婚活で恋愛感情がない相手と結婚しても大丈夫？結婚前に確認したいポイント

最近では恋愛結婚をする方が多く、恋愛が発展した先に結婚があると思っている人が多いようです。

しかし、婚活する場合は「結婚したい」という思いから相手探しをスタートすることになりますので、「結婚を目的とした婚活での出会いでは、恋愛感情は二の次になってしまうのでは？」と疑問に思ってしまうかもしれません。
実際はどうなのでしょうか？結婚前に確認しておきたいポイントについて解説していきます。

婚活での出会いでも恋愛感情は生まれています

「婚活での出会いは恋愛感情が生まれない」と思っている人もいるかもしれませんが、実は婚活を通して出会うのと日常で出会うのと大きな違いはありません。
どちらも出会いのきっかけのひとつにすぎないのです。
出会った後のプロセスもほかの出会いと大きな違いはありませんので、婚活での出会いでももちろん恋愛感情は生まれます。

中には、「婚活でたくさんの人と会ったけど、出会う相手に恋愛感情を持てない…」と悩む方もいるかもしれませんが、その場合は出会った相手とご縁がなかっただけにすぎません。
たとえば、出会いのきっかけとして多く挙げられる友人からの紹介の場合でも、紹介された人に必ずしも恋愛感情が生まれるわけではありませんよね。
それと一緒で、婚活で出会った相手に恋愛感情が生まれるかどうかは本人達の相性次第です。
「結婚相手として申し分ないという人に出会ったけど、どうしても恋愛感情が湧かない。本当に結婚しても大丈夫かな」と不安な人もいるでしょう。

次章からは、恋愛感情がない相手と本当に結婚しても大丈夫なのか、結婚前に確認しておきたいポイントなどをご紹介します。

婚活で恋愛感情がない相手と結婚しても大丈夫？

婚活をしている中で、「結婚相手としては理想的だけど、どうしても恋愛感情が湧かないな」と思う相手はいませんか。
こちらでは、恋愛感情がない相手と結婚しても問題ないかどうかをお話します。

恋愛と結婚は別だと考えられるかどうかがポイント

「恋愛と結婚は別のもの」と思えるのであれば、恋愛感情がない相手と幸せな結婚生活を送れるかもしれません。
恋愛はドキドキや楽しさが重視されがちですが、結婚は安定さがポイントになります。
ときめきよりも、家族で安心して生活していきたい方であれば、恋愛感情を持っていない相手との結婚も上手くいきやすいです。

恋愛感情がなくても信頼関係を築ける相手となら幸せになれる

結婚は、相手との信頼関係が非常に大切です。
2人で生活していくからこそ、自分がありのままでいられたり、お金を一緒に管理することに抵抗がなかったりすれば、恋愛感情がなくても幸せになれるでしょう。
ドキドキするような気持ちは感じられない相手だからと結婚を断念せず、一緒に毎日の生活を楽しく過ごしていけるパートナーになるかで判断してみてください。

結婚前に確認したいポイント

結婚後に後悔しないためにも、事前に5つのポイントを確認してみましょう。
相手の人となりをしっかりと判断して、幸せな結婚生活につなげていきましょう。

誠実で信頼できるかどうか

人間的にも社会的にも、信頼に値する相手であれば、恋愛感情がなくても尊敬できる人になる可能性があります。
加えて、トラブルが起きたときに冷静に対応できる相手の場合も、結婚生活につきものな困難を一緒に乗り越えていけるはずです。
お互いに相手を尊重し合うことができるか、自分の弱みを見せることができるかなどをもとに、相手の人となりを確認していきましょう。

お互いの価値観や生活スタイルが近い

価値観や生活スタイルが近い相手とは、結婚生活で気を遣ったり我慢したりする頻度が少ないでしょう。
食の好みや家族との付き合い方、家事への取り組み方や異性との距離感など、今までのコミュニケーションの中から、「私と違うかも」と思った場合は深くまで話し合っておくほうが良いですね。
相手と価値観や生活スタイルが大きく異なると、一緒に生活することがストレスになることもあるので、歩み寄れる人となりであるかも併せてチェックしてみてください。

将来のビジョンに共感できる

将来のビジョンに共感できるかどうかも、結婚前に確認しておきたいところ。
結婚後、将来的にどうしたいのかが明確にわかっていて、なおかつ自分もその目標に共感し一緒に歩んでいけると思うなら、同士のような関係になれるでしょう。
もしかすると、相手が目標に突き進んでいる姿を見て、恋愛感情が芽生えることもあるかもしれません。

お互いの趣味を許容できる

お互いの趣味を貶したりせずに自分の空間をもっていられることは、結婚生活においてとても重要です。
自分の価値観とは異なる趣味を持っていても、相手を嫌がることなく、のびのびと自由にさせられるかどうかは、2人で生活するうえで確認すべきポイントです。
ただし、全く別の趣味でまったく共通点がない場合、二人で楽しめる趣味をもつことも視野に入れてみましょう。
また、「どうしてもこの趣味だけは無理」と許容できないまま、結婚まで進めてしまうと、今後の大きなストレスになってしまいます。
自分に嘘をつかず、幸せな結婚生活とは何かを考えながら判断してみてください。

生活不安のない経済状況

結婚後の生活を安定させるのにお金は必須です。
家賃や光熱費、食費など、結婚生活には様々な共通のお金が発生するため、余裕を持って支払える状態の相手かどうかは、トラブルを防ぐためにも確認しておきましょう。
さらに、子どもが生まれた後は、決して安くはない養育費もかかるので、将来的に相手の経済状況がどうなるかもチェックしておくと安心ですね。
お金に関する話題は確認しづらいものですが、経済不安定からの夫婦の不仲はよくある話なので、一度結婚前に話し合っておくのがおすすめです。

接触しても嫌悪感がない

夫婦になるということは、体の触れ合いも生じるもの。
相手に触れたときに嫌悪感を感じないのであれば、結婚しても問題ないケースが多いです。
結婚に恋愛のようなときめきは重視されないもの、相手との体の触れ合いに抵抗を感じる場合は、結婚へ進む前に立ち止まって考えてみましょう。

恋愛感情がない相手と結婚するリスクはある？

恋愛感情がない相手であっても、結婚後に幸せになる方はたくさんいらっしゃいます。
ただ、一歩踏み出す前に「本当に恋愛感情がない相手と結婚しても大丈夫かな」と心配になる方も多いでしょう。
こちらでご紹介する恋愛感情がない相手と結婚するリスクをチェックし、今抱えているお悩みと照らし合わせてみてください。

不満が積もる可能性がある

恋愛感情が持てない相手と結婚した場合、好きになれない要素が増えていき、不満がつもるケースは少なくありません。
最悪の場合は、他の異性に目が向いてしまう可能性もあるでしょう。
ただし、お互い良い部分を認め合い、尊敬できるのであれば、不満がつもることは少ないもの。
恋愛感情がない相手と結婚する場合は、人として尊敬できる部分がある人を選んだ方がいいですね。

触れ合いを嫌になる可能性がある

「とてもいい人だけどどうしても触られるのが嫌」というケースは克服できないことが多いです。
最初に、「生理的に無理かもしれない」などを感じた場合は、結婚して生活を共にしてからも触れたくない状態が続き、そのことからトラブルに発展する場合もあります。
結婚前に、相手と今後体の関係を持たねばならないことをよく考えることは必須といえるでしょう。

結婚生活が続くかどうか不安になる可能性がある

恋愛感情を持てない相手と結婚を決めた場合、「現在も未来も相手を好きになれないのではないか」という不安が解消できないことがあります。
そういった場合は交際期間を長くとり、結婚を急いで決断しないことが重要でしょう。

また、結婚前に期限を決めて同棲してみるのも良いですね。
同棲することで、お互いの価値観やライフスタイルを肌で感じられるので、結婚をするかどうかの大切な判断材料になります。
ただ、いつ頃結婚するかを話し合っておかなければ、ずるずると同棲状態が続いてしまうことも考えられるので、同棲の期間は事前に話し合っておきましょう。

結婚を前提にした恋愛ができるのは婚活ならでは

結婚とはお互いの「結婚したい」という意思が一致してから実現するものですが、恋人同士が同じタイミングで結婚を考えているとは限りません。
その点、婚活はお互いが結婚を目的として出会うわけですから、恋愛から結婚へと繋がる確率が高くなるといえます。
手軽にはじめられるものから、書類提出が必要なものまで、婚活サービスは多数ありますので、自分に合ったサービスの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
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まとめ

婚活で出会った相手とも、日常での出会いと同じように恋愛感情をもち結婚に至ることもある、ということがお分かりいただけたと思います。
婚活で何人会っても恋愛感情がもてないという人は、今まで出会った人とは縁がなかっただけのこと。
次に出会う人と大恋愛に落ちる可能性だってあるのです。
「婚活では恋愛感情が生まれないのでは」と悩むよりも、「好きになれる人と出会いたい」という前向きな気持ちで活動してみてくださいね。