データマッチング型結婚相談所と仲人型との違いは?メリットデメリットも解説
【記事公開日】2019/7/30
【最終更新日】2023/11/8
目次
現代では出会いのツールが多様化しているように、結婚相談所にもさまざまなサービスの形態があり、自分のライフスタイルや性格に合った結婚相談所を見つけることが可能となっております。
たとえば…
「婚活したいけど仕事が忙しくて時間がない」
「自分にどんなお相手が合うのかわからない」
「結婚したいけど恋愛経験が少なくて不安」など
婚活においてもさまざまなお悩みやバックグラウンドがあるかと思いますが、まずはどんな結婚相談所の種類があるのかをお知りいただき、婚活への第一歩になればなと思います。
結婚相談所は大きくわけて【データマッチング型】【仲介型】にわけられますが、今回は【データマッチング型】の結婚相談所について詳しく説明していきたいと思います。
データマッチング型と仲人型・ハイブリッド型結婚相談所の特徴
結婚相談所は2つのタイプに分けられます。
ひとつは「データマッチング型」、もうひとつは「仲人型」と呼ばれ、大きな違いは「サポート量の違い」です。
それぞれの結婚相談所の特徴をみていきましょう。
・データマッチング型
定期紹介やデータベース検索などでのマッチングがメイン。
お見合いのセッティングは自分で行い、交際・成婚などのタイミングは当人同士で決める。
専任のサポート担当者がいないケースが多いため、サポート力は低め。
一方、そのぶん低価格で利用できるのがメリット。
・仲人型
定期紹介やデータベース検索などによるマッチングにくわえ、専任担当者による手厚いサポートが魅力。
お見合い相手の紹介や交際中の意思確認、プロポーズサポートなど入会~成婚まで一貫した支援が受けられる。
データマッチングにはない個人特化型サポートのため、必然的に価格は高めが多いようです。
仲人型結婚相談所とは?
・ハイブリッド型
最近では、仲人型とデータマッチング型、両方の良い部分を兼ね備えた「ハイブリッド型」の結婚相談所も増えてきています。
会員は、
・データ検索からの申し込み、申し受け
・カウンセラーからの紹介
・専任カウンセラーとの面談や適宜相談
などを利用することができますので、データマッチング型と仲人型、どちらも利用したいと考えている方にはおすすめの結婚相談所です。
データマッチング型結婚相談所2つのタイプ
【データマッチング型】といわれる結婚相談所は2つのタイプがあり、活動方法が違います。
①紹介状が送られてくるタイプ
ひとつめは登録データからAIが自動的にマッチングして紹介状を出す、または条件がマッチしている相手の中から担当スタッフが何名か選んで紹介状を出すタイプの結婚相談所です。
大手結婚相談所はこのタイプのデータマッチング型が多くなっており、「毎月紹介6名~」など月々の紹介数が多い結婚相談所はほとんどこのタイプだと思ってよいでしょう。
出会い方は、送られてきた紹介状を見て会う、会わないを選択します。
会うを選択した相手からOKが出れば交際成立になるというシンプルなシステムになっているので、自ら積極的に動ける人にとっては効率よい方法だといえます。
②自分でお相手を自由に検索&申し込みするタイプ
ふたつめは登録データの中から自分で検索し申し込むことができる結婚相談所です。
専用のシステムを使って希望条件で相手を検索し、会ってみたい人へ申し込みをします。
その相手からOKが出れば交際成立となります。
婚活アプリやインターネット型結婚相談所はこういった方法が多く、料金は格安な事が多いので、婚活に費用をかけたくない人は婚活アプリタイプを選ぶと良いでしょう。
データマッチング型結婚相談所のメリット
会員数が多く、日本全国のお相手が探せる
データマッチング型結婚相談所の多くは店舗で面談ができません。そのため、近くに店舗がなくても活動ができるので、全国に会員がいるのが大きな特徴です。
また、データマッチング型結婚相談所は比較的料金が安いため、登録者も多い傾向があります。とにかくたくさんの人の中から自分の相手を探したいと考えている人には、データマッチング型結婚相談所での活動は大きなメリットになります。
相手の求める条件もわかるので、アプローチがしやすい
自分の希望する条件を入力すると、該当する異性が一覧で表示されます。
それぞれのお相手のプロフィールを詳しく見てみると、その人がどういう人を希望しているのかを見ることもできます。
相手の希望条件に自分があてはまっていれば、OKをもらえる可能性が高くなりますので、申し込みしやすくなりますね。
自分の市場価値がわかる
データマッチングは良くも悪くも申し込まれる人がどういう人なのかで自分の市場価値がわかってしまいます。
早いうちに自分に見合った相手を探すよう活動の軌道修正をすることで、結果的に早く成婚できる可能性が高くなります。
データマッチング型結婚相談所のデメリット
うまくいかない場合の理由がわからない
結婚相談所で活動していても、全くうまくいかないという人がいます。データマッチング型結婚相談所は専任担当制をとっていないことが多いため、会員の活動状況は基本的に把握していません。
そのため、活動がうまくいかない人に対して一般的なアドバイスはできても、その人がうまくいかない本当の理由についてはわかりません。
そのため、同じ失敗を何度もくり返し、成婚できないまま何年も活動することになった、という人は少なくありません。
希望条件が偏っていることに気付きにくい
データマッチングでよく言われるのが、「誰にも会えない」というもの。
なぜ誰とも会えないのかというと、相手の希望条件と自分のスペックが合っていないからなのですが、このタイプの人は数打てば当たると思い込んでることも多く、活動がなかなかうまくいかないでしょう。
希望しない相手からの申し込みばかりくる
上記の2項目と近い内容ですが、データマッチングをしている人からよく聞くのが
「希望している相手からは断られるのに、希望しない相手からばかり申し込まれる」
というものです。
もし、本当に希望しない相手からの申し込みばかりで、自分の希望した相手と出会えないのであれば、それは「高望み」しているからなのだということに気づかなければなりません。
データマッチング型結婚相談所に向いている人は?
自分で積極的に婚活を進めたい人
ある程度婚活アプリなどで活動していて、思ったように活動したい人にはデータマッチング型結婚相談所が合っています。
仲人型の場合、ある程度担当に報告しながら活動しなければならないルールがありますが、データマッチング型は自分で決めて動くことができます。
婚活にあまりお金をかけたくない人
婚活にお金をかけたくないと考えているが、アプリやパーティーは安いけど安全面に不安がある。相手の身元や独身かどうかはわかった上で出会いたいと考えているなら、データマッチング型結婚相談所が合っています。
仲人型結婚相談所に比べてかなり安い費用で活動できる上に、登録には独身証明書や各種書類の提出が必須のため、婚活アプリやパーティーよりも安全に出会えます。
まとめ
データマッチング型の結婚相談所についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
効率的に婚活ができるのはとても便利ですが、その一方で条件にこだわり過ぎてしまうと出会いの機会を少なくしてしまう可能性もあります。
相手に求める条件ばかりにこだわらず、自分を求めてくれる人にも目を向けることで、無理のない幸せへの近道となることを、忘れないように活動することをおすすめします。