結婚相談所の交際で破局してしまう原因とは?
【記事公開日】2020/1/28
【最終更新日】2023/11/10
目次
結婚相談所で真剣交際まで進んだのに破局してしまう人は少なくありません。
中には何度も【真剣交際⇔破局】を繰り返してしまう方もいます。
なぜ成婚まで辿り着くことができないのか、今回はその原因について説明します。
失敗を繰り返してしまっている方はもちろん、これから結婚相談所を利用しようと考えている方もこれらを注意することで成婚できる可能性が高まりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
真剣交際とは
結婚相談所の真剣交際とは、複数交際の仮交際を経て、1対1の結婚を前提とした交際に進んだ段階のことを指します。
結婚相談所では「真剣交際」から「成婚」までの期間を3か月間と決めているところが多いので、真剣交際に入る際には結婚を前向きに考えられる相手かどうかを判断し、真剣交際中にお互いの結婚観をすり合わせる必要があります。
仮交際と真剣交際について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
結婚相談所の仮交際(プレ交際)とは?期間やルール、上手な進め方を解説
結婚相談所の真剣交際とは?伝え方やタイミング、交際の進め方を紹介
真剣交際で破局するのはよくあること
真剣交際まで進めば必ず成婚できるという訳ではありません。
例えば、真剣交際中に何らかの原因で、自分から交際終了を希望し、破局することもあるでしょう。
しかし、一度や二度だけではなく何度も破局してしまったり、全て相手から破局を言われたりしてしまう方は、自分自身に原因があるかもしれません。
真剣交際で破局してしまう原因
ここでは真剣交際まで進んだのに何度も破局を繰り返してしまう方に多く見られる、その原因についてご紹介していきます。
不誠実な行動
何度も破局を繰り返してしまう方に多く見られるのが、相手に対して不誠実な行動を取っているというもの。
たとえば、1対1の交際であるはずの真剣交際で複数人と会っていたり、新たなお見合いを組んだり、別の婚活サービスを利用していることなどが挙げられます。
これらの行動は仮交際中には全く問題ありませんが、真剣交際中には1対1が基本です。
言うならば、浮気をしていることになりますので、相手に不誠実だと思われて破局してしまうのも当然です。
こういった行動を取ってしまっている方は、仮交際と真剣交際の違いをしっかり把握できていないケースもみられますので、改めてお互いの意思を確認しましょう。
そうすれば、真剣交際中に上記のような行動を取ることは、極めて不誠実であることがわかるはずです。
また、真剣交際中にもかかわらず、別の婚活サービス(マッチングアプリなど)でまだ多くの人と出会っているとしたら、それは現在の相手に大して非常に失礼なことです。
自分がそのような行動をとっているなら即真剣交際相手に交際終了を申し入れるべきですし、真剣交際相手が他婚活サービスを利用していることが判明した場合も、見限ることをおすすめします。
相手への要求が多い
結婚後に「こうしたい」「相手にこうしてほしい」という希望は誰にでもあるものですが、その要求が過剰である場合、結婚の話が具体的になればなるほど上手くいかなくなるケースも多いです。
たとえば、
・結婚後の仕事について(専業主婦希望、共働き希望など)
・結婚後の住まいについて(親と同居、自分の部屋がほしいなど)
・介護の問題
・子どもを望むかどうか
・生活習慣の違い(インドア派・アウトドア派など)
・趣味について(年に一回は海外旅行に行きたい、休日は趣味に時間を使いたいなど)
これらの中から一つや二つ程度ならまだしも、すべて受け入れてもらえるよう要求してしまうと、価値観の違いから「上手くやっていける自信がない」と相手に思われてしまい、破局に繋がってしまいます。
この場合の最大の問題は、破局を繰り返してしまう方は自分の要求は当たり前のことだと思っており、相手に全く譲ろうとしないということ。
結婚において最も重要なのは、どれだけ相手を思いやって歩み寄ることができるかということです。
本気で結婚したいのであれば、このような考えを改めた方が良いかもしれません。
価値観の違い
離婚の大きな原因となるものの一つとして、価値観がよくあげられます。
実際、育った環境が違う者同士、価値観が完全に一致する事はまずありませんが、歩み寄れる範囲であることが重要です。
あまりにも育った環境が違う相手とは、結婚に進むまでに多くの障害があるケースがとても多いので、仮交際の間に価値観についてすり合わせることは非常に大切です。
金銭感覚の違い
真剣交際に発展すると、仮交際中には聞きづらかったお金に関する話をする機会も増えてきます。
そんな時、金遣いが荒かったり、異常なまでの節約家であったりなど、金銭感覚が大きくずれていると判断された場合、敬遠されて破局に繋がってしまいます。
結婚はお金が全てという訳ではありませんが、やはり生計を共にする以上、切っては切れない重要な要素となりますので、こういった自覚があるのなら早めに改善したほうが良いでしょう。
家族からの反対
仮交際の間は当人同士の交際ですが、真剣交際に進んだ段階でお互いの両親に会うことも大切です。
結婚後は親戚になりますから、お互いの育った環境や家族のしきたりなどを知るためにも、早めにお互いを紹介した方が良いのですが、そこで家族から反対されるケースがごく稀にあります。
家族を説得できれば一番良いのですが、それが難しい場合は残念ながら破局となってしまうことが多いようです。
心変わり
真剣交際中に他に好意を持つ人が現れることもないとは言い切れませんし、真剣交際を進めるうちに好意がなくなってしまったというのもよくあることです。
気持ちの問題ですから、防ぐ方法もひとつではありませんし、どちらが悪いというわけではありません。好きだと思えない相手と結婚するのは非常に辛い選択になりますので、残念ながら交際終了した方がお互いのためだともいえます。
真剣交際中の破局を防ぐ6つのコツ
ここからは、真剣交際中の破局を防ぐためのコツを6つ紹介します。
仮交際中にしっかり見極める
なるべく1対1の真剣交際に入る前の『仮交際』の間に相手を見極め、真剣交際に入ってからはスムーズに成婚まで進めるようにしておくのがベストです。
そのため、仮交際期間をできる限り有効に活用するためには、相手を見極めるポイントを正しく知っておく必要があります。
仮交際で相手を見極める方法を男女別に解説!終了のタイミングはいつ?
真剣交際のルールを守る
真剣交際のは1対1の交際であり、その間に他の出会いを探すのはルール違反です。結婚相談所では真剣交際のルールを明確に定めていますので、気持ちに流されずしっかり守っていくことで、相手に不信感を抱かせないように行動しましょう。
相手の立場を理解する
真剣交際中は、仕事のこと、家族のこと、住まいのことなど多岐にわたって話し合うことになります。
中には自分が望んでいないことを了承しなければならないこともありますが、相手の立場で考えれば理解できることも数多くあります。
お互いどうしても譲れない項目がひとつでもあれば、真剣交際は終了します。ただ無理だと突っぱねるのではなく、お互いが相手の立場になって考え、どちらかに歩み寄ることも時には必要だということを知っておいてください。
愛情表現は惜しまない
特に男性に多いのですが、愛情表現を全くしない、プロポーズも曖昧なまま真剣交際期間が過ぎてゆき、相手女性が嫌になって交際終了を申し入れるというケースです。
言葉に出して伝えることができない男性は「行動でわかってくれているはず」という甘い考えを持っています。
恥ずかしい、照れくさい、と逃げずに、相手にはしっかり自分の気持ちを伝えるようにしてください。
価値観や金銭感覚のすり合わせ
育った環境が違うので、価値観や金銭感覚が違うのは当たり前だということを前提に、結婚後の生活スタイルやお金の使い道、家計の管理などの話し合いをしておきましょう。
話し合う中ですれ違いも出てきますが、こういった話をごまかしたり、後回しにすることが破局につながります。
破局になる前に、お互いの考えをすり合わせ、譲れる部分は譲りながら将来設計をしていきましょう
家族へは早めに話しておく
真剣交際に進んだ相手のことは、早い段階で家族に話しておきましょう。
いきなり連れて行って面会させるよりも、あらかじめどういう人なのか、どういった部分に惹かれて結婚したいと考えたのか、結婚後どうしたいのかをしっかり説明しておくことで、家族も心の準備ができます。
少し面倒ですが、このような準備は後々反対されるリスクを減らすことができます。
真剣交際で破局した相手との復縁はある?
残念ながら、真剣交際で破局した相手との復縁はほぼありません。
ごく稀に、片方の誤解から破局になり、誤解が溶けたことで復縁するというケースもありますが、真剣交際での破局は話し合った結果であることが多いため、期待はしない方が良いでしょう。
破局してしまってからの修復は難易度が高いので、相手に真摯に向き合いながら真剣交際を発展させていきましょう。
まとめ
本記事では結婚相談所で真剣交際にまで至ったのに、繰り返し破局してしまう原因について解説しました。
生まれ育った環境の異なる男女が一緒になるのが結婚ですので、時には価値観の違いから結婚まで辿り着けずに破局してしまうこともあるでしょう。
むしろ一度や二度程度なら、そのような事態に陥るのは当たり前のことです。
しかし、複数回に渡って【真剣交際⇔破局】を繰り返してしまっているのであれば、それは間違いなく自分自身に原因があります。
その原因を改善しない限りは、このまま結婚相談所で活動を続けていても成婚を叶えるのは難しいので、まずは自分自身に原因があることを認め、改善するところからはじめるようにしましょう。