【男女別】結婚相談所の会員の年収は?年収が低い男性が成婚するコツも紹介
【記事公開日】2019/7/11
【最終更新日】2023/11/8
目次
結婚相談所の会員の平均年収を男女別に紹介します。
婚活中の女性が結婚相手に求める年収がいくらなのか、また年収が低い男性が結婚相談所で成婚するポイントも解説していきます。
日本の男性の平均年収
国税庁が令和2年に調査した、男性の平均年収の表をご覧ください。
20~24歳 | 278万円 |
25~29歳 | 403万円 |
30~34歳 | 470万円 |
35~39歳 | 529万円 |
40~44歳 | 582万円 |
45~49歳 | 629万円 |
50~54歳 | 679万円 |
55~59歳 | 686万円 |
60~64歳 | 522万円 |
65~69歳 | 406万円 |
男性の年収は、20代まではあまり大きな差はありませんが、30代以降にかなり差がでてくるようです。
【男女別】結婚相談所の会員の年収分布
次は、実際に結婚相談所で活動している男女の年収の分布を、結婚相談所サンマリエの例で見てみましょう。
男性の年収分布
結婚相手として人気のある年収層の男性会員が多く在籍しています。
女性の年収分布
安定した収入と生活基盤をお持ちの女性会員が多く在籍しています。
婚活中の女性が男性に求める年収は500万円以上?
婚活情報などでよく
「男性への希望条件は年収500万円以上」
という記述を見かけることがあるかと思いますが、これは全ての婚活女性に当てはまるわけではありません。実際は300万円台でも成婚できる人は多くいますし、500万円以上あっても成婚できない人は少なくありません。
かといって、女性が結婚相談所で活動する際、年収をパートナー選びの基準の一つとしてとらえる人が多いのも事実。収入面がネックになることも珍しくありません。
20代前半であれば年収が低くても将来成長が期待できることもあり、パートナー候補としてみてもらえる可能性も十分にあるでしょう。
しかし、年齢を重ねるにつれ、年収が低い男性の婚活は難しくなります。
特に年収300万円以下の男性は、結婚相談所の活動よりも婚活パーティーや婚活アプリなどの方が初期費用がかからない分リスクが低いでしょう。
それでは、年収が300万円あれば大丈夫なのでしょうか。
実は、年代によって違ってきます。
30代男性の年収が300~399万円の場合は、結婚相談所の選び方次第で成婚できる確率は高いです。ただ40代になってくると、年収300~399万円では正直厳しくなります。
それでも全く無理というわけではなく、成婚している人も存在します。
40代以降で年収300万円台の男性が成婚するケースには、以下の例が挙げられます。
・容姿が優れている
・人柄がよい
・安定した企業に勤めていて将来有望
・貯金がそれなりにある
・家事育児への積極性をアピール
このように、年収以外に魅力がある男性は年収の低さをカバーできます。
公務員のように収入が安定していて昇給など将来が期待できる場合は、現在の年収が300万円台でも問題ないと考える女性が多くみられます。
また、不動産など資産を所持している男性であれば、実際の年収はさほど問題視されないこともあるでしょう。
月々の収入も大切ですが、すでにまとまった貯金があれば将来的にも生活の不安を感じずに済むのが魅力です。
お金の使い方やマネー管理がしっかりしている人として好印象に映ります。
ほかにも、共働きが前提になるため家事育児への積極的な参加をアピールするなど、年収が低いという部分よりも魅力的なポイントがある男性は、結婚相談所でパートナーが見つかりやすいのが特徴です。
結婚相手を年収だけで選ぶのはNG!
一方、女性側も男性を年収だけで選ぶのはやめた方がいいでしょう。
その理由として、現在の年収が一生続くとは限らないことや、高望みばかりしていると成婚しにくいという点があげられます。
女性は男性にどれくらいの年収を求めているのか?
一般的には年収が高い男性のほうが婚活では有利です。
女性はどうしても妊娠出産などで仕事を離れるケースも想定されますので、安定した収入がある男性はやはり魅力的です。
しかし実際は、年収だけでなく内面や性格が自分と合っているかどうかチェックする人が増えています。
そして、家事育児の協力や仕事への理解など、年収にこだわらない女性が増えてきているのと共に、全ての女性が子供を持つことを選ぶわけではないという、昨今の情勢も関係しています。
年収以外の自分の魅力を伝える
男性の魅力は年収だけではありません。たとえば誠実であるとか紳士的であるなど、アピールできる点を何かひとつ持つことで、女性から好印象を持ってもらえるようになります。
また、服装や身だしなみを整えるだけではなく、自分に似合った髪型、服装選びや体重管理など、容姿を良くするにはそれなりの努力が必要です。
貯蓄をしてから登録する
結婚相談所では資産を記入する欄がありますので、年収を補う貯蓄等の資産がある場合はプロフィールへの記入を忘れないようにしましょう。
転職や資格取得で年収をUPする
就業してすぐなどの理由で、そのうち収入アップが見込める場合を除き、現状の収入があまりにも低い場合は人生設計をし直してみるのも良いでしょう。
アルバイトや派遣社員であるなら正社員を目指すことが必要ですし、資格取得や転職で収入アップを目指すのもおすすめです。
家事・育児に前向きだとアピールする
共働き希望の女性の中には、男性が積極的に家事や育児を行ってくれることを条件としている人も少なくありません。
また、子供を望まない女性の場合、男性側に過度な条件設定をしないことが多いようです。
自己PRなどで出来る限り、家事へ積極的に取り組むことをアピールすることで、こういった女性との出会いも可能です。
まとめ
今回は、結婚相談所で年収がどう見られるのかをご紹介しました。
婚活では、相手が求める生活水準や理想の暮らしがある場合、年収によってはお見合いやマッチングが成立しないこともあります。
男女とも条件にふりまわされて成婚がなかなかうまくいかない人は、「希望する条件に当てはまる人」なのか「生活を共にするために近い価値観を持った人」どちらと結婚したら幸せに過ごせるのかを考えてみる必要があります。
年齢、年収、学歴、など条件だけにとらわれず、本当に相性の良い相手をみつけ、幸せな結婚生活を目指していただきたいものです。