結婚相談所の掛け持ちはあり?複数入会するメリット・デメリットを解説
【記事公開日】2019/7/12
【最終更新日】2024/3/4
目次
結婚相談所の掛け持ちは有効なのかを解説します。
結論は、複数入会は人それぞれの婚活スタイルや時間、金銭面の状況で大きく変わってきます。
この記事では、結婚相談所の掛け持ちはありなのか、複数入会のメリット・デメリットを基に解説していきます。
結婚相談所でお相手を探す3つの方法
多くの結婚相談所でのお相手探しは、会員のプロフィールが記載されているデータベースを自分で確認するものと、担当カウンセラーが自分にあったお相手を紹介してくれるものの2つが一般的です。
特に最近では、自身でデータベースを検索する形が増えており、さらに詳しくみていくと、大きく3つのタイプに分かれています。
1.「自社会員のみ」でのお相手探し
自分が入会した結婚相談所内の異性と出会う形になります。
ですから、それなりの規模でなくてはならず、テレビCMや雑誌などで会員を募集している大手の会社がこちらに該当します。
自社内でのお相手探しのメリットは、お相手の方が自分と同じような条件で入会しているので、安心して婚活を進められる点です。
しかし、自社内のみですと、時間が経つとよいお相手を紹介されなくなる場合も見受けられます。
2.「連盟会員のみ」でのお相手探し
個人経営など小規模な結婚相談所ですと、自社内に会員が少ないため、結婚相談所同士が連盟に入り、会員情報を共有して紹介し合う形になります。
ほとんどの小規模な結婚相談所は何かしらの連盟に入っており、中でも「日本結婚相談所連盟」や「日本ブライダル連盟」は有名で、多くの会員が加入しています。
連盟でのお相手探しのメリットは、会員数が多いのでより多くの方と出会うことができることです。
さらに、小規模な結婚相談所はアットホームな雰囲気のところが多く、担当カウンセラーとの距離が近くなりやすく、さまざまなことを相談しやすいです。
ただし、自社の会員が少ないことを不安に感じてしまったり、転勤などで引っ越しをした場合、引っ越し先に支店がなくサービスを受けられないということも考えられます。
3.「自社会員と連盟会員」の両方でのお相手探し
こちらのタイプは、自社内の会員と加入している連盟の両方からお相手探しができます。
自社内と連盟の両方のメリットは、自社内タイプの安心感と幅広い出会いの両方を受けることができる点です。
ただ、多くのお相手と出会えるので、1人に絞りきれずにズルズルと活動を続けてしまう傾向があります。
結婚相談所を掛け持ちするメリット・デメリット
続いて、複数入会することで発生するメリットとデメリットを見ていきましょう。
複数入会のメリット
1つの相談所で活動するよりも、より多くの人と出会える
お相手探しをするうえで、やはり1つの相談所で活動するよりも複数の方が出会えるお相手の数が多くなります。
短期間で成婚退会しやすい
多くの方と出会うことで、仮交際さらには真剣交際までステップアップする可能性がグッと高くなります。
そうなると、成婚退会までの期間も短くなります。
複数入会のデメリット
お金が倍かかる
一番のデメリットは、やはり入会や活動にかかる費用が倍かかることです。
お金に余裕のある方はよいですが、そういった人ばかりではありません。
無理して複数の結婚相談所の入会金などを支払ったのに、後々毎月の活動費を支払えず、生活もままならないとなってしまってはよいことはありません。
また、結婚相談所でのお見合いやデートの際の費用は男性が支払うことが多くなります。
ですから、男性の場合はより費用が多く掛かってしまいます。
婚活の時間が多く必要になる
入会する結婚相談所が増えると、婚活の時間も倍かかります。
また、仮交際のお相手が数人となると、人数分連絡を取る時間とデートの時間が必要となります。
複数のお相手とやりとりしていると間違うことも
複数の結婚相談所を利用すると、交際人数も増えてしまう傾向にあります。
多くの方と連絡をとっていると、うっかりお相手の名前や会話の内容を間違ってしまうことがあります。
せっかく順調にやりとりが進んでいたのに、たった1度のうっかりで会えなくなってしまうかもしれません。
また、人によってはどの結婚相談所で会った人だったのかわからなくなったり、というケースもありますので、現在交際中の相手のことを
・どの結婚相談所で出会ったのか
・相手のプロフィールなどしっかり把握しておく
など、わからなくなる前にメモをしておくと良いでしょう。
結婚相談所を掛け持ちする際の注意点
ここまで複数入会することで発生するメリットとデメリットを見ていきましたが、「私に合いそう!」または「迷っている結婚相談所が複数あるから前向きに考えたい!」と思った方は、下記の3点を事前に確認してから行動することをおすすめします。
確認せず複数入会してしまったら、後悔するかもしれません。
相手の探しの方法が被らないようにする
さきほども記載しましたが、連盟に加入している結婚相談所を掛け持ちする場合は、必ず連盟が同じ所ではないかを確認してください。
もし、同じ連盟でしたら、お相手のプロフィールであるデータベースが同じになるため、意味がありません。
また、結婚相談所および連盟によっては、加入者の世代や人数に違いが出ます。
自分に合う条件の連盟に加入している結婚相談所かどうかを事前にしっかりとリサーチしてから決めましょう。
時間的余裕があるか今一度考える
結婚相談所が2つになるということは、婚活の面談やお相手探しなどの時間が倍になるということです。
仕事をしながらの婚活はとても大変です。
また、やりとりする人数も多くなることが考えられますし、結果として婚活疲れに陥ってしまうこともあります。
サービス内容やルールを理解する
結婚相談所の数だけルールがあり、それぞれサービスや料金に違いがあります。
複数入会していると細かいことなど疎かになり、気付かぬうちにルールを破ってしまうことも考えられます。
婚活は相手があってのことですし、失礼や不快な思いをさせないように、事前に確認することを徹底しましょう。
結婚相談所の種類について詳しく知りたい方はこちらもお読みください→【2021年】結婚相談所のおすすめ7選を徹底比較
まとめ
結婚相談所を複数入会することで仮交際や真剣交際、また成婚までの道のりがスピードアップする可能性が一気に高まります。
しかし、婚活するあなた自身が時間的にも金銭的にも余裕がなければ、うまくはいきません。
婚活をする上でもっとも大切なことは、出会ったお相手に慎重に真摯に向き合うことです。
ここを疎かにしてしまっては、本末転倒となってしまいます。
まずは複数入会が自分の生活リズムや性格に合っているかを今一度確認し、それから行動することをおすすめします。