結婚相談所利用者の本音|馴れ初めを聞かれた時の対応術
【記事公開日】2019/7/22
【最終更新日】2025/2/25
目次
結婚相談所で素敵なパートナーと出会い、晴れてゴールイン!そんな幸せいっぱいのカップルが抱える、ちょっとした悩み。それが「馴れ初め」をどう伝えるか、という問題です。
結婚相談所での出会いは、今や珍しいことではありません。リクルートの調査によると、2023年に結婚したカップルのうち、約15%が結婚相談所を含む婚活サービスを通じて出会っているようです。
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20240924_marriage_02.pdf
しかし、結婚式の披露宴や親族への挨拶など、馴れ初めを話す機会は意外と多いもの。「結婚相談所で出会ったこと、正直に話しても大丈夫?」「周りからどう思われるか心配…」そんな不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。特に20〜30代は、周囲の結婚ラッシュも一段落し、結婚へのプレッシャーを感じやすい時期でもあります。結婚相談所を利用することに、少し後ろめたさや劣等感を感じてしまう人もいるかもしれません。
この記事では、結婚相談所での出会いを経験した先輩カップルの体験談や、今どきの結婚式事情、そして、プロの視点から、馴れ初めを上手に伝えるための具体的な対応術を、徹底解説いたします。さらに、結婚相談所に対する誤解や偏見を解消し、よりポジティブなイメージを持っていただけるような情報も盛り込んでいます。
この記事を読めば、あなたらしい馴れ初めの伝え方が見つかり、晴れやかな気持ちで結婚生活をスタートできるはずです!
結婚相談所に対する世間一般のイメージ
結婚相談所に対するイメージは、時代とともに大きく変化しています。しかし、世代や価値観によって、その捉え方は様々です。
まずは、なぜ馴れ初めを気にする人がいるのか、その背景を整理していきましょう。
ポジティブなイメージ
近年、結婚相談所は、テレビCMやドラマ、インターネット、電車広告などで積極的にPRされており、そのイメージは確実に向上しています。特に、IBJグループをはじめとする大手結婚相談所のサービス内容や実績が広く知られるようになり、安心感や信頼感が高まっています。
安全に結婚相手を探せる
結婚相談所には、他の婚活サービスに比べて、安心して利用できるというイメージがあります。実際、入会時に身分証明書や独身証明書の提出が義務付けられている場合が多く、安全であると言えます。
これは、特に女性にとって重要なポイントです。結婚詐欺や遊び目的の出会いを避け、真剣に結婚を考えている相手と出会える可能性が高いという安心感は、結婚相談所ならではのメリットと言えるでしょう。
IBJの調査によると、2022年に成婚退会した女性会員のうち、25.8%が「結婚相談所は安全な出会いの場だと感じた」と回答しています。この数字からも、結婚相談所の安全性に対する信頼度の高さがうかがえます。(https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2024/04/2023IBJseikon_hakusyo.pdf)
スタッフに婚活サポートをしてもらえる
結婚相談所では、専任のカウンセラーやアドバイザーが、プロフィール作成からお見合いのセッティング、交際中の相談まで、手厚いサポートを提供してくれます。恋愛経験が少ない方や、異性とのコミュニケーションに自信がない方でも、安心して婚活を進められるというメリットがあります。
プロの視点から客観的なアドバイスをもらえることは、自分一人で婚活を進めるよりも、はるかに効率的です。また、自分では気づかなかった魅力や改善点を発見できることもあります。
結婚相談所のカウンセラーは、いつも親身になって相談に乗ってくれ、プロフィール写真の撮り方や、お見合いでの会話のコツなど、具体的なアドバイスをしてくれます。逆に耳が痛いことをズバリいうタイプもいます。こうしたサポートを強みとする結婚相談所やスタッフが結婚相談所のイメージにつながっています。
交際から結婚までがスピーディー
基本的に、結婚相談所に登録しているのは、真剣に結婚を考えている人ばかりです。お互いの意思が合致すれば、交際から結婚まで、スムーズに進みます。結婚を前提とした出会いなので、結婚後の生活設計や価値観についても、早い段階で話し合うことができます。
結婚相談所サンマリエでは、成婚退会したカップルのうち、約76%が交際期間1年未満で結婚を決めています。一般的な恋愛結婚に比べて、かなり早いペースと言えるでしょう。
ネガティブなイメージ
一方で、結婚相談所に対して、まだネガティブなイメージを持っている人も少なくありません。特に、年配の方や、結婚相談所を利用したことがない人の中には、古いイメージや偏見を持っている人もいます。
モテない人が登録している
「結婚相談所は、自力で結婚相手を見つけられない、モテない人が登録するところ」という、偏見を持つ人もいます。しかし、これはもう古い価値観であるとハッキリ伝えたいです。現代の結婚相談所には、様々な職業、年齢、価値観を持った人々が登録しているためです。
仕事が忙しくて出会いの機会がない、理想の相手となかなか出会えない、恋愛に奥手で自分からアプローチできないなど、結婚相談所を利用する理由は人それぞれです。
よくあるのは、職場が男性ばかりで、女性との出会いは全くなく、このままでは一生独身かもしれないと不安を感じている方が、効率的に結婚相手を探せる結婚相談所を利用するケース。仕事と婚活を両立させられる、いい事例なのではないでしょうか。
費用が高い
結婚相談所の利用には、入会金や月会費、成婚料など、ある程度の費用がかかります。金額としては10万円〜40万円ほどかかることも。「高い」と感じる人もいるでしょう。
一方で、専任カウンセラーによる手厚いサポート、質の高い出会い、そして、結婚という人生の大きな目標を達成できる可能性を考えれば、決して高い投資ではないと考える人も多いです。
お見合いのセッティングや交際中のフォローなど、きめ細やかなサポートを受けることができ、理想の相手と出会えれば、費用以上の価値があると言えるのではないでしょうか。
中高年層しかいなさそう
「結婚相談所は、行き遅れた中高年層向けのサービス」というイメージを持っている人もいますが、実際には、20代、30代の若い世代の利用者が増えています。これは、晩婚化や非婚化が進む現代社会において、結婚に対する価値観が多様化していること、そして、結婚相談所が若い世代のニーズに応えるサービスを提供していることが要因として挙げられます。
隠すべきか否かの判断基準
さて、本題です。「結婚相談所での出会いを隠すべきか、オープンにすべきか」。
カップルにとって、とても重要な判断です。結婚は、二人だけの問題ではなく、家族や親族、友人、職場など、様々な人間関係が関わってくるからです。周囲の反応や、社会的な視点も考慮しながら判断する必要があります。
結婚式の披露宴では、新郎新婦の馴れ初めを紹介するのが一般的です。しかし、必ずしも「結婚相談所で出会いました」と正直に言う必要はありません。近年では、プライバシー保護の観点から、馴れ初めを詳しく話さないカップルも増えています。
判断基準は、カップルそれぞれの価値観や、周囲の状況によって異なります。お互いがどうしたいか、正直に話したいか、隠したいか、よく話し合いましょう。これが最も重要なポイントです。どちらか一方が嫌がることは、避けるべきです。
家族の意向も無視できません。両親や親族が、結婚相談所での出会いをどう思うか、事前に確認しておきましょう。特に、年配の親族の中には、結婚相談所に対してネガティブなイメージを持っている人もいるかもしれません。
あるいは職場や友人など、周囲の人たちの価値観や、結婚相談所に対するイメージを考慮しましょう。もし、周囲に結婚相談所での出会いをオープンにしている人がいれば、その人に相談してみるのも良いでしょう。
結婚相談所での活動を隠すメリットと打ち明けるメリット
結婚相談所での出会いを隠すか、打ち明けるか、それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。どちらが良い、悪いということではなく、それぞれのカップルの状況や価値観によって、最適な選択は異なります。
周囲に隠したままにするメリット
隠すメリットは、一部の偏見を持つ人たちから、心ない噂話をされるリスクを避けられる点にあります。特に、地方や年配の方が多い地域では、まだ結婚相談所に対する偏見が残っている場合があり、近所付き合いに影響が出ることも。
これに付随して、デリケートな個人情報を、不特定多数の人に知られずに済みます。結婚相談所での活動は、プライベートな情報なので、知られたくない人もいるでしょう。
周囲に打ち明けるメリット
逆に、打ち明けるメリットとしてなによりも重視したいのが、嘘がバレて気まずい思いをする心配がありません。結婚生活は、長い時間を共に過ごすものです。嘘をつき続けることは、精神的な負担にもなります。結婚相談所での出会いを隠す必要がないため、オープンな気持ちで結婚生活をスタートできます。
また、結婚相談所での出会いを肯定的に捉えてくれる人たちから、祝福や応援を受けられます。特に、最近では結婚相談所での出会いは珍しくなくなってきているので、理解してくれる人も多いでしょう。結婚相談所での出会いを経験した人たちがいれば、共感し合ったり、情報交換ができたりします。同じ悩みを共有できる仲間がいることは、心強いものです。
家族や友人に馴れ初めを聞かれた時の対応術
親しい家族や友人から、馴れ初めを聞かれた時、どのように答えるのがベストでしょうか?具体的な対応術をいくつかご紹介します。
結婚相談所で出会ったことを伝える
もし、あなたが結婚相談所で活動していることを、家族や友人に打ち明けているなら、正直に「結婚相談所で出会った」と伝えても良いでしょう。きっとご友人やご家族は、心から祝福してくれ、結婚相談所での出会いを肯定的に受け止めてくれます。
この時、結婚相談所での活動を通じて、どのような経験をしたのかを具体的に話すと、より相手に理解してもらいやすくなります。
知人の紹介で出会ったことにする
もし、結婚相談所での出会いを隠したい場合は、「知人の紹介で出会った」ということにしても良いでしょう。結婚相談所にはカウンセラーがおり、婚活のサポートを行うため、嘘にはなりません。
この時、具体的なエピソードを事前に考えておくと、より自然に話すことができます。
例えば親族への挨拶の際に、馴れ初めを聞かれたので、「共通の友人が開いてくれた食事会で知り合いました。最初は友達として付き合っていたのですが、次第に惹かれ合って、お付き合いするようになりました」と答える、など。具体的なエピソードを用意しておけば、スムーズに答えることができ、場も和みます。
趣味サークルで出会ったことにする
もし、共通の趣味があるなら、「趣味のサークルで出会った」ということにしても良いでしょう。この場合も、具体的なエピソードを用意しておくと、より信憑性が増します。「実は、二人とも写真が好きで、写真サークルで出会った」。「アウトドアが好きで、一緒に登山やサウナ巡りをしているうちに、仲良くなった」などなど。共通の趣味があることで、話が盛り上がりやすくなります。
結婚式での馴れ初めスピーチ
結婚式の披露宴では、新郎新婦の馴れ初めをスピーチやプロフィール紹介で伝えるのが一般的です。しかし、近年では、そのスタイルも多様化しています。必ずしも馴れ初めを詳しく話す必要はなく、二人の人柄や、結婚に至るまでのエピソードを中心に紹介するケースも増えています。
真実を伝える
もし、両親や親族、親しい友人たちが、結婚相談所での出会いを知っているなら、正直に伝えても良いでしょう。この時、結婚相談所での出会いが、二人にとってどのような意味を持つのか、感謝の気持ちを込めて伝えると、より感動的なスピーチになります。
遠まわしに伝える
結婚相談所という言葉を直接使わずに、「婚活を通じて出会った」と、遠まわしに伝えることもできます。この場合、具体的な婚活の内容には触れず、二人がどのように惹かれ合ったのか、結婚を決意した理由などを中心に話すと良いでしょう。
あえて触れないでおく
もし、馴れ初めを話したくない場合は、スピーチやプロフィール紹介で、馴れ初めに触れないように、事前に結婚式のスタッフと打ち合わせておきましょう。この場合、二人の出会いについては触れず、出会ってからのエピソードや、二人の人柄、趣味などを中心に紹介してもらうと良いでしょう。
その際、結婚式のプランナーさんには「馴れ初めについては、あまり詳しく話したくない」とはっきり伝えること。プランナーさんから司会進行役に伝え漏れがないようにしておくと安心です。
二人の趣味や、共通の友人とのエピソードなどを中心に紹介してもらえれば、ゲストの方々にも、私たちの人柄や雰囲気を知ってもらうことができ、温かい雰囲気の披露宴になります。
近年では、結婚式のスタイルも多様化しており、必ずしも馴れ初めをスピーチする必要はありません。そもそも結婚式をやらない、という夫婦も多いです。自由な形で結婚を演出するカップルが増えており、出会いの経緯には聞かれたら個別で答える、というスタイルが令和流なのかもしれませんね。
まとめ
結婚相談所での出会いは、決して恥ずかしいことではありません。現代社会において、結婚相談所は、多くの人が利用する、一般的な出会いの手段の一つとなっています。大切なのは、二人でよく話し合い、自分たちらしい馴れ初めの伝え方を見つけることです。
結婚相談所での活動を、最初から周囲に打ち明けておくことで、後々、馴れ初めを伝える際の心理的な負担を軽減できます。また、周囲の理解や協力を得やすくなるというメリットもあります。逆に言わないことで、偏見を持たれるリスクを避けることができます。柔軟に判断してください。