仲人型結婚相談所は成婚しやすい?仲人仲介型がおすすめな人・メリットデメリットを解説
【記事公開日】2020/2/28
【最終更新日】2023/11/8
目次
「そろそろ結婚相談所に入ろうかな…」
そう思っている方は、どうやって結婚相談所を選びますか?
ただ、ひとくちに結婚相談所と言ってもタイプはさまざま。料金や会員数だけでなく、サポートの仕方が大きく異なってきます。
そこで今回は、結婚アドバイザーが仲をとりもつ「仲人型」結婚相談所をご紹介。手厚いサポートが特徴ですが、他にどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
詳しくご紹介します。
仲人型結婚相談所とデータマッチング型結婚相談所の違い
結婚相談所は2つのタイプに分けられます。
ひとつは「データマッチング型」、もうひとつは「仲人型」と呼ばれ、大きな違いは「サポート量の違い」です。
それぞれの結婚相談所の特徴をみていきましょう。
・仲人型
定期紹介やデータベース検索などによるマッチングにくわえ、専任担当者による手厚いサポートが魅力。
お見合い相手の紹介や交際中の意思確認、プロポーズサポートなど入会~成婚まで一貫した支援が受けられる。
データマッチングにはない個人特化型サポートのため、必然的に価格は高めが多いようです。
・データマッチング型
定期紹介やデータベース検索などでのマッチングがメイン。
お見合いのセッティングは自分で行い、交際・成婚などのタイミングは当人同士で決める。
専任のサポート担当者がいないケースが多いため、サポート力は低め。
そのぶん低価格で利用できるのがメリット。
データマッチング型結婚相談所とは?
仲人型結婚相談所のメリット
仲人型結婚相談所の一番のメリットは「サポート力」です。
出会いから成婚までの長い道のりで、それぞれの状況に合わせたサポートを仲人から受けられるのが魅力です。
お見合いのサポート
仲人型結婚相談所では、お互いのプロフィールを見てOKを出した段階でお見合いが決まります。
お見合い日までのやり取りは当人同士ではなく、担当者が日時調整や場所の設定(予約含む)を行う点が特徴です。
多くの婚活サービスでは、お互いがプロフィールを見てOKを出した場合、そこから1対1のメッセージのやり取りに進みます。
そこで、実際に会うまでの段取りをしなければならないのですが、実はこの段階で自然消滅してしまったり、いきなり相手から交際終了が告げられることもあります。
メッセージのやり取りが苦手な人、複数人と出会いたいので個別の対応が大変だという人は、仲人型結婚相談所も検討してみてはいかがでしょうか。
交際中のサポート
結婚相談所では、お見合い後にまず仮交際(プレ交際)に進み、お互い結婚を考えるようになった段階で1対1の真剣交際に進みます。
この、仮交際や真剣交際の間にサポートがあることで、すれ違いや誤解からの交際終了を減らすことができます。
仮交際とは
→結婚相談所の仮交際(プレ交際)とは?期間やルール、上手な進め方を解説
真剣交際とは
→結婚相談所の真剣交際とは?伝え方やタイミング、交際の進め方を紹介
プロポーズのサポート
結婚相談所で出会った相手にプロポーズする時によくあるトラブルは、
・相手がまだ結婚を考えていない時期にプロポーズをしてしまった
・相手が自分との結婚を考えているかどうか不安でプロポーズのタイミングを逃してしまった
など、相手の気持ちがわからないからこその失敗がよくみられます。
仲人型結婚相談所なら、担当スタッフにプロポーズの意志があることを伝えると、相手の意思確認を担当者同士で行ってくれます。
結果、すぐにプロポーズをした方がいいのか、もう少し待つべきなのか、タイミングを見誤ることなく成婚に進められます。
的確なアドバイスがもらえる
何人と出会っても進展がなかったり、途中で断られたりして悩んでいる方も多いでしょう。こういった場合、コミュニケーションの仕方や異性へのアプローチを見直す必要が出てきます。
ところが、自分ひとりだと何を改善すればいいのか分かりづらいもの。あれか、これか…と迷走するうちに、愛想を尽かされることもあります。
でも専任担当制なら、こんな苦しい思いをする必要はありません。
「こうしたら上手くいく」というポイントを、担当者がふだんのやり取りから漏らさずキャッチ。会員に的確なアドバイスをすることで、少しずつ軌道修正していくことが可能です。
自分では分からない弱点があっても、こうしたフィードバックによって新たな出会いのチャンスは広がります。
このように、専任担当者がいることで「出会いから結婚までの分岐点すべてにサポートが入る」のが仲人型結婚相談所の長所。
なるべく短期間で結婚したい人にとっては、とても効率のいい活動方法だと言うことができます。
仲人型結婚相談所のデメリット
比較的成婚しやすいといわれる仲人型結婚相談所ですが、やはりメリットだけではありません。ここでは仲人型結婚相談所のデメリットを紹介します。
料金が高め
一番大きなポイントは、やはり「料金」。
これはサービスの手厚さを考えれば、避けられない部分です。
これまで見てきたように、仲人型の良さは「サポート専任担当者」の存在。データマッチング型が「会員にすべておまかせ」である一方、手取り足取り支えてくれる仲人型はどうしても人件費がかかってしまうのです。
また、お見合いも相性を見極めてセッティングするため、相談所によっては5,000円~12,000円程度かかるケース、成婚時に「成婚料」が発生するところもあり、このあたりは結婚相談所によってさまざまですので、入会時に費用の確認を忘れずに。
このように、データマッチング型に比べて費用がかさむため、収入に余裕がある人向きのサービスだと言えるでしょう。
結婚相談所の価格相場はいくら?
担当者とのコミュニケーションが必要
また、当然のことながら、担当者との綿密なコミュニケーションも欠かせません。
仲人型の手厚いサポートも、会員が何に躓いているのか、何を悩んでいるのかがわからなければ行えません。
たとえば、「どんな結婚生活を送りたいか」「自分がいちばん大事にしたいものは何か」といった価値観や、交際中の困りごとなど。こうした点を細かく伝えることで、担当者ははじめて相応しいアドバイスをすることができます。
そのため、自分で考えて動きたい人や、細かいやり取りが苦手な人は、少し面倒に感じるかもしれません。
仲人型結婚相談所をおすすめするタイプ
恋愛、交際経験が少ない
恋愛、交際経験が少ない人は、異性へのアプローチ方法やタイミングを見極めるのが困難な場合があります。
仲人型結婚相談所なら、出会いから成婚までカウンセラーに相談しながら活動していけるので、恋愛や交際経験が少ない方にとっては心強いサービスかもしれません。
また、身近な人に相談するよりも、婚活のプロのアドバイスの方が的確です。婚活に不安がある人にとって仲人型結婚相談所は心強い味方となるでしょう。
恋愛経験なしでも結婚相談所でうまくいく理由と成功するポイント
短期間で結婚相手を探したい
仲人型結婚相談所の場合、成婚までのサポートがしっかりしているため、活動期間が短く住む傾向にあります。
活動期間の平均は6か月~1年が一番多く、出会いのひとつひとつに無駄が少ないのが特徴です。
仕事、プライベートが忙しい
仕事やプライベートで忙しい人は、婚活にあまり時間をさきたくないと考えているでしょう。
忙しい人にとって、価値観が合う相性の良い相手を紹介してくれたり、相手との橋渡しを結婚相談所側がやってくれる仲人型結婚相談所はとても便利です。
だからといって、ただ入会しただけで成婚できるわけではありません。仕事やプライベートの時間をうまく調整して、婚活にも時間を割く必要があります。
プロが教える!仲人型結婚相談所の選び方
実際に結婚相談所への入会を考えた時、料金もサービス内容もさまざまなので、どの結婚相談所を選べば活動しやすいのかがわからないですよね。
そこで、結婚相談所の選び方について、詳しい記事をご紹介します。
実際に足を運んで説明を受けるにしても、ある程度数を絞って動けるので、ぜひ参考にしてみてください。
仲人が教える結婚相談所の選び方!種類や特徴、会員数から丁寧に解説
まとめ
今回は、仲人型結婚相談所のメリット・デメリットをご紹介しました。
「サポート専任担当者」がいることで、出会いのセッティングがスムーズにはこび、交際のステップアップも後押ししてくれる仲人型。
一方で、データマッチング型に比べると、どうしても料金がかさみがちです。
料金の手頃さを求めて安価なサービスを選ぶ方がいますが、料金だけで利用するサービスを判断するのは注意したほうがいいでしょう。
なぜなら、婚活サービスで重要なのは「自分との相性」だからです。