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結婚後の仕事・働き方はどうする?家庭との両立やキャリアについて解説

結婚後の仕事・働き方はどうする?家庭との両立やキャリアについて解説

【記事公開日】2021/6/23
【最終更新日】2023/11/8

結婚後の仕事や働き方をどうするのか悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。結婚すると家事・妊娠・出産・育児で忙しくなる可能性が高いため、今の仕事や働き方を見直すことをおすすめします。この記事では、結婚後の仕事・働き方について家庭との両立や仕事のキャリアも踏まえ解説していきます。

結婚後の仕事・働き方が不安!

女性が結婚を考えた時、「仕事は辞めなきゃいけないのかな?」と不安になる人が多いです。
結婚をきっかけに退社して専業主婦になるか、パートなどへ転職をするか、今までと同じ仕事を続けるのか...悩みは尽きませんよね。

そこで今回は、サンマリエ会員の体験談をもとに結婚後に仕事をどうするべきなのかを解説していきます。

結婚後に仕事を辞めたときのリスクとは?

家庭の収入が減る

共働きに比べると、当然ですが家庭の収入が減ります。
子供ができるとさらにお金がかかりますので、家計のやり繰りは共働き以上に大変でしょう。

社会とのつながりが減る

仕事をやめて専業主婦になると、社会との繋がりが減ってしまったと感じる人が多いようです。今まで築いてきたキャリアや社内の付き合いなどもなくなりますので、中には取り残された気持ちになり落ち込んでしまう人も。

キャリアが中断され好きな仕事に就けない可能性がある

今の会社に勤めてから積み上げてきたキャリアは、仕事を辞めることで中断されてしまいます。
例え7年専門業務を続けていたからといって、仕事を辞めてから数年のブランクがあれば会社は雇用してくれません。
魅力的な会社であればあるほど、様々なスキルのある志願者が訪れるので、ブランクがあるというだけで切られてしまうことも。
また、「結婚している=子供の都合で育休があるかもしれない」など、会社にとってリスクがあると考えられることも少なくありません。
例えば、再就職に有利なスキルや資格があるなら話は別ですが、一度退職してしまうと好きな仕事ではなく、生活に合う仕事を選ぶことが多いです。

仕事復帰する自信をなくしてしまう

仕事を辞めて長い時間が経つほど、職場への復帰ができるか不安が増してしまいます。
今まで仕事を頑張ってきても、確かにブランクはあるからと、社会に出るのが怖くなってしまうのです。
しかし、それでは家の中に閉じこもるだけになってしまい、退屈さを感じてしまいますよね。
話し相手は夫のみで、夫の収入だけが頼りだと、精神的にも辛くなってしまいます。

よくある!結婚後に仕事が続けられなくなる理由

将来的なことを考えると、雇用体系は変わっても仕事を続ける方がリスクが低いように感じますね。
ただ、仕事環境や夫によって仕事を続けられなくなることもあります。
こちらでは、女性が仕事を辞めざるを得ない理由について解説しましょう。

勤務先に育休制度がない

現在勤務している仕事先に育休制度がない場合は退職しなければいけないでしょう。
どうしても、妊娠した場合は仕事をすることができないので、復職が困難な場合は退職を選ばなければいけません。
また、妊娠後も育児や家事などに追われることが考えられるので、会社容認で育休制度がない場合は働き続けるのは難しいでしょう。

また、会社によって、育休制度を利用すると社内での立場が危うくなる場合もあります。
本来は育休をとることにリスクがないようにするのが企業に課せられた義務ですが、実際は働きづらい環境になってしまい、泣く泣く退職したという話も少なくありません。

夫や夫の親が家庭に入ることを望んでいる

「結婚後は専業主婦として、家事を頑張ってほしい。」と言われた場合は、仕事を辞めなければいけないでしょう。
もちろん、退職を考えたことがある女性は、仕事を辞めるいい機会かもしれませんが、仕事と結婚を両立させたい女性は苦しくなってしまいますよね。

もし、仕事を続けたいと思っているのなら、一度夫と話し合ってみるのがおすすめです。
夫も「家事と仕事の両立は大変だろうから...。」と心配して伝えてくれている可能性もありますし、お互いの気持ちを話し合うことで、解決策は見えてくるでしょう。

夫の家族から専業主婦を提案された場合は、夫経由で角が立たないように「仕事を続けたい」という気持ちを伝えてみてください。

ただ、家事育児を手伝いたくない男性や束縛が激しい男性ほど、女性を家庭に縛り付けたがることは知っておきましょう。

夫が転勤族だから

NHK『おはよう日本』でも取り上げられた転勤族の妻、略して「転妻」。
夫が転勤がある職に勤めていると、どうしても女性は今までの仕事を続けられなくなってしまいます。
ただ、今の仕事を続けたい場合は転職先近くの店舗に移動願いを出したり、戻ってくることがわかっていれば休職することも可能です。
どちらにせよ、会社で手続きが必要になるので、今の仕事を続けたい方は上司に相談してみてはいかがでしょうか。

家庭との両立・子育てが大変

男性の中には「家事は女性の仕事」という価値観の人もいます。
そういった男性の場合、共働きでも家事の分担を嫌がることもあるので注意が必要です。
家事だけではなく、育児に非協力的な男性の場合、女性の負担がかなり多くなりますので、過労で体を壊してしまうケースも実際によくあります。

共働きの場合の多くは子供を保育園に預けることになりますが、送迎だけではなく突然の発熱や流行病などで仕事を休まなければならない時、たいてい女性側に負担がかかります。

結婚前に家事や育児の分担についてしっかり決めておき、後で問題が起きないよう書面にしておくことも場合によっては必要でしょう。

結婚後の仕事に悩んだときの解決策

結婚を機に仕事を辞めるのは、なかなかリスクがあるように感じますが、それでもどうすればいいのか悩んでしまいますよね。
そこでこちらでは、3つの解決策をご提案します。

仕事を辞めてでも結婚したいなら結婚する

簡単な話、仕事を辞めてでも結婚したい相手であれば仕事を退職しても構わないでしょう。
今の職場に不満があるのなら、むしろ退職するいい機会かもしれません。

ただ、先ほどもお伝えしたように結婚後仕事を辞めることはリスクも伴います。
子育てが終わってからの再就職は何かとハードルが高いので、できれば仕事は続けたほうがいいでしょう。

働き方・雇用形態を変えるなら転職も視野に

「仕事と家事をどちらも両立させたい。」という方は、正社員ではなく雇用形態を変えることも一つの策です。
新生活に合うような雇用形態にすれば理想の結婚生活を送ることができます。
また、思い切って結婚前に新生活にふさわしい転職をしてしまうのも一つの手です。

・育休制度が充実していて復職もしやすい
・結婚したり、子育て中の女性も多くいる
・事情に応じて時短勤務などの働き方を選択できる

例えば、上記のような職場なら、結婚と仕事を両立できるでしょう。
キャリアを中断してしまうのは悩みどころですが、将来のことを考えた上で雇用形態や転職を視野に入れてみてください。

時短正社員

勤務時間の短い時短正社員であれば、保育園の送り迎えがしやすくなります。将来的にも即雇用を解除されるリスクが低いので、時短勤務を実施している会社は退職せずに続けることをおすすめします。
気を付ける点としては、子供の病気などで休みが多くなった場合に他の社員に負担がかかってしまうことがありますので、テレワーク対応可能な職種を選んだり、社員1人の負担が重い職場は避けるなど、ある程度選ぶ必要があることも事実です。

パート・アルバイト

柔軟な働き方ができるパート・アルバイトは、子供が小さい頃に選びやすい雇用形態です。
ただ、パートやアルバイトでも人数が少ない場合、突発的な休みがとりにくい場合もありますので、同じように子育てをしている人が多く勤務している職場を選ぶと良いでしょう。

派遣社員

派遣社員は勤務先を変更しやすい点が、子育てをしながら働くのに都合が良いでしょう。
特に、子供が育った後に正社員雇用があるところであれば、長く続けることで将来も安心です。ただ、会社の業績が悪化した場合一番最初に雇用をとかれるのは派遣社員なので、できるだけキャリアを積める業務を選びましょう。

今までのキャリアを活かしフリーランスとして独立

今まで携わってきた業務を続けるために、フリーランスになるという選択肢もあります。
自分で仕事量が調節できるので、子育てをしながら働くことも可能です。
ただし、会社では通常分担されている経理や総務、営業なども全て1人でやらなければなりませんので、保険や税の申告の方法など経営には何が必要なのか、しっかり調べてから計画を立てるようにしてください。

家事や育児に協力的な相手を探す

結婚後も仕事を続けたいのなら、女性が働くことを尊重してくれる男性を選ぶのが大切です。

最近は、「女性は家庭を守るもの」という男性は少なくなっています。
しかし、共働きでも男性が家事や育児に協力してくれないことも多いので、結婚前に男性の資質を見極めることが最も重要でしょう。

男性に家事や育児を手伝ってもらうために、「なだめすかし、夫をほめて育てる」という方法はナンセンスです。
家事育児を「お手伝い」ではなく、「自分の役割」として協力してくれる男性を見つけるのが、仕事と結婚を両立する上で大切でしょう。

結婚相手の見極め方について。幸せな結婚生活を送る上での注意点も

結婚後の家事や育児に協力的な男性の特徴とは

結婚をする上で、パートナーとして選びたいのは家事・育児を積極的にこなしてくれる男性ですよね。
そんな男性の特徴を5つまとめてみました。
結婚後も仕事を続けたい女性は要チェックです。

日頃から家事に積極的

今までに一人暮らしの経験がある男性は、家事がどれくらい大変なのかをよくわかっています。
掃除、洗濯、料理など、こなさなければいけないことがいくつもある家事は、仕事をしながら女性一人で頑張るにはとても大変だと知っているからこそ、積極的に協力してくれるでしょう。
実家暮らしの場合は、家事の経験をしていないからこそ大変さが分からず、「やってもらって当たり前」という男性も存在します。
ただ、親が共働き世帯で育った男性の場合は、幼少期から家事を分担していることも多いため、実家暮らしだから家事をしないというわけではないことも確かです。

1人暮らし、実家暮らし、という面だけで決めつけず、どの程度の家事能力があるのかを結婚前に見極めることが大切です。

部屋が綺麗

交際しているときに、ぜひ部屋を訪れてみてください。
部屋がきちんと整理整頓されていれば、結婚後もしっかりと家事をこなしてくれるでしょう。
一方で、一人暮らしをしていても部屋がごちゃごちゃしていたり、物が出しっぱなしになっていたら、家事が苦手な証拠。
「家事は大変だし面倒だからいいや。」と考えているのです。
このような男性は、結婚しても「面倒だから」「忙しいから」という理由で、家事に協力してくれないことが多いので注意してください。

自炊している

忙しい中でもきちんと食材を買ってきて料理をする男性は、家庭的な人です。
自炊している男性は結婚後も手伝ってくれるので、絶対に離さないようにしましょう。
料理が好きな男性なら、一緒に料理を作ったり、曜日担当で料理をできるなど、仕事をしていてもお互いに協力しながら生活することができますよ。

金銭感覚がしっかりしている

自分の収入に見合う生活をする人は、結婚後も安心です。
反対に、「セール商品を買うのはプライドが許さない。」「何かに使えるかと思って買ってきた。」というように、気持ちのままにお金を使う男性は一緒に生活をすると喧嘩が絶えません。
だからといって、「なんでもかんでも安いものを!」とお財布の紐を緩ませないケチな男性は、一緒にいると疲れてしまうことも。
自分と同じような金銭感覚の男性なら、結婚後もストレスフリーで生活できるでしょう。

彼の父親が家事に協力的だった

「子供は親の背中を見て育つ」という言葉がある通り、小さい頃から父親も積極的に家事に参加していた環境で育った男性は、結婚後も女性1人に任せることがありません。
むしろ、男性も家事を分担して当たり前だと思っているので、率先して協力してくれるでしょう。

婚活診断


まとめ

今回は、結婚と仕事のどちらを取るか、両立させる方法などをお話しました。

寿退社という言葉がありますが、結婚後女性が仕事を辞めるのはさまざまなリスクがつきものです。
社会から孤立してしまったり、収入面でも不安が残るので、結婚後も仕事は続けたほうがいいでしょう。

ただ、職場環境や夫の希望などで、退職することになってしまうかもしれません。その場合は、雇用形態を変えたり転職を視野に入れることも必要です。

仕事と結婚生活を両立させるなら、家事や育児に協力的な男性を選ぶのも必要不可欠です。
2人にとって最適な方法を探しながら、ぜひ素敵な新生活をスタートしてください。

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