結婚できない男性の共通点は?注意したい言動と改善策
【記事公開日】2021/8/23
【最終更新日】2024/4/23
目次
- 結婚したいのになかなかできない男性は少なくない
- 結婚できない男性の共通点
- 仕事やに没頭しすぎている
- お金のかかる趣味を持っている
- 女性慣れしていない
- 自分を変えることを拒否する
- 理想が高すぎる
- 家事や育児に対する意識が低い
- 結婚できない男性が注意するべき言動は?
- 結婚に否定的なことを言う
- 女性への差別的な言動
- 自己中心的な言動
- デリカシーがない発言
- 周囲への尊大な態度
- 必要以上に他人を”いじる”
- 結婚したいなら改善するべきポイント
- 自分を変える柔軟性を持つ
- 結婚に対する価値観を見直す
- 家事や育児に対する意識を高める
- 相手への条件は最小限に
- スケジュール調整能力を高める
- 清潔感を出すべく、身だしなみを整える
- コミュニケーション能力を高める
- 一人での婚活に悩む男性は「結婚相談所」を検討してみる
- 結婚できない原因をフィードバックしてもらえる
- 望んでいるサポートやアドバイスを受けられる
- まとめ
日本人の未婚率は年々上昇傾向にあり、適齢期を過ぎた40代以降でも結婚していない男性が増えました。
今の時代はあえて独身を選ぶ人も増えていますが「結婚を希望しているのに、結婚できない」という場合は、婚活に向けて新しい行動をする必要があります。
この記事では、結婚できない男性の特徴や改善するための対策についてご紹介します。
結婚したいのになかなかできない男性は少なくない
2006年に放送された『結婚できない男』というドラマをご存じでしょうか?主人公の男性(阿部寛)は、ステータスやお金もあり、ルックスもよいが、偏屈で変わり者。40代にして独身という設定でした。
ドラマほど極端ではないかもしれませんが、ステータスがあり、お金にも不自由しておらず、見た目も悪くないのにもかかわらず、結婚できない男性は意外と多いものです。
ドラマの男性は「結婚できない」というよりは「結婚したくない」男性でした。しかし、結婚したいと考えて婚活しているのに、何年たっても結婚できない男性にはいくつかの共通点があります。 「なぜ自分は結婚できないんだろう?」「他の人は結婚しているのに…」と思っている男性は、以下の項目をチェックしてみてください。
結婚できない男性の共通点
結婚したいのになかなかできない男性には、概ね下記のような共通点があります。婚活で気をつけるべき点とも言えます。一度振り返ってみましょう。
仕事やに没頭しすぎている
まずは、仕事が忙しいために、結婚するための時間をまったく確保できていない共通点があります。結婚までには、出会い、仲を深める時間が必要です。こうした時間が仕事に奪われることで、結婚できない状態が続きます。
お金のかかる趣味を持っている
結婚できない男性の共通点には「趣味」があります。1つの趣味を極めていたり、多趣味だったり。昨今ではアウトドアにハマる人も多いですよね。車やキャンプ、釣り、旅行など、お金のかかる趣味があると貯蓄もできなくなり、結婚したくてもなかなかできない、なんてことも。
女性慣れしていない
兄弟も親戚も男が多く、就職してからも男性比率の高い職場で勤め上げている場合、そもそも女性に抵抗を感じたり、女性とどう話せばいいかわからないという場合があります。変なことを言って嫌われないか?身だしなみは問題ないか?など不安を抱えながら女性と交流しても、心の底からは楽しめないはずです。女性慣れしていないことで、結婚へのチャンスを何度か見送ってきたという男性も多いのではないでしょうか。
自分を変えることを拒否する
自分が一人暮らしで築き上げた習慣や環境を変えたがらない人も、結婚できない人によく見られます。
結婚とは、別々の環境で育った他人同士が、共同生活をしながら家庭を築き上げていくものです。生活スタイルも価値観も異なる同士なので、お互い変えられる部分は相手に合わせていく歩み寄りは必須。
しかし、異性との出会いがあるのに結婚できない男性のなかには、自分のやり方を変えたくないと無意識的に拒否している場合があります。
理想が高すぎる
20代、美人で若くて優しい。家事が得意で世話好きでいつも笑顔で癒してくれる、共働きをしてくれて子供も産んでくれる。趣味に理解があって、帰りが遅くても許してもらえて、石原さとみ似…。
年齢、容姿、だけではなく同居前提だったり、何かと条件が多い場合、そもそも結婚相手の候補が少なく、そのなかで自分自身とお見合いをする人が極端に少なくなる傾向です。結果として結婚が遠のいてしまうことも。
家事や育児に対する意識が低い
2020年の内閣府の調査では、共働き家庭の男性は女性のだいたい半分くらいの長さの家事をするそうです。
かつては「男が一家の大黒柱、女は家を守る」という価値観でした。しかし、いまは基本的に男性も家事や育児に参加するというのが常識。「家庭内の雑用は、女性の役目」だという態度は婚活において絶対NGです。結婚しても家事をするという意識はしっかり持っておきましょう。
結婚できない男性が注意するべき言動は?
では、結婚できない男性がこれから結婚を目指す場合、どのような点に注意するべきでしょうか。
結婚に否定的なことを言う
まずは結婚に否定的な姿勢を取らないようにすることが重要です。もちろん冗談半分だったり、心のなかでは結婚したいと思っていたりする場合もあるかと思いますが、結婚に興味がないという発言は、知らないうちに自分を縛ってしまいます。
- 結婚してもメリットがない
- 結婚は人生の墓場
- 結婚しないほうが楽でいい
などと周囲に話すことで、婚活を始めたであるとか、いい人を探しているという相談を周りにしづらくなります。
2022年時点の「出生動向基本調査」では、夫婦の4組に1組の割合で「友人や兄弟姉妹を通じて」相手と出会っています。周りからの紹介を受け付けられるようにするためにも、結婚に前向きな発言や姿勢を普段からしておくことは、非常に重要です。
女性への差別的な言動
女性と男性は考え方が違うと言われますが、実はその根拠は非常に薄いものであると言われています。
参考ページ:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOLM276XJ0X20C22A5000000/
特に現代になり、男女の違いというものに世間はかなり敏感になりました。「男らしく」「男なら」という言葉もだいぶ言われなくなってきており、女性に対しても「女だから、女のくせに」といったワードは厳禁です!
女性への差別的な態度や言動は絶対NGということを、ぜひ覚えておいてください。
自己中心的な言動
また、性差に関係なく、自己中心的な尊大な態度も控えましょう。
人の話しを聞かずに自分ばかり話したり、約束を守らなかったりなど、相手をしっかりリスペクトできない男性は魅力的とは言えません。
デリカシーがない発言
「デリカシーがない発言」についても気をつける必要があります。配慮のない下ネタや、相手を傷つける発言などが該当します。
特に、自分の周囲では笑って受け流してくれる女性が多いほど、注意が必要でしょう。婚活では自分の所属するコミュニティとは価値観の異なる人と出会いがあります。そのため、例えば年齢が自分と大きく異なる女性や、職業が異なる女性に対して、これから自分がしようとする発言は失礼にあたらないか?を、しっかり見抜く必要があります。
周囲への尊大な態度
また、尊大な態度も控えましょう。平たく言えば、偉そうにしないこと。
自慢ばかりしたり、自分より下だと認識した相手を馬鹿にしたりなどは、モラハラやDVを思わせるので結婚に不向きと思われてしまう場合があります。
デートなどでも、店員さんに偉そうにする、ドライブであおり運転をするなどといった場面をきっかけに、破局してしまうことがあるようです。
必要以上に他人を”いじる”
婚活する男性のうち、バラエティやお笑いが好きな人こそ気をつけたいのが、会話内で「いじる」こと。
いま20代~50代の方は、バラエティ番組全盛期の時代を生きてきました。番組内でノリやウケ狙いで「いじり」をする芸人を数多く見てきたと思います。
しかし、「いじり」は芸人や、ある程度信頼関係のある内輪ネタでやるからこそ、面白いもの。「いじり」を不快に感じる女性の存在も考えられるため、ある程度の信頼ができるまで、必要以上に相手をいじる発言や行動は控えるべきです。
結婚したいなら改善するべきポイント
ここからは、前の章を参考に、結婚できない男性が婚活中に改善すべき点をご紹介します。総じて自分の「意識を変える」という部分に尽きます。
自分を変える柔軟性を持つ
まずは、相手に自分をあわせていく柔軟性を持つこと。婚活ではどうしても自分と相手の都合が異なる場合があります。自分の意識や行動、習慣を変えて、性格でモテる男にならない限り、顔でモテたとしても結婚にはたどり着けないものです。柔軟性を身に着けてみてください。
結婚に対する価値観を見直す
結婚に対してポジティブな意識を持つことも大切です。
結婚はネガティブなものではありません。もちろん負担が増え、自由は減りますが、幸せの総量は増えます。婚活のタイミングで、どのような家庭が理想か?どういった女性が理想で、そのなかでマストの項目はなにか?を考えるところから始めてみては。
家事や育児に対する意識を高める
最後に、家庭の一員としての意識を持つことも大切です。家事と結婚は義務と権利のウラオモテ。必ず結婚とセットでやってきます。現在、一人暮らしで家事を一通り行えるなら、結婚後も継続を。一方、現在の暮らしが寮や実家など、家事負担が少ない環境の場合は、今のうちから少しずつ慣れていく努力が必要かもしれません。
相手への条件は最小限に
様々な条件を満たした女性を希望していませんか?
男性の中には、女性に対して無理な条件をあげている人もいます。相手に求める条件が多くなればなるほど、相手の数は減り、ライバルのスペックも高くなりがちです。
場合によっては、パーフェクトな女性から選ばれるほどの男になれているか?を冷静に見直す必要があります。
条件を増やすほど、出会える可能性が少なくなってしまうため注意が必要です。
スケジュール調整能力を高める
「時間がない…」と思っていても、実は効率化できる仕事や減らせる付き合いは多いものです。
無駄を削減し、上手くスケジュールを調整すれば、浮いた時間を婚活に回すことも、自分磨きに使うこともできるはず。
仕事ができる男性は、時間のつくり方がうまいもの。ぜひこの機会に、スケジュール調整能力を高めて、仕事もプライベートもワンランク上を目指しましょう。
1週間ごとに時間の使い方を見直す、時間の使い方について解説したビジネス書を読むなどの方法が有効です。
清潔感を出すべく、身だしなみを整える
女性に好印象を与えるためには、清潔感が大切です。
清潔感については、日ごろの習慣も関係してきます。全身がうつる鏡を用意し、身だしなみのチェックを毎日行いましょう。ネットを探すと、2000〜3000円台で買えるものもあります。
外見を磨けば、普段職場で会う人や、初対面の人、友人などからの評価が高くなる効果も狙えます。この機会にセンスを磨いてみましょう。
運動や筋トレは、初めてやってみるとなかなかしんどいもの。またファッションにはお金がかかります。だからこそ、普段からコツコツ取り組むのがおすすめです。
コミュニケーション能力を高める
会話の仕方は自分では何がダメなのかわからず、一番治しにくいものです。
しかし、無口や口下手であっても問題はありません。楽しい会話とは、ずっとしゃべり続けたり、ハイテンションで盛り上がったりすることだけではありません。大切なのは、会話のキャッチボールを楽しむ姿勢です。
自分のことばかり話さない、相手の意見を否定しない、ネガティブな話は控える、相手の話にあいづちやリアクションをするといった基本的な点を意識すれば大丈夫。無口や口下手はむしろ「聞き上手」という魅力に変わります。
会話について詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。
婚活は会話次第で成功率UP!モテる会話術とおすすめの話題を紹介
一人での婚活に悩む男性は「結婚相談所」を検討してみる
婚活をしているがなかなか出会いがない、うまく交際につなげられないと悩む男性には、結婚相談所を利用してみるもの一つの方法です。結婚相談所には以下のような特徴があります。
結婚できない原因をフィードバックしてもらえる
自分で考えながら婚活をしていても、本当の原因には気付かない人がほとんどです。女性が男性のどういう部分を見ているのか、何を基準に結婚相手を選んでいるのか、わからないまま婚活を続けても失敗を重ねるだけ。結婚相談所ならお見合いが失敗した原因、交際が終了した原因などのフィードバックがもらえるので、都度修正していけるのが大きなメリットです。
望んでいるサポートやアドバイスを受けられる
改善するためにハウツー本を読んだり、婚活セミナーに通ったりと努力している方も、本当に成果がみられたという人は少ないのではないでしょうか。
というのも、人によって改善しなければならない部分は違ってきますし、相手の女性も人間なので好みや視点は人によって違います。結婚相談所であれば、相手のタイプに合わせたアドバイスやサポートが受けられるので、時間を無駄にすることなく効率良く活動することができます。
まとめ
男性が婚活する際のポイントを紹介してまいりました。
自分がいくら結婚したいと思っても、相手が受け入れてくれなければ成立しません。だからこそ、結婚するためには自分磨きと合わせて考え方も変える必要があるのです。
妥協してまで結婚したくない。希望通りの人と結婚をしたい。と考えるのは悪いことではありませんが、本当に必須で満たすべき条件なのか、優先度を決めて考える必要があります。まずは、自分の考えを変えてもいいと思えるくらい魅力的な相手との出会いを見つけるためにも、自分磨きをすることからはじめてみてください。