恋愛に疲れた男女へ!疲れの原因と対処法を行動、思考別に紹介
【記事公開日】2020/12/16
【最終更新日】2023/12/20
目次
- 「恋愛に疲れた」その原因は?
- 相手から束縛・依存されている
- 相手のペースに振り回される
- LINEなどのやりとりを高頻度で求められる
- 仕事と恋愛との両立
- 我慢が積み重なる
- 信用できない・されない
- 相手と価値観が違いすぎる
- 恋愛に疲れてしまいやすい人の特徴
- 相手に合わせすぎてしまう
- 恋愛をすると他のことが手につかない
- 恋愛が熱しやすく冷めやすい
- 一人で楽しみたい趣味がある
- 相手への要求が多い
- 恋愛に疲れたときの対処法・行動編
- 一人の時間を増やしてみる
- 没頭できる趣味を持つ
- 恋人以外と過ごす時間を増やしてみる
- 自分磨きにお金と時間をかける
- 恋人と離れてみる
- 恋愛に疲れたときの対処法・思考編
- 恋愛疲れの原因に向き合ってみる
- 相手と考え方が異なるのを理解する
- 恋人に気を使うのをやめる
- 相手に完璧を求めない
- まとめ
恋愛は楽しいことと同じくらい、つらいことも起こるもの。相手の都合や自分の感情に振り回されて、「恋愛に疲れた…」と感じている人も少なくないでしょう。
では、そんな恋愛疲れから抜け出すにはどうすれば良いのでしょうか。今回は、恋愛疲れの原因や恋愛疲れしやすい人の特徴、そして恋愛に疲れたときの対処法を解説します。
「恋愛に疲れた」その原因は?
楽しいはずの恋愛なのに、なぜ疲れを感じてしまうことがあるのでしょうか。まず、恋愛に疲れてしまう主な原因を7つ紹介します。
相手から束縛・依存されている
相手から束縛や依存されるような恋愛は、どうしても疲れやすくなってしまいます。
例えば、
・スケジュールを常に把握したがる
・少しでも連絡が遅くなると厳しく追及する
・嫉妬が激しく、何かあるとすぐに浮気を疑ってくる
最初は「愛されているから」と許容できていても、それが長く続くことで恋愛疲れの原因になってしまうので注意が必要です。
相手のペースに振り回される
自己中心的な相手との恋愛は、長く続くほど疲れやすくなってしまうもの。
例えばあなたの都合を考えずに急に呼び出してきたり、デートのドタキャンが多かったりする相手だと、こちらの不満ばかりが募ってしまいます。
特に自分の意見がなかなか言えない人は、どうしても相手の都合や気分に振り回されがちなので、恋愛疲れに陥りやすいと言えるでしょう。
LINEなどのやりとりを高頻度で求められる
「早く返事してよ」というLINEを受け取ると、いくら恋愛相手でも疲れを感じることがあります。LINEなどのメッセージのやりとりを高頻度で求めてくる相手とは、恋愛疲れを起こしやすくなるでしょう。
仕事と恋愛との両立
仕事が忙しいなかでの恋愛には疲れが伴います。
特に「仕事に集中したいのにデートの時間も作らなきゃいけない」という悩みを抱える男女は案外多く、恋愛疲れの大きな原因となる人もいるようです。デート中に仕事のことを考え出すだけでなく、恋愛を楽しんでいる最中でも、ふと自分が無駄なことをしている気分になることも。
心にゆとりをもって、仕事と恋愛のどちらも楽しめるのがベストですね。
我慢が積み重なる
些細な行き違いでも、そのストレスが限界まで達したときに恋愛疲れへつながるケースがあります。髪をさわる、ひげを抜くといったちょっとした癖から、時間に遅れる、ドタキャンするといったものまで、急に気に入らなくなり、相手に八つ当たりしてしまった、なんて経験談もあります。
相手の行動がストレスになるようなら、限界まで我慢する前に話し合うようにしましょう。特にふたりで同棲するなど、同じ時間を長く過ごす際は大切です。
信用できない・されない
自分に自信がなかったり、相手が適当だったりすると、信用ができなくなります。
たとえばLINEの返事が何日か経ってから返ってくる、投稿したストーリー動画が閲覧されない、異性の友人といる場面をSNSに投稿するのに、自分といる時間は一切しない…という付き合い方をされると、「本当に自分のことが好きなのだろうか?」と疑いたくなり、一気に恋愛疲れが起こります。
相手と価値観が違いすぎる
相手と過ごす中で、価値観の違いを実感することもあるでしょう。しかしあまりにも価値観が違いすぎる相手だと、恋愛疲れに陥りやすくなってしまいます。
特に金銭感覚や結婚観のズレは、将来を考える上で大きな悩みの種になるでしょう。生活リズムや食生活などの違いも、結婚後に問題となるケースがあります。
恋愛に疲れてしまいやすい人の特徴
恋愛に疲れてしまう原因はさまざまですが、恋愛に疲れてしまいやすい人・そうでない人がいるのも確かです。では、「恋愛疲れ体質」になりがちなのは、どんな人でしょうか。
ここでは、恋愛に疲れてしまいやすい人の特徴を6つ紹介します。
相手に合わせすぎてしまう
自分の意見や要求を伝えるのが苦手な人は、相手に合わせすぎてしまうことから恋愛疲れに陥りやすくなってしまいます。
相手に合わせることが当たり前になってしまうと、自分でも気付かないうちに恋愛疲れが溜まってしまうことも。特に、自分に自信がなく「相手に嫌われたくない」という思いが強い人は、その傾向が強いと言えるでしょう。
恋愛をすると他のことが手につかない
・友人の約束よりも恋人との時間を優先してしまう
・恋人のことばかり考えてしまい仕事や趣味に集中できない
・恋人にも自分を第一に考えていてほしい
など、恋愛をすると恋人に依存してしまう人は、恋愛疲れに陥りやすい傾向があります。
恋人第一の人は恋人の言動に一喜一憂したり、疑心暗鬼になったりしがちです。そのため気持ちが不安定になりやすく、「恋愛に疲れた」と感じることが多いのです。
恋愛が熱しやすく冷めやすい
恋愛において熱しやすく冷めやすい人は、実は恋愛疲れしやすいタイプでもあります。
最初は相手に夢中になるものの、相手のマイナスポイントが見つかったり、長く付き合うにつれて冷めてしまったりすることから、次第に交際自体が面倒に感じられてしまうのです。
一人で楽しみたい趣味がある
一人で楽しめる趣味があるのは良いことですが、趣味に夢中になりすぎると恋人と会う時間が限られてしまいます。
本当は趣味に生きたいのに、恋人とのスケジュール調整や日常のやりとりが家事のように発生することで、恋愛が面倒になり、「恋愛に疲れた」と感じます。
仕事がハードで恋愛に時間が割けない
週7で仕事をする人や、朝7時から夜23時くらいまで仕事に没頭する人がいます。こうした人との恋愛には疲れが伴いますし、本人も仕事を優先したい中で恋愛に時間を割くことがストレスとなり、恋愛疲れに繋がりやすくなります。
相手への要求が多い
相手を自分の理想通りにしたいという欲が強い人も、恋愛疲れになりやすいタイプの人です。
たとえばこういった服を着て欲しい、こうした髪型にして欲しい…という要望がエスカレートし、相手のすべてを自分の管理下に置こうとしてしまう人が当てはまります。
「完璧な人なんてこの世に存在しない」と頭ではわかっていても、どうしても自分の理想をすべて満たしたいという欲が、自分も相手も疲れさせてしまいます。
恋愛に疲れたときの対処法・行動編
ここからは、恋愛に疲れたときの対処法を紹介します。恋愛に疲れたと感じている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
一人の時間を増やしてみる
恋人と一緒にいることが多い人は、あえて一人の時間を増やしてみることをおすすめします。
まず、一人でも楽しく過ごせることに気付くことが重要です。「恋人のいない自分は不幸だ」という思い込みが恋人との複雑な関係につながることも多々。「いなくてもいいけど、いると嬉しい」。それくらいの良い距離感を保つことができれば、恋愛疲れから抜け出すきっかけになるかもしれません。
家の中で過ごしたり、映画を見に行ったりするのも良いですが、思い切って一人旅などにチャレンジしてみるのも良いでしょう。
没頭できる趣味を持つ
恋愛疲れは、文字のとおり恋愛から生まれる疲れです。恋愛から距離を置くために、没頭できる趣味を持ってみてください。
趣味がないのであれば、趣味を見つけることからはじめてみましょう。新しい楽器を始めてみたり、スポーツにチャレンジしてみたりといった、非日常のアクティビティを見つけることがポイントです。
恋人以外と過ごす時間を増やしてみる
「恋愛に疲れた=恋愛に行き詰まっている」ということでもあります。そんなときは、信頼できる友人や家族に思っていることを話してみましょう。恋愛に疲れたときこそ、こうした第三者と過ごす時間は、精神的にものすごく重要になります。
客観的な立場からのアドバイスをもらえれば、恋愛疲れから抜け出すためのヒントになることも。それに、話を聞いてもらうだけでも気持ちが少し楽になるかもしれません。
自分磨きにお金と時間をかける
自分をグレードアップさせることも、恋愛疲れから脱出できるチャンスです。自分のレベルが上がれば、いまの恋人に必要以上の気遣いをしなくて済みます。また万一破局しても、いま以上の異性が狙えるかも知れません。
勉強や運動でスキルを磨くほか、身だしなみを整えることも重要です。忙しいときは、ちょっといいバッグを持ってみたり、ちょっといい時計を付けてみたりするのもアリです。
恋人と離れてみる
恋愛疲れの原因が明らかに恋人側にあり、かつ改善の見込みがない場合は恋人と離れてみることも視野に入れましょう。
たとえ好きな相手だとしても「一緒にいると疲れてしまう」「ケンカやすれ違いが絶えない」という場合は、一緒にいればいるほど恋愛疲れが蓄積されてしまいます。
そのため一旦恋人と距離を置いてみて、それでも無理だと感じたら思い切って別れを選択するのも一つの方法です。
恋愛に疲れたときの対処法・思考編
ここまでは恋愛に疲れたときのアクションを解説してきました。ここからの最後の章では、ストレスがふと軽くなる、恋愛疲れの際の考え方をまとめます。
恋愛疲れの原因に向き合ってみる
そもそもなぜ恋愛疲れに陥ってしまったのか、その原因にしっかりと向き合ってみましょう。
なぜ恋愛に疲れてしまうのか、原因を洗い出すことで解決策が見つかるかもしれません。思い当たることを書き出すことによって、頭の中が整理されるので原因が見つかりやすくなりますよ。
スマホもいいですが、できればちょっと大きめの紙に、ペンで書き出すのがおすすめ。考えがまとまりやすくなります。
相手と考え方が異なるのを理解する
「育った環境で価値観が異なれば、考え方も違っていて当然」ということが分かれば、恋愛疲れの解消につながります。
自分と同じ人生を歩んだ人はいません。経験が違う以上、価値観は絶対に違います。子どもの頃の遊びや友人たちとの繋がり、若い頃の成功や失敗によって作られてきた考えを否定せず、理解してあげることが、恋愛の負担を和らげる手段の1つと言えます。
恋人に気を使うのをやめる
相手に合わせて時間をつくったり、尽くしたりするのは今日でやめましょう。相手の機嫌を伺うようなこともせず、思ったことはきっぱりと伝えるべきです。
そうでなければ相手にいいように動かされて、恋愛がうまく行かなくても不幸になるのは自分だけ。相手は謝ることさえありません。
気を遣わない、なんでも話せる状態が、恋愛を長続きさせる一番いい状態です。
相手に完璧を求めない
今のままの相手を恋人に選んだのだから、相手を自分の思い描く理想の相手に変えようとしてはいけません。相手を変えることには大きなエネルギーが必要ですが、ありのままの相手を受け入れられるようになるには、自分の考え方を変えるだけで済みます。
まとめ
恋愛疲れの原因や恋愛疲れしやすい人の特徴、恋愛疲れに陥ったときの対処法を解説しました。
恋愛の事情はカップルによって異なるので、恋愛疲れの原因もさまざまです。
まずは自分がなぜ恋愛に疲れてしまったのか、原因をじっくりと考えてみましょう。原因がはっきりすることで、適切な対処法が見えてきますよ。
今回解説した内容を参考に、恋愛疲れから抜け出して素敵な恋愛を楽しんでくださいね。
再木 奈生
シニア産業カウンセラー/キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コーチ
サンマリエでは、社員教育研修、会員向け婚活セミナー講師として活躍中
恋愛初期は楽しくても、次第につらくなってしまうことは少なくありません。特に一番つらいのは、相手の気持ちが自分に向いていない恋愛です。自分だけを大切にしてくれる相手はどこかにいますので、無理して辛い期間を長く続けないように注意してください。