婚活ってする意味ある?今出会いがないのなら婚活したほうがよい理由
【記事公開日】2019/11/12
【最終更新日】2023/11/2
目次
「来年から婚活しようかな?」「今婚活してるんだけどなかなかうまくいかない」など、普段の会話で出てくるくらい、婚活という言葉が定着してずいぶんたちました。
しかし、なんとなく婚活にネガティブなイメージを持っている人も多くいます。
「婚活」の本当の意味、「婚活」をしたほうがよい理由を知ることで、ネガティブなイメージも払拭できるというもの。
結婚したいが今現在周囲にふさわしいお相手がいない人、〇年後には結婚したい・・・と漠然と考えている人も含め、なぜ現代では「婚活」が必要なのか、その理由と意味を今回は見ていきましょう。
婚活をどう思う?
実際のところ、多くの人は婚活についてどう思っているのでしょうか。
今回は、「婚活」について客観的な意見を聞いてみました。また、「すぐに結婚しなけければいけない状況に追い込まれたら?」という質問にも答えていただきました。
こちらの円グラフを御覧ください。
婚活に肯定的なのは男性の方が多い
婚活する人を支持する男女は全体の75%。
その内訳は、「結婚に前向きで良い」27%、「結婚したいと思ったらすべき」44%、「年齢がきたらすべき」4%でした。
婚活推奨派が占める割合が多かった今回の結果でしたが、
「そこまでして結婚しなくて良い」
に対する男女比を見てみると、男性が14%だったことに対し女性は31%と、女性の方が“結婚は焦らずマイペースですればいい”と考える人が多いことが見える数値となりました。
この結果は、婚活ブームに便乗するのではなく、 冷静になって行動することも大事という、女性の現実主義な一面が現れたのかもしれませんね。
3ヶ月以内に絶対結婚しないといけない!あなたならどんな婚活する?
決められた期限内で結婚するために、どんな行動をとる人が多いのでしょうか。
まず、1番人気だったのが「結婚相談所」。
その理由としては
「結婚を真剣に考える人と出会える」
「求める条件の人と出会える」
といった意見が集まりました。
結婚相談所は理想の相手と結婚をするための、確実でスピーディな手段と思っているようです。
つづいて2番人気は「お見合い、お見合いパーティ」でした。
結婚を前程にした出会いの場に積極的に参加したいという人っが多かったです。
次に支持されたのは、「合コン」「友人の紹介」です。
なかには、人には頼らず、自らの力でアグレッシブに動き回る「自ら開拓!」という方もいました。
婚活の言葉の意味
婚活とは“結婚活動”の略で、就職するために会社説明会や面接を受けて会社選びをする就職活動と同じように、「結婚」を目指したあらゆる活動を指します。
テレビや雑誌では特集が組まれ、「婚活」をテーマにした本やドラマが出てくるなど、「婚活」の知名度は一気に上昇しています。
これまでは、周囲の人に話すのさえためらわれがちだった“結婚活動”も、こうした言葉ができたことで堂々と「婚活中です」と公言できる雰囲気になってきているのです。
「結婚したい」と思っていても、なかなか具体的な行動に一歩がふみ出せなかった人たちにとっては、「婚活」をはじめるよいきっかけとなっているのではないでしょうか。
婚活にもさまざまな方法が
いまでは婚活パーティーや婚活アプリなど、さまざまな婚活サービスが増えてきています。
選択肢が広がったぶん、どのサービスを利用しよう?と迷う人も多いでしょう。
婚活の定義は幅広く、合コンや出会い系のサイトに参加することも「婚活」に含まれます。
しかし、それらの出会いから理想の結婚相手を見つけるのは、なかなか難しいでしょう。
なぜなら、そうした場には、数合わせで参加したり、「彼氏・彼女」「恋人」「遊び友達」など結婚には遠い感覚の人や比較的軽い付き合いを求めて参加する人が多いからです。
本気で結婚したいと考えている婚活目的の人が合コンに参加し出会いが増えたとしても、結果に結びつかない、という話もよく聞きます。
「婚活」する人にとっては、結婚したい人同士が積極的に出会える場所が大切なのです。
よりよい結婚を目指した「婚活」のあり方が、いま注目されています。
「安らぎ」「安定」「安心」
さらに最近では、活動にあたって「3安」という言葉もでき、「安らぎ」「安定」「安心」を念頭に 婚活をすべき、という方が増えています。
・「安らぎ」は、家庭はいちばん落ち着く場所であってほしい。
・「安定」は、恋愛のように浮き沈みのない、安定した夫婦関係を築きたい。
・「安心」はひとりではないという安心感、経済面でのゆとりがほしい。
というもので、その定義にもとづいて、お相手を探したり、自分が「3安」に、あてはまるように努力をしているようです。
なぜ婚活が必要なの?
日本の結婚の歴史をひも解くと、戦前戦後は家を守っていくためのものであったため、仲人を立ててのお見合いや知人を通じての紹介のように親同士が決める結婚が中心でした。
その後、高度成長期に突入すると欧米化がすすみ、自由な恋愛が望まれるようになりました。
好景気の波に乗って企業側の大量採用もあり、社内恋愛から結婚にいたるケースが増えだし恋愛結婚が主流になっていったのです。
しかし、就職氷河期や不景気など経済的な要因、社内恋愛のリスクや女性の社会的立場の変化などによって、それまで出会いのひとつとされていた社内恋愛は減少傾向にあります。
そして現在の結婚は、お相手紹介のようなお膳立てがないため「婚活しないと結婚できない」とまで言われています。
なぜ婚活が必要か、それは恋愛関係があったとしても結婚を自由に選択できるおかげで、その恋愛が結婚に直接結びつかなくなりつつあるからです。
結婚を意識しなければ結婚相手がみつかりにくい時代
現代では、周囲が結婚に対してとやかく追求しなければ、仕事が落ち着くまでは婚期を延ばすことも可能であるし、妥協せずに相手選びをすることもできます。
つまり結婚するもしないも、すべてが自己責任。
その人自身が結婚を明確に意識しないかぎり、たどり着くことはできないのです。
そうしているうちに晩婚化・非婚化が進み、「結婚を意識しなければ結婚相手を探せない時代」になってしまいました。
今の私たちに必要なのは、自分を磨き、出会いの場へ出向いて自分をアピールするといった個々の実行力や努力、つまりは「婚活力」が何よりも大切なのです。
まとめ│婚活をすることには意味がある!楽しく婚活しよう
ダンスやテニスなどの趣味をはじめるときは、プロの先生や先輩からいろいろ手ほどきを受けて、技術が上達してこそ楽しみが分かるというもの。
しかし恋愛や結婚となると、ひとりでなんとかできると思いがちで、アドバイスを受けるのは恥ずかしいとためらっている人も多いようです。
せっかく婚活をはじめても、ちょっとうまくいかないだけでやめてしまうのは、もったいないことです。
婚活生活には自分磨きやたくさんの人との出会いなど、楽しみがいっぱい待っています。
そして、楽しい婚活生活を送っていれば、自然に最愛の人とめぐり会えるものです。