恋活と婚活の違いとは?自分に合った選び方・おすすめ恋活方法を解説
【記事公開日】2021/10/26
【最終更新日】2023/9/19
目次
“恋活”と“婚活”はよく似ている言葉ですが、その活動の目的は大きく異なります。
そのため自分の目的に合った活動を選ばないと、失敗に終わってしまうことも。
とはいえ、
「恋活と婚活ってどう違うの?」
「恋活と婚活、どちらが自分に合っているのか分からない」
という人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
・恋活と婚活の違い
・恋活と婚活の選び方
・おすすめの恋活方法と注意点
これらについて徹底解説していきます。
恋活と婚活の違いをしっかりと理解して、自分の目的に合った活動を選ぶことが大切です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
恋活と婚活では目的が異なる
そもそも恋活と婚活は、一体何が違うのでしょうか。まずは、恋活と婚活の違いを正しく理解していきましょう。
というのも、恋活と婚活では目的などが大きく異なります。そのため恋活と婚活を混同してしまうと、せっかく活動をはじめても上手くいかずに、遠回りになってしまうことも。
そこで、ここからは恋活と婚活の違いやそれぞれの特徴について詳しく解説していきます。恋活や婚活をはじめる前に、チェックしてみてくださいね。
恋活とは
恋活とは“恋愛活動”を略した言葉のことで、文字通り“恋愛”が主な目的の活動を言います。
つまり最終的なゴールは「恋人を見つけること」であって、必ずしも結婚を視野には入れていないのが恋活の特徴です。
もちろん恋活を経て、最終的には結婚に至るケースもありますが、あくまでも目的は恋愛を楽しむこと。
そのため結婚相手を探す“婚活”とは違い、恋愛のドキドキ感やときめき、フィーリングを重視して相手を選ぶ人が多数です。
このように結婚を前提としていないのが恋活ですから、少しでも「結婚したい」という気持ちがある場合に恋活はおすすめできません。
というのも、せっかく恋活でよい相手と出会ったとしても、後になって「結婚は考えていない」と言われてしまう可能性があるからです。
そのため恋活をはじめるのであれば、あくまでも「気軽に恋愛を楽しむ」というスタンスでいることが大切ですよ。
ちなみに恋活の手段としては、合コンや街コン、SNSなどが挙げられます。
さらに最近は恋活専用のアプリやサービスも充実しているため、より恋活がしやすくなっていると言えるでしょう。
婚活とは
婚活とは“結婚活動”を略した言葉のことで、結婚を目的とした活動のことを言います。
そのため婚活では結婚相手を探すことになるので、恋人探しがメインの恋活とは目的が大きく異なります。
婚活では結婚相手、つまり生涯を共にするパートナーを選ぶことになるため、より慎重に相手を見極める必要があります。
例えば、婚活においては年収や職業、年齢などの“条件”を設定して相手選びをするのが一般的です。
また、相手の人柄や「一緒にいて安らげるか」「価値観が一致するか」といったことを求める人が多いのも婚活の相手選びの特徴です。
なので、恋愛のドキドキ感やフィーリングを重視する恋活とは、相手選びの基準も大きく異なるということを押さえておきましょう。
なお、婚活の手段としては
・お見合い
・婚活アプリやサービス
・結婚相談所
・友人や知人の紹介
などが挙げられます。
お見合いや紹介が主流だった昔と比べて、近年では婚活アプリやサービスも普及しています。そのため以前よりも気軽に婚活がしやすくなっていますよ。
恋活と婚活どちらで活動すべき?自分に合った選び方を解説
恋活と婚活の大きな違いは、その活動の目的にあることをお伝えしました。
簡単に言うと、恋愛がしたいのなら恋活、結婚がしたいのなら婚活を選べば問題ないということです。
とはいえ「自分が恋愛をしたいのか結婚をしたいのか、よくわからない…」という人も少なくないでしょう。それもそのはず、自分の気持ちというのは意外と見えにくいものです。
そこで、ここからは恋活と婚活どちらで活動すべきか、自分にあった選び方を解説していきます。
恋活がおすすめの人
まずは、恋活に向いているタイプの人を解説していきます。次のタイプに当てはまっている人は、恋活がおすすめです。
・年齢的にまだ結婚を考えていない
・子供が欲しくない
・自分の生活リズムを崩したくない
・刺激的な関係を求めている
・お金を自由に使いたい
当てはまる数が多ければ多いほど、より恋活向きと言えるでしょう。ここからはそれぞれのタイプについて、詳しく説明していきますね。
年齢的にまだ結婚を考えていない
もしあなたが10代〜20代前半とまだ若く、「結婚について具体的にイメージできない」「まだ結婚するつもりはない」というのであれば、恋活がおすすめです。
結婚を前提としない恋活をすることで、恋愛経験を積むことができ、いざ結婚を考える年齢になったときに相手選びの目が養われているからです。
子供が欲しくない
結婚したいと考えている人は、子供を希望していることが多いです。
そのため、もしあなたが「子供は欲しくない」というのであれば、婚活よりも恋活が合っているでしょう。
結婚前提の婚活においては「子供を希望している」「家庭を築きたい」という人が多いため、ミスマッチになってしまう恐れがあるからです。
なので、最初から結婚や子供を視野に入れていない恋活の方が、スムーズな相手選びができるでしょう。
自分の生活リズムを崩したくない
結婚すると、当然ながら相手と共同生活を送ることになります。
そのため多かれ少なかれ自分の生活リズムが乱されてイライラしてしまうこともあるでしょう。
なので「自分の生活リズムを崩したくない」という思いが強い人は、婚活はあまりおすすめできません。また「一人の時間がないと無理」という人も同様です。
このような人は、そもそも結婚向きではない可能性もあります。そのため恋活で恋愛を楽しみながら、自分の時間をキープする方が合っているかもしれませんよ。
刺激的な関係を求めている
結婚すると、よくも悪くも安定した生活が続いていきます。
そのため「恋愛のドキドキ感やときめきを味わいたい」「刺激的な関係を求めている」という人は、婚活ではなく恋活をして恋愛を楽しむべきでしょう。
そもそも結婚と恋愛では、相手選びの基準が大きく異なります。そのため恋愛の刺激を求めて婚活をしても、相手選びで失敗してしまう恐れがありますよ。
なので、恋愛を楽しみたいのであれば「結婚は視野に入れない」と割り切って恋活に徹したほうがよいでしょう。
お金を自由に使いたい
合コンやSNSなどで手軽に出会える恋活と比べると、婚活の方が何かとお金がかかります。特に結婚相談所や婚活サービスを継続して利用すると、意外と出費がかさみむものです。
さらに結婚後も、結婚式や新婚旅行、引っ越し、新たな家具や家電の購入などで、ある程度まとまったお金が必要になります。
そのため「お金を自由に使いたい」「お金が貯まるまで、まだ結婚をしたくない」という人は、恋活の方が向いているでしょう。
婚活がおすすめの人
次に、婚活が向いているタイプの人についても見ていきましょう。以下のタイプに当てはまっている人は、恋活よりも婚活がおすすめです。
・将来的に結婚を考えられる人と出会いたい
・子供が欲しい
・刺激よりも安定した生活を求めている
・恋愛がめんどくさいと感じている
恋活とは異なり、「将来を見据えた上での相手選び」ができるのが婚活のメリットです。そのため少しでも結婚を考えているのであれば、婚活の方が合っているでしょう。
ここからは、それぞれのタイプについて詳しく解説していきますね、
将来的に結婚を考えられる人と出会いたい
もしあなたが今は結婚を考えていなかったとしても、「どうせ出会うのであれば、結婚を考えられるような相手と出会いたい」というのであれば、婚活の方がおすすめです。
恋活で出会った相手と付き合ったとしても、結婚に結びつかない可能性があるからです。その点婚活で出会った相手とうまくいった場合、ほぼ確実に結婚することができるでしょう。
また、恋活をしている人の中には「ダメだったらすぐに別れればいい」と考えている人や、遊び目的の人がいることも。
その点、生涯のパートナー探しである婚活ならば、そのような遊び目的の相手と出会うリスクは少ないでしょう。
子供が欲しい
将来的に「子供が欲しい」「家庭を築きたい」という思いがある場合、迷わずに婚活をおすすめします。
恋活をしている人は、そもそも結婚や子供を視野に入れていないので、もし恋活でよい相手と出会っても子供が望めない可能性が高いでしょう。
さらに婚活をしたとしても、すぐに結婚相手が見つかって子供ができるとは限りません。
そのため、子供が欲しいのであれば婚活を選ぶのはもちろんのこと、できるだけ早いうちから婚活をはじめることをおすすめします。
刺激よりも安定を求めている
「刺激的な関係よりも安定した生活を求めている」というのであれば、恋活よりも婚活がおすすめです。
恋活で得られるのは“恋愛の楽しさ”であって、安定した関係ではありません。また、将来を視野に入れていないことから、「そのときだけ楽しめればよい」という人や、遊び目的の人がいることもあります。
一方、婚活では「一緒にいて安らげるかどうか」「安定した生活を送れるかどうか」を重視して相手を選ぶことになります。
そのため、恋愛の楽しさやドキドキ感はあまり得られないものの、婚活で出会った相手とうまくいけば、安定した結婚生活を送ることができるでしょう。
恋愛がめんどくさいと感じている
「結婚は考えているけど、恋愛のプロセスがめんどくさい」
「恋愛は面倒だけど、家庭は築きたい」
このように「恋愛がめんどくさいけど、結婚はしたい」という人もいるでしょう。
そんな人にこそ、おすすめしたいのが婚活です。
婚活をしている人のほとんどが、恋愛よりも結婚を目的としているため、短期間の交際で結婚に至るケースが多いからです。
また、恋愛を前提としない婚活では、冷静に結婚相手を選ぶことができるというメリットもあります。
相手の人柄や収入、職業、年齢など、自分にとって「これだけは譲れない」という条件を設定することで、自分に合った結婚相手を効率的に探すことができるでしょう。
恋活をはじめたい人へ|おすすめの恋活方法3選
恋活と婚活、それぞれの違いや自分に合った活動の選び方などをお話ししました。
ここからは「恋活をはじめたい」「婚活よりも恋活に興味がある」という人に向けて、おすすめの恋活方法を3つ紹介していきます。
恋活に興味がある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
(1)合コンや街コン
気軽に恋活をはじめたいのであれば、友人や知人を介した“合コン”がおすすめです。
友人や知人が間に入ることで、初対面の相手であっても会話がしやすく、全く知らない人と一対一で話すより緊張しないかもしれません。
また、「友人と一緒に恋活をはじめたい」「多くの異性と出会いたい」というのであれば、地域や企業が主催する“街コン”もおすすめですよ。
友人や知人を介した合コンとは異なり、多くの異性が参加する街コンでは幅広い出会いが期待できます。友人同士で参加できるのも街コンのメリットです。
新たな出会いを増やしたいという人は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
(2)SNS
知らない相手とも気軽にやりとりができる“SNS”は、恋活のツールとしても活用できます。
SNSでつながっている相手とは、顔が見えなくとも、価値観や趣味など何かしら共通点があることが多いはずです。そのため実際に会ったときに、仲を深めやすいというメリットがありますよ。
とはいえ、SNSで出会った相手が必ずしも恋人を求めているわけではないので、あくまでも「気軽に出会いを見つける」というスタンスでいるほうがよいでしょう。
なお、SNSで知り合った相手とはじめて会う際には、友人についてきてもらったり、人目に付く場所で昼に会うなど、安全面に十分に注意しましょう。
(3)恋活アプリ
最近増えている“恋活アプリ”を活用するのもおすすめです。
恋活アプリでは、自分の希望する条件にマッチした相手と出会うことができるので、効率よく恋活を進めることが可能ですよ。
スマホさえあれば気軽に恋活ができるので、仕事などで忙しい人でもスキマ時間を活用できるのも恋活アプリのメリットです。
また、「恋活をしていることを知られたくない」「一人で恋活がしたい」という人にもおすすめですよ。
恋活をするときの注意点は?
ここで、恋活をするときの注意点を2つお話ししていきます。
恋活をしているのは、純粋に「恋愛を楽しみたい」という人だけではありません。中には恋活を利用して、よからぬことを企んでいる人も。
そのため、危ない目に合わないように十分注意が必要ですよ。恋活をはじめる前に、ぜひ目を通してみてくださいね。
(1)既婚者にだまされないように注意
結婚を前提としていない“恋活”では、既婚者が遊び目的で出会いを探していることもあります。
そのため恋活をしている中で、既婚者と出会う可能性もあるので十分注意が必要です。
付き合いが深くなってから相手が既婚者であることを知っても、後戻りできないくらい惹かれてしまっているケースも少なくありません。
最悪の場合、相手の家族から慰謝料を請求されるなど、トラブルに発展することも。そのためいくら結婚前提ではない恋活であっても、既婚者と親密になるのは避けるべきです。
とはいえ、既婚者は自分が既婚者であることを隠して恋活をしています。
そこで既婚者を見極めるポイントとして、次のような言動を取る相手には注意しましょう。
・土日や夜に連絡が取れない
・二人きりになれる場所でしか会おうとしない
・ツーショット写真を頑なに拒否する
・相手の友人や知人に会わせてくれない
・家や勤務先を教えてくれない
など
もちろんこれらに当てはまっているからといって必ずしも既婚者に該当するわけではありません。
しかし当てはまることが多ければ多いほど、既婚者の可能性は高いので十分に警戒しましょう。
(2)詐欺やマルチ、宗教の勧誘などに注意
恋活の場を利用して、詐欺やマルチ商法、宗教の勧誘をしてくる人もいるので要注意です。
例えば、恋活をしていて次のような相手と出会ったら、ほぼ詐欺や勧誘で間違いないでしょう。
・副業や投資の話を持ちかけてくる
・ネットワークビジネスやマルチ商法を勧めてくる
・(マッチングアプリなどの利用中)他のアプリやサイトへ誘導してくる
など
詐欺や勧誘をしてくる相手は、最初はとても感じがよく、フレンドリーに接してくることがほとんどです。
しかし打ち解けてきた段階で、さりげなく詐欺や勧誘の話を持ち出してきますから、少しでも「怪しいな」と感じたら、その相手とはなるべく早めに距離を置くようにしましょう。
とくに最近では、マッチングアプリを利用した詐欺やトラブルが増えているので、恋活アプリを利用する際にも十分に気を付けましょう。
※参考ページ
国民生活センター・出会い系サイトやマッチングアプリ等をきっかけとする投資詐欺にご注意を
恋活と婚活の目的は異なる!自分に合う方を選ぼう
恋活と婚活の違いをはじめ、自分に合った活動の選び方や恋活の方法などについてお話ししました。
恋愛と結婚は、似ているようで違うもの。自分が恋愛をしたいのか結婚をしたいのか、じっくり考えてみるとよいでしょう。
今回紹介した内容を参考に、恋活と婚活の違いや特徴をしっかりと理解して、自分に合った活動を選んでみてくださいね。