年収の高い女性が婚活で成婚するためのポイントとは?
【記事公開日】2020/1/27
【最終更新日】2023/11/15
婚活をしている女性の中には、男性に高い年収を求めている人は、婚活が厳しくなりがちです。
当記事では、年収が高い女性が婚活をする上で男性に求める条件や、婚活の失敗理由、年収にこだわる女性にありがちなこと、さらに男性の年収にこだわる女性が成功するにはどうしたら良いのかなどを解説していきます。
「年収500万円以上の男性」が普通だと思っていませんか?
結婚相談所や婚活パーティー、婚活アプリなどさまざまな婚活方法がありますが、「とりあえず年収500万以上の男性」という条件設定をしている女性がよく見受けられます。
なぜ年収500万円なのか、450万ではダメなのか、その理由を聞いてもはっきりとした理由がないことがほとんどです。
この考えは、婚活において非常に危険です。
年収だけで男性を選んでいると、本当に相性が良くてぴったりの相手とは出会いにくい可能性が高くなってしまいます。
なぜならば、男性の年収(女性もですが)は、年齢や企業規模、業務内容、地域、その他多くの要素で決まっているものであり、個人の性格や価値観によって決まるものではないからです。
男性の年収を婚活の第一条件として掲げている女性は、結婚に一番大切な「性格」「価値観」「環境」「相性」は二の次になりがちです。
ですので、希望条件通り相手と交際に入るも「なんか違う」「この人じゃない気がする」となってしまい、成婚に至らないことが増えてきます。
国税庁の平成26年民間民間給与実態統計を見る限りでは、全労働者の72%が「年収500万円以下」だということがわかります。
また、婚活ボリュームゾーンの30代男性の平均年収は「297~349万円」です。
これを見ても、年収500万円以上の男性は決して多くはないことがわかります。
以上のことからも、年収だけにこだわって婚活をする女性が成功しにくいのは当然ですね。
次は、なぜ男性の年収や学歴などのステータスにこだわってしまうのか、婚活女性あるあるをご紹介します。
年収にこだわって婚活を続ける女性あるある
年収や学歴などのステータスにこだわってしまう女性にも理由があります。
ここでは、その中からよくあるものを3つ、ご紹介しましょう。
①友人や姉妹がハイステータスの男性と結婚をしたから、負けたくないという気持ちで婚活をしている。
これはよく聞かれる理由のひとつです。
友人や姉妹がハイステータス男性と結婚をしたことで、自分はもっと良い相手を見つけてみせると勝手にライバル視してしまっているケースです。
もし、こういった気持ちで婚活をしているなら少し冷静になるまで婚活を休止することをおすすめします。
他人に羨ましいと思ってほしいなら、夫の威を借りず、自力で何かを成し遂げてはじめて自信につながるのです。
②自分よりも年収や学歴が低い男性には嫌がられてしまうんじゃないかと心配。
女性でも難しい仕事をこなし、男性以上に収入を得ている人がいます。
仕事にとても頑張ってきた女性だからこそ、相手にもやはり同程度以上の収入を求めてしまうのは当然ともいえます。
また、自分よりも年収や学歴の高い男性じゃないと、相手に嫌がられてしまうのではないか・・・と悩み、自分以上のステータスを持つ男性を探さなければと思い込んでしまっているケースも。
実際は、男性の中にはそういったことを気にしない人も多くいるのですが、それを判断するのは簡単なことではありません。
もし、自分の年収等がネックになって、相手男性に求める条件が高くなってしまう・・・という女性は、相手男性の価値観や結婚観についても担当と相談しながら結婚相手を探せる結婚相談所を利用するのも良いかもしれません。
③専業主婦になりたいから年収は譲れない。
女性の中には「結婚したら専業主婦になって、家庭のことや育児はすべて自分でやりたい」と考えている人もいます。
その場合、自分は仕事をしない、したとしても簡単なパート程度を想定していますので、どうしても家族を養う経済力を男性に求めることになります。
昭和のころなら何の問題もなかった「専業主婦希望」ですが、残念ながら今はあまり男性から歓迎されていません。
不景気が続き、昔のような終身雇用もなくなった今、女性にも最低限の経済力は必要だといえるでしょう。
もし、専業主婦希望で婚活をしているとしたら、50代以上の男性を探してみると良いかもしれません。
その年代の男性は経済的に安定している上に、母親が専業主婦だったという人が多い年代ですから、専業主婦になりたいという希望を叶えてくれる確率が高くなります。
どうしても年収は譲れないという女性の婚活方法
ここまで、年収にこだわって婚活をすると、成功する難易度が高くなるという話をしてきました。
でもどうしても譲れない・・・という人もいると思います。
そういった人に「ハイステータスの男性と出会いやすくなる婚活方法」をご紹介します。
①結婚相談所
結婚相談所は入会審査があり、平均以上の年収がない男性は入会できないところもあります。
中には「医者限定」「弁護士限定」「年収1000万円以上の男性が多く登録」など、登録男性を絞って紹介してくれるところもあります。
どうしても条件が譲れないという人は試してみる価値ありです。
②婚活パーティー
婚活パーティーの中には、職業限定、ハイステータス男性限定、身長が高い男性限定、のように条件を絞って募集しているものがあります。
証明書提出は義務付けられていないのである程度見極め力は必要になってきますが、真剣に婚活している男性が多いため確率は低くありません。
月に何回まで、と決めて婚活パーティーも積極的に参加してみましょう。
③友人知人に声をかけるなどコネ作り
一番確実なのは、ハイステータス男性を紹介してくれる人とコネを作ることです。
ハイステータスな友人知人がいないという人は、幅広く交流を深められるサークルや、異業種交流会などに積極的に参加して、友人作りからはじめてみましょう。
まとめ
ここまで年収などステータスにばかりこだわる婚活はあまりおすすめしない理由を説明してまいりましたがいかがだったでしょうか。
どうしても、お相手探しは年収などのスペックにとらわれがちですが、結婚後に大切なのは「信頼関係」と「ライフスタイルの尊重」。
相手と歩む人生を幸せに過ごせるかどうかは、ひとえにこの2点にかかっています。
「いい人と出会って結婚したい」
という思いではじめた婚活ですから、出会うことだけに目を向けず、結婚後どうしたいのかを長い目で考えてみることで、相手へ求める条件が変わってくる場合があります。
なかなか婚活がうまくいかない・・・と悩んでいる女性は、ぜひ結婚後に目を向けた現実的な婚活をしてみてくださいね。
■参照
・国税庁「平成30年度 民間給与実態統計調査」