結婚のタイミングはいつ?結婚を意識するきっかけとは?
【記事公開日】2021/4/27
【最終更新日】2023/11/8
目次
- 結婚はタイミングが重要!
- タイミングが合わないと別れる可能性もある
- 交際期間との関係
- 結婚を意識するきっかけとは?
- 結婚適齢期
- 仕事・収入が安定してきたとき 貯金についても言及
- 相手と遠距離になるとき
- 周りが結婚ラッシュ
- お互いの両親に紹介されたとき
- 同棲中のカップルが結婚をするタイミングは?
- 【男女別】結婚に踏み切れない理由
- 男性の考える理由
- 女性の考える理由
- 相手と結婚のタイミングが合わないときの対処法
- きちんと話し合う
- お互いの状況を整理する
- すり合わせられないなら別れも考えて
- 結婚のタイミングを合わせるためのポイント
- 焦らず時間がかかってもよしとする
- 誕生日など節目の日に切り出す
- 相手の気持ちもきちんと聞く
- まとめ
結婚のタイミングをいつにするか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、結婚を意識するきっかけやタイミングに加え、結婚のタイミングが合わないときの対処法を解説していきます。
結婚はタイミングが重要!
「交際相手と結婚を考えているけど、タイミングがつかめなくて…」といった悩みを抱えてはいないでしょうか?
お互いに「結婚するならこの人」と思っているにもかかわらず、いつまでたっても具体的な話が出ないのであれば、のんびり構えている場合ではないかもしれません。
まずはタイミングのずれから生じるリスクと、交際スタートから結婚までの期間について確認していきましょう。
タイミングが合わないと別れる可能性もある
人によって波の大きさは違えど、結婚願望の強さは時期によって変わります。
「つい最近まで結婚したかったのに、今はそうでもない」「結婚はしたいけど、今は事情が許さない」など、一方に迷いや事情がある場合、もう一方が希望していてもなかなか結婚にたどり着きません。
さらに厄介なのは、待つ立場の逆転です。「今まで渋っていた方が前向きになったら、今度は待っていた方が結婚へのモチベーションを失っていた」なんてこともままあるでしょう。
付き合った期間が長いほど、こうした状況に陥りやすくなります。タイミングのずれは破局を招く原因ともなるため、逆転のスパイラルに心当たりがあれば早急に対処が必要です。
交際期間との関係
よく見られるのは『交際1年以上3年未満』で結婚に至ったケースです。相手を一通り理解した上で恋の熱が続く、理性と感情がちょうどよいバランスで釣り合っている時期なのかもしれません。
次いで多いのは『交際3年以上』のカップルです。紆余曲折を乗り越えてきた2人の間には、不確かな恋から揺るぎない愛が育っています。周囲からの祝福も受けやすく、安定した結婚生活が送れるでしょう。
『交際1年未満』であっても、十分に結婚の可能性があります。付き合いたてはお互いが相手に夢中なため、勢いに乗りやすいといえるでしょう。半年未満でスピード結婚に至るカップルも、決して珍しくありません。
1〜2年
20代半ばくらいから、交際する時は結婚を見据えたものになることが多いようです。それでも、男女で結婚への意欲が異なる場合も多く、お互いのタイミングを合わせるのに1年~2年くらいをみておくと良いでしょう。
女性が20代で結婚を考える理由は早めに出産や育児を行いたいと思っていることがほとんどなので、1年以上交際しても相手の男性が結婚に煮え切らない場合、別れを視野に入れて婚活をはじめるケースも多くみられます。
3年以上
男性、女性共に仕事やプライベートで忙しく、気がついたら3年以上たってしまったというパターンも多くあります。
ただし、倦怠期のようにお互い刺激を感じなくなってきていることもあるため、結婚への意欲が薄れてしまうというカップルも。
結婚を見据えた交際であれば、3年を機に真剣に結婚について話し合ってみる時期だといえます。
交際1年未満でも結婚するカップルもいる
お互いが強くひかれあっているカップルの場合、1年未満でも結婚するケースは多くみられます。むしろ、交際歴が短い方がお互いの良い部分だけを見ているため、結婚を決断しやすいでしょう。
また、婚活で出会った場合はお互いが結婚を前提とした交際になるため、出会って数か月で結婚まで進むケースが多いようです。
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結婚を意識するきっかけとは?
中には初めから結婚を意識して付き合うカップルもいますが、恋愛結婚したカップルのほとんどは気軽な交際からスタートしています。
では、いったい何があったとき、結婚の二文字が頭に浮かんだのでしょうか?ここでは、多くの人が結婚を意識するきっかけとなった出来事を紹介します。
結婚適齢期
ひと昔前までは女性をクリスマスケーキに例えて「25日(25歳)過ぎたらいき遅れ」などとささやかれる時代がありました。しかし現在は、万人に当てはまる結婚適齢期はありません。
とはいえ今も、それぞれライフプランの中に『自分の結婚適齢期』があるでしょう。経済的に安定する頃や、ある程度の自己実現ができたときといった、さまざまな理想を抱くものです。
特に「将来子どもを何人か持ちたい」と考えている女性の場合、適齢期の設定が男性よりシビアにならざるをえません。周囲に結婚ラッシュが訪れたことで、適齢期を実感することもあるでしょう。
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仕事・収入が安定してきたとき 貯金についても言及
男性は特に、仕事が安定してからの結婚を望んでいるケースが多くみられます。
責任感が強い男性ほど、自分の経済力に自信がないと結婚を考えられないという考えを持っています。
その理由として、
・女性が安心して出産育児ができるように
・結婚相手としてふさわしい男性であると相手女性や家族に認められたい
・マイホームの資金や子供にかかる費用をふまえて
などがあげられます。
相手と遠距離になるとき
「新生活を始めるとき恋人にそばにいてほしい」という思いからプロポーズすることが多いようです。反対に「自分の生活に恋人がいないのが耐えられない」と、恋人についていく決断を下す人もいるでしょう。
遠距離恋愛には常に孤独感や寂しさが付きまといます。環境の違いによって価値観がずれてしまうことも考えられるでしょう。デートの際の交通費など、金銭的な問題も軽視できません。
これらのデメリットはもとより、恋人と遠く離れなければいけない状況に立たされたことが『恋人が自分の人生に欠かせない存在』であることに気づくきっかけとなるのです。
周りが結婚ラッシュ
女性も男性も、仲の良い友人や所属グループ内で結婚ラッシュがあると、自分も結婚したいと感じることが多くなります。
特に、一番近しい友人が結婚した場合、今までよりも遊ぶ機会が減りますので、孤独を感じて結婚願望が芽生えたという話はよく聞きます。
お互いの両親に紹介されたとき
「両親を紹介されて結婚を考えた」という意見も多数派です。両親と過ごす姿から恋人のこれまでの人生を身近に感じ、改めて身の引き締まる思いがするのでしょう。
恋人の家族の様子は、まさに恋人の思い描く家庭の姿といえます。「こんな家庭が作れたらいいな」と思うことで、結婚生活への不安が和らぐ効果もあるのかもしれません。
反対に恋人を自分の家族に紹介したときは、自分の中で結婚への覚悟が決まります。特に男性の場合、結婚の決意表明として恋人を両親へ紹介することが多い傾向です。
同棲中のカップルが結婚をするタイミングは?
結婚を前提とした同棲であれば、1年前後を目安に結婚へと進むカップルが多いようです。
ただ、何となく同棲してしまったというケースでは、女性よりも男性の方が結婚を希望しないことが多くなります。
理由として、同棲という責任の伴わない、疑似結婚という関係の居心地が良いからに他なりません。
女性は結婚も出産も男性に比べてタイミングがシビアです。もし結婚を望んでいるのなら、同棲して1年たっても結婚の話すら出ない不誠実な男性とは早めに別れることをおすすめします。
【男女別】結婚に踏み切れない理由
「結婚に対して不安がある」と答える人は、性別にかかわりなく多数存在します。漠然とした不安もあれば、はっきりと自覚しているものもあるでしょう。この不安を解消することが結婚への近道といえます。
そこでまずは、具体的にどのような部分が歯止めとなっているのか、男女別に結婚をためらう理由を探ってみましょう。
男性の考える理由
男性が抱える不安とは、主に次の4点です。
● 経済的に不安がある
● 転職を考えている
● 自由な時間がなくなる
● 結婚によいイメージがない
結婚後も夫婦共に働き、ダブルインカムを得る家庭が増えてきました。しかしそうはいっても、責任感がある男性ほど「自分がしっかり稼がなければ」と思うものです。
若い世代ではまだ収入が少ないことも多く、結婚後の懐具合に不安を感じることもあるでしょう。キャリアアップのための転職を考えている場合はなおさら、結婚生活を支える余裕が持てないのも無理はありません。
また、友人や趣味の多い男性は、プライベートな時間をとても大切にします。夢中になっていることがあれば、結婚を後回しにしがちでしょう。結婚自体に束縛・責任・しがらみといった悪いイメージを抱いているケースも同様です。
女性の考える理由
一方の女性は、以下のような理由で結婚をためらうことが多いでしょう。
● 彼氏に頼りがいや経済力がない
● 家事と仕事を両立する自信がない
● 生活の変化に不安がある
● 実家を出るのが寂しい
男女平等の世に近づいたとはいえ、男性の平均年収に並ぶほどバリバリ稼ぐ女性はまだ多くありません。どちらも収入に余裕がないのであれば、新婚生活の台所事情がカツカツになるのは目に見えています。
さらにいえば多くの場合、結婚による生活の変化が大きいのは女性の方です。名字が変わり家事の負担がかかり、もし子どもが生まれれば自分に手をかける時間がなくなります。
キャリアを積みたい女性にとっては、20〜30代は仕事を優先したい時期です。現在実家暮らしをしていれば、家を出ることで家族のサポートが得られなくなるのも不安要素の一つかもしれません。
相手と結婚のタイミングが合わないときの対処法
「そろそろ結婚したいのに、相手がいまいち煮え切らない…」というときの対処法を紹介します。このステップこそ結婚のタイミングを引き寄せる方法となるため、実践する前に流れをイメージしておきましょう。
きちんと話し合う
2人の関係性を変えたいと思うのならば、まずは『彼の本音を聞き出すこと』が先決です。結婚話を切り出すのは勇気のいることですが、結婚を希望している側がリードしなければ話は進みません。
将来に関わる大切な話なので、LINEや電話ではなく、できれば直接会って話す方がおすすめです。ときには表情や雰囲気から、言葉よりも多くの情報を得られることもあります。
彼の気持ちが分かったら、今度はあなたの理想とするライフプランを伝える番です。結婚を考える理由を分かりやすく、かつ柔らかな言葉でプレゼンすると効果的でしょう。
お互いの状況を整理する
続いて、タイミングのずれという問題を解決する『落とし所』を探ります。「自分も働くつもりでいる」「お互いの時間も確保しよう」など、彼の不安を取り除くことがポイントです。
『何歳になったとき』『次に昇進が決まったとき』といった、お互いに妥協できる期限を設けてみてもよいかもしれません。あなたから提案するよりも、「いつ頃がベストかな?」と彼の意見を引き出す方が得策です。
彼から提示された目標があることで不安が解消され、彼の方でも心の準備が始められます。
すり合わせられないなら別れも考えて
どれほど心を砕き、彼の事情を理解しようと努めても、どうしてもお互いの気持ちのギャップを埋められないこともあります。関係性に悩みながら付き合い続けるのは辛いことです。
「真面目に聞いてくれない」「結婚の意思が全くない」など、彼と自分で将来のビジョンが違いすぎる場合は『別れという選択肢』を取った方がよいケースもあります。簡単に答えを出せる問題ではありませんが、自分の将来のために最善の道を選択しましょう。
結婚のタイミングを合わせるためのポイント
結婚話にプレッシャーを感じる人は少なくありません。不安や不快感を与えないようにするには、想像力を働かせることがポイントとなります。
「こう言ったら、相手はどう思うかな?」と常に気を配っておけば、穏やかにポジティブな話し合いができるでしょう。特に気を付けておきたいのは、次の3点です。
焦らず時間がかかってもよしとする
話し合いをするときは『決して答えを急がないこと』を心に留めておきましょう。少なくとも話し合いの当日は、答えを求めない方がベターです。
結婚は、価値観・お金の使い方・人付き合いなど、さまざまな点で生活基盤に大きな変化をもたらします。結婚の意思があったとしても、安易に決断できるものではありません。
あなたの気持ちを聞いてから、彼の中で徐々に結婚への気持ちが高まっていくこともあります。ゆったりした気持ちで、少しずつ話を進めていきましょう。
誕生日など節目の日に切り出す
結婚する時期について相談するなら『誕生日』や『交際記念日』がおすすめです。
何でもない日に「ちょっと話があるんだけど…」と切り出すと、彼も思わず身構えてしまいます。雰囲気によっては、必要以上に深刻な話し合いになってしまうかもしれません。
その一方、誕生日などの楽しい時間に「ずっと一緒にいたいな!そういえば結婚って考えてる?」といった具合に切り出せば、彼も本音を話しやすくなるでしょう。
相手の気持ちもきちんと聞く
自分の気持ちばかり押しつけず、『話し合うという意識を強く持つこと』が肝心です。
例えば彼から「異性の知り合い全員と縁を切ってくれ」と言われたとしましょう。彼が真剣に悩んでいるのだとしても、そうやすやすと受け入れられるものではありません。
しかしあなたが彼の気持ちを尊重し、「不安にさせないように、プライベートな付き合いを控える」と言えば、彼も「仕事の付き合いは仕方がない」と自然に譲歩できるはずです。
相手の気持ちに寄り添い、譲れる部分はないか自問自答する冷静さも忘れないでおきましょう。
まとめ
結婚は人生最大の分岐点といっても過言ではありません。むやみに焦る必要はありませんが、自分に結婚の意思がある以上、1人で悩んでいるより何らかの働きかけをした方が建設的でしょう。
結婚のタイミングを合わせるコツとは、彼に『あなたと生きる幸せな未来』を想像させることです。そのためには、あなた自身が将来のビジョンを明確にしておく必要があります。
真剣な気持ちが伝われば、「この人を幸せにしよう」と彼も心を決めてくれるかもしれません。