男性の結婚適齢期はいつ?具体的な年齢やおすすめの婚活サービスなどを紹介
【記事公開日】2021/4/5
【最終更新日】2023/12/12
目次
- 結婚適齢期とは?
- 男性の平均的な結婚適齢期は何歳?
- 結婚適齢期は人によって異なる?
- 年齢を気にしない男性が危険な理由
- 男性は結婚適齢期になったら婚活した方がいい?
- 結婚適齢期の男性に求められる条件
- 結婚するには経済力が重視される
- 人間性と相性も重要
- 相手との年齢差
- 結婚適齢期が過ぎてしまった男性の対策
- 選ばれる男性になるための努力をする
- 積極的にアプローチする
- 婚活サービスを活用する
- 結婚適齢期の男性向け!婚活サービスの選び方
- 仕事やプライベートが忙しい男性
- いろんな女性と会いたい、フィーリングで選びたい男性
- 費用をかけたくない男性
- 短期間でお相手を見つけたい男性
- 異性との交際経験がない男性
- 結婚適齢期を過ぎても幸せな結婚をするためのポイント
- 自分と相手は対等だという意識をもつ
- 価値観の違いを受け入れる器の大きさを身につける
- 愛情表現は惜しまずに
- まとめ
男性の結婚適齢期は、意外と早く訪れます。しかしその一方で、「なかなか結婚できない」「いい相手が見つからない」「そもそも彼女もいない」という男性がいるのも事実です。
そこで、この記事では結婚を意識している男性の皆様に向け、正確な結婚適齢期と、結婚相手を探すためのオススメの婚活方法について解説します。
結婚適齢期とは?
かつて、明治時代のころまでは、成人するとともに結婚するのが一般的でした。しかし現在は家族を養える社会的・経済的な余裕を持ち始めてから結婚するのが一般的です。こうした現代で問題なく結婚・出産ができる時期を「結婚適齢期」と呼びます。
男性の平均的な結婚適齢期は何歳?
では、男性の結婚適齢期はいつでしょうか?結論から言ってしまうと、おおよそ「20代」です。
男性の結婚適齢期は、初婚年齢が大きく関係してきます。以下の表は、厚生労働省「人口動態調査」に基づいて作成した、2021年の男性の結婚年齢と全体における割合です。
【男性の結婚年齢(初婚+再婚)と全体における割合】
20~24歳 10.9%
25~29歳 33.1%
30~34歳 22.2%
35~39歳 13.4%
40~44歳 7.7%
45~49歳 4.8%
50~54歳 2.7%
55歳以上+19歳以下 5.3%
こちらを見ると、25~29歳の男性が最も多く結婚しており、20代男性は全体の4割以上も占めています。
では、再婚を含まない「初婚年齢」の割合をチェックしてみましょう。
【男性の初婚年齢と全体における割合】
20~24歳 13.6%
25~29歳 39.8%
30~34歳 24.3%
35~39歳 12.3%
40~44歳 5.6%
45~49歳 2.6%
50~54歳 1.0%
55歳以上+19歳以下 0.7%
こちらの表を見ると、初婚男性の割合は25~29歳が全体の39.8%と、一番多いです。
年齢が上がるごとに初婚の割合はどんどん低くなり40代前半は5.6%にまで下がります。データを元に考えると男性の結婚適齢期は20代と言えるでしょう。
結婚適齢期は人によって異なる?
男性の結婚適齢期は20代だという説明をしましたが、結婚適齢期は人によって異なるという考え方もあります。
例えば、仕事に打ち込んでいたり、家族の介護を行っていて30代を超えてしまったりしても、「結婚したいと思った時が適齢期」だと思って婚活をはじめてみた方がよいでしょう。
結婚相談所サンマリエの場合、登録する男性のうち、40~44歳が18.7%、45~49歳が13.0となり、会員のおよそ3人に1人は40代です。年齢が上がるほど結婚する割合が少なくなるのも事実ですが、40代の男性でも婚活に成功している方が少なくありません。
ただ、年齢を重ねるごとに結婚への難易度が上がっていくのも事実なので、結婚の意思があるのなら早めに婚活を始めることがおすすめです。
年齢を気にしない男性が危険な理由
よく、「女性は出産や子育てを考慮して早めの結婚がいいけど、男性は年齢を気にしなくても大丈夫」なんて話も聞きますが、これは間違いです。結婚相談所でさまざまな男性とお話しする中で、30代後半になっても「まだ大丈夫」と危機感を持たない方をたまに見かけます。
もちろん収入が高いなど高条件であれば話は別ですが、実際の統計では初婚、再婚を合わせても30代後半の結婚率は13.4%と低い結果が出ています。「まだ若いから大丈夫」と安心するのは危険です。
年齢を重ねるごとに結婚する男性が少なくなるのは、結婚対象となる女性の数が少なくなるからです。既婚女性が増える中、なかなか出会えないという状況に陥る男性は少なくありません。
実際、結婚相談所へ相談に来る40代男性の多くが、「30代のうちに自然に結婚できると思っていた」と話しており、婚活をする中で厳しい現実にぶつかっています。
男性は結婚適齢期になったら婚活した方がいい?
一方、結婚適齢期の20代男性で結婚を考えている場合、ぜひ早めに婚活を始めましょう。婚活をおすすめする理由としては、以下の2点が考えられます。
● 年齢が上がるにつれてマッチングできる良い女性が減っていく
● 年齢が高い男性には高ステータスを要求される
年齢を重ねていくごとに、どんどん結婚へのハードルが高くなるので、思い立ったその時に婚活を始めてみてください。
例えば年齢の高い男性は、高年収でないと勝負の場に立つのも難しくなります。20~30代の男性の場合、平均年収の350万円~400万円台の年収があれば問題ありませんが、40代男性なら500万円、50代男性なら600万円が平均年収と言われており、婚活市場でも同程度の経済性を求められることが多いです。
結婚適齢期の男性に求められる条件
結婚適齢期の男性に女性が求めるのは、経済力、人間性、年齢の3点です。
結婚するには経済力が重視される
端的に言えば、お金を稼ぐ力です。高年収が理想ですが、決して本業の稼ぎがすべてではありません。自炊や貯金のスキル、副業で手堅く稼ぐスキルなども、この経済力を左右する大きな要素です。
人間性と相性も重要
また、人柄を重視する異性は多いです。単純に優しいとかクールと言うよりも、自分とどれほど相性が合うか、あるいは一緒にいて快適かというフィーリングの部分が大切です。
相手との年齢差
できれば、相手との年齢差は5歳程度までにしましょう。国立社会保障・人口問題研究所における「未婚者が希望する結婚相手との年齢差の構成(2015年度)」によると、女性が希望する結婚相手のとの年齢差は、多くが同い年もしくは1~2歳までで、7歳以上年上でもOKという女性は全体の5.6%にとどまります。
結婚適齢期が過ぎてしまった男性の対策
男性でも40代を超えると、いよいよ結婚適齢期とは言えなくなってきます。どのような対策が考えられるでしょうか。
選ばれる男性になるための努力をする
まずは、結婚適齢期の他人よりも自分を選んでもらうための、なんらかの強みや魅力の獲得、すなわち自分磨きが求められます。結婚は、自分も相手も、一人ではできないものです。結婚したいと思ったら早めに、女性から選ばれる男性になるための努力を始めましょう。
気になる方は下記の記事もあわせてご覧ください。
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結婚するために男性が気をつけるべき注意点と改善策
積極的にアプローチする
自分を高めるとともに、理想の相手が見つかったら、アプローチを積極的に行いましょう。ただし、2回以上断られたならそれ以上の深追いは禁物。ストーカーと間違えられてしまう可能性が出てきます。
40代であれば人生経験は間違いなく20代の同性よりも多いはずなので、大人の恋を楽しむ余裕も生まれているのではないでしょうか。もし断られても次があるという気持ちで、自分からのアプローチを楽しめる状態がベストです。
婚活サービスを活用する
自分にはこれといった強みも経験もないという方も、諦めてはいけません。幸い、婚活サービスは多種多様で、先述したとおり、40代の会員が多く登録する婚活サービスも存在します。具体的な婚活サービスの選び方は、次の章で解説します。
結婚適齢期の男性向け!婚活サービスの選び方
婚活方法は多種多様なので、何から始めればいいのかわからない方も多いでしょう。人それぞれマッチする婚活方法が異なるので、今回はどんな人にどんな婚活方法が合うのかを紹介します。
それぞれの婚活方法に適した年齢も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事やプライベートが忙しい男性
「毎日が忙しくて、婚活だけに集中できない」という男性は、結婚相談所を利用することも検討してください。
仲人がサポートしてくれる結婚相談所なら、お見合いの日時や場所指定、さらに交際中のお相手への意思確認も担当者が聞いてくれるため、忙しい男性でも無理せずに婚活を進めていきやすいのが特徴です。
いろんな女性と会いたい、フィーリングで選びたい男性
異性との会話にある程度自信があれば、街コンや婚活パーティーで良い出会いを探せます。フィーリング重視でお相手を選びたいと考えている男性にとっては、条件に振り回されない街コンや婚活パーティーは最適でしょう。
ただし、街コンは年齢制限を設けているところもあり、20~30代がメインとなっています。
費用をかけたくない男性
費用をかけたくない男性は、スマホさえあれば手軽に始められて、ひと月数千円から利用できる婚活アプリがおすすめです。
ある程度メッセージのやり取りがマメで、積極的にアプローチできる男性向けの婚活方法といえます。
婚活アプリに登録している年齢は20~40歳が多く、それ以外の年齢の方は年齢が近い人が多く登録している婚活アプリを選ぶと良いでしょう。
短期間でお相手を見つけたい男性
短期間で効率的に結婚したい男性は、結婚相談所が合っている可能性があります。
結婚相談所は婚活パーティーや婚活アプリよりも費用がかかり、本人確認も厳格です。このため、結婚したいと本気で考えている人が多く登録しています。
真剣に婚活をしている人が多いので、出会いから結婚までは比較的短期間と言われています。
異性との交際経験がない男性
「女性と今まで交際したことがない」「交際経験が少なくて何をすればいいのかわからない」などの悩みを抱えている男性は、「仲人型結婚相談所」がオススメ。
お見合いから成婚まで仲人があらゆる相談にのってくれます。異性との交際経験がなく婚活に不安な男性は、年代問わずにぜひ結婚相談所の門を叩いてみてください。
結婚適齢期を過ぎても幸せな結婚をするためのポイント
結婚適齢期を過ぎた男性が良い結婚をするためには、なにが大切になるでしょうか。
それには大きく3つの要素が関わってきます。
自分と相手は対等だという意識をもつ
まず、年の差やバックグラウンドに関係なく、男女は対等であるという考えを持っていないと、スタートラインにすら立てません。男だから自分が大黒柱にならなければならない、妻は夫に従うべき、家事や育児は妻の仕事、などの価値観は、概ね古いものと考えてください。
価値観の違いを受け入れる器の大きさを身につける
育った環境が違えば価値観も変わるものです。特に結婚適齢期を過ぎて、年の差の出会いがあった場合、生きてきた時代には20年近い差が生じています。価値観の違いがあって当然と言えるのではないでしょうか。だからこそ、心の広さを持つことが大切です。
詳細は下記で詳しく解説しています。
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価値観が合わない相手との結婚はあり?結婚後のリスクと歩み寄る方法
愛情表現は惜しまずに
いまが結婚しなくてもいい時代であるならば、離婚しても良い時代と言えそうです。
日本の離婚率は約35%前後になっており、2019年度の厚生労働省の調査によると離婚件数は約20万9,000件にものぼります。3組のうち1組が離婚する現代。相手を大切にしない夫婦生活は、昔に比べて長続きしません。入籍をゴールと考えず、愛情を惜しまない夫婦生活を送ってくださいね。
まとめ
男性の結婚適齢期は、データを読み解くと20代といえます。結婚への熱意があっても40~50代になってしまうと、どうしても成婚へのハードルが高くなる傾向。「結婚をしたい!」と考えているなら、今すぐにでも婚活を始めましょう。今日がこれからの人生で一番若い日です。
ぜひ、お近くの結婚相談所などで相談してみてください。
望月 昭男
サンマリエ結婚カウンセラー(仲人)
カウンセラー歴25年
結婚相談所には幅広い年齢層の男性が登録していますが、コア層は30代です。20代のうちから結婚を意識しはじめる女性と違い、30代になってから焦って結婚相手を探し出す男性がとても多い印象です。もし将来は結婚したいと考えているのなら、なるべく早い時期に婚活をはじめることをおすすめします。