりしている場合は、ついつい断りにくくなりますよね。
また、同時進行でいろいろな相手と会うことが多い婚活は、良い相手と出会い1対1の交際に進む際は、それ以外の人に断らねばなりません。
他の相手と上手くいっていることを伝えづらいようなら、別の理由で断っても問題ありません。
婚活で出会った相手に断る時の注意点
婚活で交際を断る場合は、慎重に言葉を選ぶ必要があります。
不誠実な断り方をすると、思いもよらないトラブルに発展してしまうかもしれません。
ここでは断る時の注意点について解説します。
相手の気持ちを考えた対応をする
断ったあとは相手と縁がなくなるからと言って、相手の気持ちを考えないような断り方はしてはいけません。
なぜなら、相手を傷つけたり怒らせたりしてしまうと、ストーカーされる、逆恨みされるなどのトラブルに発展する危険性があるからです。
断った相手と今後会うことはないとしても、断るときは相手の気持ちを考えて対応をすることは自分の身を守るためにも大切と覚えておきましょう。
誠意を持った言動を
お互い嫌な気持ちにならないような断り方にするには、誠意を持った言動を心がけることも大切です。
相手に誠意が伝わらないと、お断りした際に、自分が傷つくような言葉を言われてしまうかもしれません。
そのことがトラウマになってしまうと、今後の婚活に影響が出てしまうので注意してくださいね。
理由は明確に伝えること
婚活で出会った相手を断るときは、理由を明確に伝えるようにしましょう。はっきりしないままお断りしたい旨だけ伝えても、中には納得してくれない人もいます。
その結果、別れたいのに別れられなくなる、しつこくつきまとわれてしまう、などの問題が発生するかもしれません。
先ほどご紹介した「断るときに使いやすい理由リスト」も参考にして、相手に明確に伝えるよう意識しましょう。
自然消滅を狙わない
「断りづらいからちょっとずつ連絡を控えて、自然消滅を狙おうかな」というのはNG。
決定的な意思を伝えなければ、相手はまだあなたに期待してしまうので、結婚の意思を持ったまま交際を続けることになってしまいます。
一緒に過ごした時間が長くなればなるほど、断ることは辛くなるものです。
お互いに素敵な未来を掴むためと割り切って、交際を続けられないと伝えてみましょう。
いきなりブロックしない
マッチングアプリやLINEなど、ブロック機能のついているツールを使っている場合、断るのが嫌だからとブロックしてしまう方もいます。
ただ、いきなりブロックをされても交際を断りたいという意思は伝わらないうえ、「スマホが壊れたのかな?」など他の原因を抱かせてしまうかもしれません。
共通の知人から連絡が入ったり、自宅に押しかけられたりなども考えられるので、必ず断る理由を伝えて交際を終了させましょう。
相手の悪い部分を指摘しない
「あなたのここが嫌!」と相手の悪い部分を指摘して断ってしまっては、トラブルに発展することが多いです。
相手が激高するなどのトラブルが起きてしまえば、解決までに時間がかかるため、結果として結婚が遠のいてしまいます。
断る理由が本当に相手にあったとしても、「お互いの価値観が違う」「友達としてしか思えない」などと伝え、相手を貶すのは避けましょう。
遠回しな言い方は相手に伝わらないことも
断っているのか断っていないのか分からない遠回しな言い方では、相手にあなたの意思がはっきり伝わらないことがあります。
はっきりと断ることは勇気が要りますが、気持ちを伝えなければ相手も次のステップに進めません。
婚活をする上で断ることは避けられないので、罪悪感を持たずに断ってみてください。
婚活で出会った相手が断っても連絡をしてくる時はどうする?
交際を断ったにもかかわらず、相手が何度も連絡をしてくる場合は、「他に好きな相手ができた」と伝えてみましょう。
もし、相手が激高するようなら1人で抱え込まずに第三者へ相談をするのがおすすめです。
こういったトラブルを避けるためにも、自分の居住地や職場などは真剣交際になるまで相手に知られないよう注意をしてください。
まとめ
婚活で出会った相手に断る意思を伝えるのは難しい、と思う人が多いかもしれませんが、断り方に注意すれば、相手を深く傷つけてしまうことを避けられます。
あくまでも自分に非があること、今まで過ごした時間への感謝、相手の今後の婚活を応援する気持ちなど、伝えるべきポイントはいくつかありますので、この記事を参考にして上手な断り方をマスターしておきましょう。
望月 昭男
サンマリエ結婚カウンセラー(仲人)
カウンセラー歴25年
婚活で相手に断るのが申し訳ないと思う優しい方が非常に多いです。
ただ、結婚できるお相手は一人だけ。断る場面を避けることはできないと言ってもいいでしょう。
割り切って活動することも大切ですが、辛いと思うときは仲人にご相談くださいね。