結婚相手の見極め方について。幸せな結婚生活を送る上での注意点も
【記事公開日】2021/4/27
【最終更新日】2023/11/2
目次
結婚相手を選ぶ際、自分がもっとも重視する条件は何でしょうか?妥協できる点やできない点を明確にしておくことが、理想の相手に巡り合える近道です。結婚相手の見極め方やパートナーとして男性に選ばれる女性の特徴を解説します。
女性が結婚相手に求める最低限の条件とは?
結婚で後悔しないためには『結婚相手に求める最低限の条件』を明確にしておくことが肝要です。女性の多くは、パートナーになる男性にどんなことを求めているのでしょうか?
優しさや思いやりなど性格面
女性に限らず、結婚相手の条件として挙がりやすいのが『性格』や『人柄のよさ』です。
結婚すると、つらいことや大変なことも2人で分かち合う必要があるため、相手の『思いやり』や『優しさ』を重要視する人は少なくありません。自分勝手で気遣いができない人が相手ではちょっとしたことで衝突し、けんかになってしまうかもしれません。
女性は、子どもが生まれると仕事・家事・子育てに追われることになります。自分に余裕がないときに率先してサポートをしてくれたり、寛大な心でいつも見守ってくれたりする相手を選べば、「この人と結婚してよかった」と感じることができるでしょう。
結婚相手は長い人生を共に歩むパートナーです。相手の人柄を見極め、「この人と一緒にいて自然体でいられるか?」という点を自分に問いかけてみましょう。
安定した経済力
恋愛では容姿や相性のみを重視できていても、結婚となると『経済力』を無視できなくなるでしょう。結婚後も働く女性は多いですが、子どもを産むことを希望している場合、相手の『経済的な安定』は不可欠です。
経済力は必ずしも高収入を指すわけではありません。多くの女性は『生活に困らないくらいのお金』や『安定した継続収入』をパートナーに望んでいるようです。
高望みはしなくても、あまりにも年収が低すぎると、急にまとまったお金が必要になるときに不安を感じてしまうかもしれません。
価値観が合うかどうか
価値観の不一致はけんかのきっかけになると同時に、別れの原因にもなります。結婚をする前に『自分と相手の価値観がかけ離れすぎていないか』を確認しておきましょう。
価値観とは、一言でいえば『何に価値を見出すか』です。「結婚して早く子どもをつくりたい」「夫婦2人で水入らずの生活を送りたい」など、結婚生活に求める価値は人それぞれといえます。
また、結婚生活では『お金の価値観』も重要です。お金の使い道や、お金の管理方法についても結婚前にすり合わせをしておく方がよいでしょう。
ただ、価値観が完全に一致する人はめったにいないものです。相手が自分に無い価値観を持っている人だとしても『それを受け入れられるかどうか』という視点で考えてみましょう。
妥協してはいけない点と妥協すべき点
「こういう相手でなければダメ」と自分の理想だけを追い求めている人は、なかなか結婚ができません。だからといって、重要なところで妥協すると結婚後に後悔することになってしまいます。自分の中で妥協点をクリアにしておきましょう。
妥協してはいけない条件
妥協すると後悔するのが、相性・性格・価値観などの『内面的な要素』です。恋愛と違い、結婚後はパートナーと毎日一緒に生活を送ることになります。
価値観が似ている、相性がよいと思える相手とは、結婚後も良好なパートナーシップを築いていける可能性が高いでしょう。ただし、浮気をしない誠実な人であるというのは最低限クリアしたい条件の一つです。
また、妥協してはいけないのが『お金の価値観』です。年収の高さも大切ですが、浪費癖がある、倹約の度が過ぎるなど、金銭感覚がかけ離れている人との生活は苦労が絶えないことでしょう。
「子どもは何人欲しい」「結婚後も仕事は続けたい」などの将来の計画についても、事前に相手と話し合った方がよいでしょう。
妥協してもOKな条件
「容姿は譲れない」「年収はこのくらいなければ厳しい」など、妥協できる条件は人によって異なります。
ただ、『容姿』『年収』は時間と共に変化するため、この先どうなるかは分かりません。容姿に関しては、生理的に受けつけられないという場合を除いては、妥協してもよい点といえます。
「相手の稼ぎが少なければ、自分が働けばよい」というスタンスでいれば、年収の高さも必須条件にはならないはずです。
幸せな結婚のために!相手の見極め方
結婚相手とは、長い結婚生活を一緒に歩むことになります。お付き合いの段階で相手の本性や人柄を見極めておくことで「こんなはすではなかった…」と悔やまずに済むことでしょう。見極め方の三つのポイントを解説します。
自分以外への対応をチェック
多くの人は、結婚相手に優しさや思いやりを求めますが、自分に対する態度だけを見て「この人はすてきな人だ」と言い切るのは早いかもしれません。
デートのときは『自分以外への対応』もチェックしましょう。特に、レストランなどの店員への接し方には、その人の人間性が表れます。
たとえば、注文が遅れたときに強い口調で不平不満を言ったり、横柄な態度を取ったりする男性は要注意です。自分の優位性を示したい気持ちの表れともいえ、結婚後にその本性が露見する可能性があります。
また、結婚する前は両親を含めて顔合わせをする機会があります。その際に、義父母となる『相手の両親への態度』もチェックしておきましょう。
「話し合い」ができるかどうか
結婚とは、生まれた環境も価値観もまったく異なる2人が一緒に暮らすことです。意見が食い違って対立が起こったときは話し合いで解決し、お互いに助け合いながら生きていく必要があるでしょう。
男性の中には話し合いが苦手な人もいるため、デート中に意見が分かれたときなどに、彼がどのような対応をするのかを確認することをおすすめします。
お互いの意見を尊重し、きちんと話し合ってくれる相手であれば安心できるでしょう。一方で、話し合いを避ける人・自分の意見を優先する人・「どっちでもいいよ」と丸投げする人は、結婚後もそうである可能性が高いといわれています。
結婚前に旅行に行くのもおすすめ
旅行は2人の仲を深めるだけでなく、お互いをより深く知るためのよい機会です。いつもと異なる環境に身を置き、24時間一緒に過ごすことで『相手の素の部分』がより見えるようになります。
観光地では、計画性・お金の使い方・疲れたときの態度などをチェックしましょう。ホテル滞在中は、身支度にかかる時間や部屋の使い方などに、その人の性格や生活スタイルが表れるでしょう。
また、トラブルに見舞われたときの対応もしっかり見ておきたいポイントの一つです。特に、言葉の通じない海外旅行などではハプニングがつきものでしょう。
反対に選ばれる女性の特徴とは
結婚は、自分が相手を選び、相手からも選ばれなければ成立しないものです。「結婚してほしい」と男性に言われる女性にはどのような特徴や共通点があるのでしょうか?
金銭的、精神的に自立する
男性に依存せず、金銭的・精神的に自立している女性は結婚相手に選ばれやすい傾向があります。対等な関係でお互いを支え合えるカップルは、結婚生活がうまくいく可能性が高いのです。
一方で、『自分で決断ができない』『1人の時間を楽しめない』『収入面でも相手に頼りっぱなし』という人はどうでしょうか?
「女性に頼られるのはうれしい」というのが男性の本音ですが、頼られることと依存されることは違います。結婚という狭い枠の中で相手に一方的に寄りかかられれば、男性も息苦しさを感じてしまうでしょう。
結婚したいと思われる女性に近づくために、少しずつ自立した大人になりましょう。
小さな幸せを喜べる
男性の心を掴むのは、日常の小さな幸せを素直に喜べる女性です。些細なことに喜んでくれる女性に対し、男性は「より多くのことをしてあげたい」という気持ちが湧くものです。
逆に、人に何かをしてもらうのが当たり前と思っている人は、感謝の言葉をあまり発しません。小さな幸せに満足できず、「もっといい暮らしがしたい」「もっと上を目指したい」と思ってしまうのです。
男性は本来、好きな女性を喜ばせたいと思う生き物です。しかし、向上心が強く、なかなか満足してくれない女性がパートナーの場合、肩の荷が下りない日々が続くでしょう。
相手に安心感を与えられる
男性が結婚相手に求めるのは、一緒にいて安心できる女性です。恋愛ではドキドキ感を求めていた人も、結婚相手を選ぶときは『自然体でいられるか』『一緒にいてリラックスできるか』を重視するようになります。
笑顔が温かい・気配りができる・相手の空間やペースを尊重するという女性は男性に好かれます。ホッとできる時間や空間が待っていると思うと、「早く家に帰りたい」と思うものです。
一方、愚痴や不安ばかりを口にする人と一緒にいると心が落ち着きません。お互いに何でも話せる関係は必要ですが、あまりにも度が過ぎると相手に負担がかかってしまいます。
まとめ
結婚を考え始めたら、結婚において妥協できないこと、妥協してもいいことを明確にしておきましょう。漠然としていたり、条件が多すぎたりすると、理想のパートナーはなかなか見つかりません。
相手を見極めることは重要ですが、結婚は『相手が自分を選んでくれなければ成立しない』ということも覚えておきましょう。選ばれる女性になるための努力も忘れないようにしたいものです。